2011年9月30日金曜日

【原発アクション】脱原発系ミュージックのラインナップです。

脱原発系ミュージックのラインナップです。

★原発ジプシー 加藤登紀子


★ラヴ・ミー・テンダー 忌野清志郎
http://www.youtube.com/watch?v=AqpjFCDIh4w&feature=fvwrel
(日・英の歌詞付き)
http://www.youtube.com/watch?v=AqpjFCDIh4w

★原発音頭 タイマーズ
http://www.youtube.com/watch?v=K2baSCycSWk&feature=related

★[Electric] power to the people (電)力を人々に
http://www.youtube.com/watch?v=UoOABnDb2Fk&feature=related
(日本語歌詞付バージョンはこちら)
http://www.youtube.com/watch?v=jtDqKOa1FDc

★サマータイムブルース RCサクセション
http://www.youtube.com/watch?v=GpF3hoKLiFY&feature=related

★ずっとウソだった 斉藤和義
http://www.youtube.com/watch?v=kExWZhelZ0s&feature=related

★不屈の民(日本語バージョン)
http://www.youtube.com/watch?v=189qes3HpCU&feature=related

★「東京電力 原発賛美歌」 byでんこ
http://www.youtube.com/watch?v=-15FJM9yKZU&feature=related

★ランキン&ダブアイヌバンド「誰にも見えない、匂いもない 2011」
http://www.youtube.com/watch?v=Z_Tg3sW9ElU

★Power to the People
http://www.youtube.com/watch?v=UoOABnDb2Fk&feature=related

★東電に入ろう
http://www.youtube.com/watch?v=z9AlurAWSiM&feature=related

★Internationale  Alistair Hulett and Jimmy Gregory
http://www.youtube.com/watch?v=PtAfIjRKUak

★イマジン 忌野清志郎
http://www.youtube.com/watch?v=QnKykvIp4Yg&feature=related

★あきらめないぞ!(On lâche rien)
http://www.youtube.com/watch?v=miY5ZuB1lZM

★ダッ!ダッ!脱・原発の歌/制服向上委員会
http://www.youtube.com/watch?v=ly_i8f-j0xU


第3回 TPPでは生きられない!連続講座のお知らせ

●テーマ:TPPで「人の移動と労働」はどうなる?
     ―国際ケア労働市場の視点から
●講師:安里和晃さん(京都大学文学研究科特定准教授)
●日時:2011年10月5日(水)18:30~20:30
●会場:千代田区淡路町「PARC自由学校2F教室」
http://www.parc-jp.org/guidance/guidance_04.html
 (地下鉄「淡路町」「新御茶ノ水」「小川町」、JR[お茶の水」)
●参加費:500円
●申込:muramachitpp@gmail.com
 (会場の関係で、できるだけ事前の申し込みをお願いします)

【内容】
TPPは多くの分野で無条件な自由競争を実現しようとする協定で、当然「人の移
動の自由化」も含んでいます。日本では他国とのFTAによってすでにアジア諸国
からの看護・介護労働者を受け入れ、アジア全体をカバーする形でケア労働市場
が形成されています。
学習会では、まず日本におけるアジア諸国からの看護・介護労働者の実態と問題
点を押えた上で、「日本のTPP参加」がそこにどのような影響をもたらすのか、
皆さんとともに考えます。
講師は、人の移動とケア労働について研究されている安里和晃さんです。

詳細はコチラ→http://bit.ly/p9WzCf
「TPPに反対する人々の運動」
http://www.geocities.jp/yaoyahyakusho/muramachi/home.html

【原発】福島県相馬市「原発さえなければ」自殺男性 壁に心の叫び

たんぽぽ舎【TMM:No1200】より抜粋

福島県相馬市「原発さえなければ」自殺男性 壁に心の叫び
酪農家 悲劇の語り部 講演に奔走「風化させぬ」
東電・国への怒り代弁


○東日本大震災の発生から三カ月後の六月十一日、福島県相馬市で五十代の男性酪農家が自ら命を絶っているのが発見された。≪原発さえなければと思ます≫(原文ママ)。借金して建てて間もない堆肥舎のベニヤ板の壁には、悲痛な叫びがチョークで書き付けられていた。今も、原発事故の放射能汚染禍と風評被害などに苦しむ酪農仲間は、何を思うのか。(中略)

