2011年12月4日日曜日

【あべふみこのあっちこち】ー新しい社会へーあべふみこ


震災は多くの人を海に沈め、土の中へ追いやった
彼らは理由もなく、そこへ追いやられた

生き残った者には責任がある
新しい社会を、新しい価値観を創っていく責任が

もう3.11前には戻れない

おし進めよう強力に
助け合いと、分かち合いのシステムを!

所有から共有への価値観を!

生き残った船と設備を糧に漁師が力強く
共生への道を踏み出す

太平洋岸の海の町 宮古市
森林に囲まれた小さな漁村
そこで始まった重茂(おもえ)「漁船シェアーリング」


約580人の漁師たちが力を合わせて
自分達が失業する危機をのりこえた

彼らをとらえていたのは、
生産物を消費者へ供給する責任であった

里では自分達の力を奪われないようにしようと
半農する若者が増えた

お米の協働に始まり、味噌、醤油、野菜、自然素材のお菓子まで

そこ、ここで小さな生産を共同で行い
分かち合う動きがおこっている

被災した海の民や里の民と
被爆した人々を見守り、助け合い、分かち合う
そんなシステムを世の中に
広く深くすすめていこう

そして、断末魔の資本の打ち出すTPPを越えていこう

ともに助け合い、分かち合っていこう
ともに助け合い、分かち合っていこう

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