○東京電力福島第一原発から約五十キロ、相馬市の山深い集落で、約三十頭の乳牛を育てていたAさん。六月十四日に営まれた葬儀には、隣の伊達市や飯館村など市内外の同業者が大勢駆けつけた。フィリピン人の妻、小学生と幼稚園児の息子二人の打ちひしがれた姿が参列者の涙を誘った。(中略)十年以上の付き合いという伊達市の酪農家、菅野伸一さん(五二)がAさんと最後に話したのは、同月九日。牧草の刈り入れを手伝ってもらうことになっていた。「朝、電話してきて『いろいろあって行けなくなった』と言うんだ。その時はふだんの彼のような気がしたんだけども」堆肥舎で首をつっているAさんが発見されたのは、その翌々日の十一日。壁には≪2011 6/10≫の記述とともに、こんなメッセージが残されていた。≪原発さえなければ≫(中略)「原発のせいで、何もかもおかしくなった。原発さえなければ、家族そろった人並みの生活がおらにだってできたんだ」「この先どうなるのか、酪農家はみな不安感にさいなまれている」。相馬市で家族と牧場を経営する女性はやり切れない思いを語る。「彼は何も悪くなかった。原発さえなければ、と思っているのは彼だけじゃない」

○「自分の村のことで精いっぱいで、彼の相談に乗ってやれなかった。今も悔やんでいる」(中略)プロジェクターを使って壁に投影されていた画像は、Aさんの書き残したメッセージだった。長谷川さんもAさんの仲間だった。(中略)「自分たちの体験を広く知ってもらうべきではないかとぼんやり考えていたが、迷いもあった。彼の死によって、決意が固まった。メッセージは一連の出来事を伝えてくれという彼の願いだと受け止めた」≪残った酪農家は原発に負けないで頑張てください≫≪仕事をする気力をなくしました≫とAさんが堆肥舎の壁に残したメッセージを読み上げる。(中略)Aさんはじめ酪農家の代表として、生の声で体験を語り続けることが今の自分に課せられた使命だと考えている。「飯館村は75%が山で、除染は簡単ではない。正直、戻るのは難しいと思う」と長谷川さんは唇をかむ。「風化するのを待っている人たちもいるだろう。でもそうはさせない。とんでもない事故が起きて福島県民が悲惨な目に遭ったことを忘れてもらうわけにはいかない。そのためなら、しばらく無職でいいんです」


2011年9月29日木曜日

【原発アクション】原子力損害賠償に対する要求

【転載】FoE Japan

原子力損害賠償紛争審査会の議論が極めて危惧すべき状況に入っています。政府が一方的に不十分な「避難区域」を定めた4月22日以降に、区域外から「自主」避難した多くの人々には、賠償はしないという方向が打ち出される恐れがあります。
…………… 転送・転載歓迎 …………

FoE Japanの満田です。
第14回原子力損害賠償紛争審査会において、自主的避難者に対する賠償に関する議論を受け、このたび、FoE Japanは、福島老朽原発を考える会と連名で、下記のような公開書簡を、原子力損害賠償紛争審査会宛に提出しました。内容としては、避難区域設定の問題を提起し、自主避難者の事情を勘案して、自主避難にも賠償を認めることを求めるものです。

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2011年9月26日
原子力損害賠償紛争審査会
委員各位
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線量が高い地域から「自主」避難をせざるをえなかった人々の声をきいてください被害を小さくみせかけないでください
http://www.foejapan.org/energy/news/110926.html
PDF版:http://dl.dropbox.com/u/23151586/110926_genbaishin_letter.pdf
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私たちは、福島の子どもたちを守るために活動を続けている市民団体です。9月21日の審査会での議論を傍聴し、このままでは、4月22日以降、放射線量が高い地域の方々が自らの判断で避難した場合、政府が極めて一方的に定めた「避難区域」の外であるというだけで賠償の対象とならないのではないかと、危惧と焦りを感じています。

私たちは活動を通じて、放射線量が高い地域の方々の声に接してきました。避難区域外であるというだけで半年以上も賠償の対象にならず、子どもを守るために借金覚悟で自主避難を決断する方も、母子だけで避難した方も、あるいは経済的な問題から、不安と罪悪感にさいなまれながら、とどまらざるを得ない方も多くいらっしゃいます(別紙1)。行政は住民を駆り出して除染を行っていますが、除染の効果はせいぜい1~2割で、除染しても雨が降ればまわりの山林から放射性物質が流れ込み、もとの黙阿弥という場所も少なくありません。自主避難した方も、経済的に苦しんでいらっしゃる方々もいます。

たとえば福島市の大波地区。住民は線量の計測を自主的に行い、事故直後から線量が高いことを危惧していました。国の測定でも比較的高い線量が観測されていましたが特に動きはありませんでした。福島市が6月17日と20日に行った計測では、地区内の2箇所で3マイクロシーベルト/時を超えました。国が7月に実施した自動車サーベイで、3.1マイクロシーベルト/時以上を計測した場所が多かったのにもかかわらず(図1)、その後実施した詳細調査で3.1マイクロシーベルト/時を超えた場所がないことを理由に、国や市は同地区を避難勧奨地点には指定しませんでした(表1)。説明会が開かれたのは9月3日で、事故から半年近くたっていました。3.1マイクロシーベルトは放射線管理区域基準(0.6マイクロシーベルト/時相当)の5倍以上の線量です。
伊達市や南相馬市では、子どもや妊婦への基準が設けられたのですが、福島市・大波地区では、子ども・妊婦を問わず同じ基準が適用されました。

9月3日開催された説明会で、福島市は「経済がダメになるから避難ではなく、除染を選択する」と大波地区の住民に説明しています。しかし、福島市の調査によれば、除染による効果は1m高で6.7%、50cm高で11.8%にとどまっています(図2)。しかも周囲を山に囲まれており、雨のたびに山から放射能を含む土が流れ込む位置にあります。

大波地区の住民は、高い線量が観測されていながら半年近くも放置され、あげく「避難より除染を選択する」との姿勢により、子ども基準も設けられずに避難勧奨の指定から外され、なかなか効果が上がらない除染に駆り出され、被ばくを強いられるという状況に置かれています。

どうか想像してみて下さい。

一般人の立ち入りが禁止され、厳重に管理されている放射線管理区域(0.6マイクロシーベルト/時に相当)以上の環境が広がっている中、そこで自分たちの子どもを遊ばせ、学ばせ、そこでずっと生活させることに不安を感じることは無理からぬことではないでしょうか。

これから子どもを産み、育てる女性が、そんな場所で出産を決断するでしょうか。ましてや、現在、食品の暫定基準値がきわめて高く設定され、福島県下の学校で県産材がむしろ積極的に利用されてきた中、福島の子どもたちは、食品を通じた内部被ばくの危機にすらさらされているのです。

そうした地域から避難し、被ばくを可能な限り避けることは「合理的」ではないのでしょうか。

9月3日開催された大波地区における説明会で、住民は以下のように反発しています。
・「畑は4μを越える、畑で長い時間を過ごす人が多い。なぜ生活の場である畑を測らないのか?」
・「線量が下がってから測っている。指定されないのは納得できない」
・「法令で定められた年1ミリをもとに避難基準を設定すべきではないか」
・「子どもたちは既に内部被ばくをしている。すぐに避難させて欲しい」
・「すべての子どもたちの避難に補償を出して欲しい」
・「山や畑の除染は不可能ではないか?」
・「除染でさらに被ばくさせられるのは納得できない」

さらに、最後に「万が一、将来ガンになったときに、東電は補償してくれるのか?」という住民の問いかけに対して、居合わせた東京電力は、以下のように回答しました。

東電:因果関係が証明できない場合は、補償しない。

言うまでもなく、放射能の影響によってガンの発症率が統計学的に有意に高まったことが疫学調査により証明できたとしても、ある個人のガンの原因が、放射能の影響なのか、他の理由によるものなのかを区別することは不可能です。東電の回答は、すなわち補償しない、ということを明確に言い切ったこととなります。

このような状況に置かれた住民が、自らの身を守るために、避難を選択することは、合理的と言えるのではないでしょうか?

国が設定した避難基準(年20ミリシーベルト)は、現在までの日本の法令や国際的な常識に比してもあまりに高い基準です(注)。現在までの日本の法令は社会的な合意のもとに制定されてきたはずであり、この20倍もの被ばくから住民が回避しようと行動することは、合理的と言えるのではないいでしょうか?

原子力安全委員会は、「現存被ばく状況にある(すなわち残留した放射性物質による被ばくが一定レベル以下に管理可能である。)ことについての判断の「めやす」を設定するに当たっては、予想される全被ばく経路(地表面沈着からの外部被ばく、再浮遊物質の吸入摂取による内部被ばく、飲食物等の経口摂取による内部被ばく等)からの被ばくを総合的に考慮しなければならない。この「めやす」の設定においては、空間線量率(μSv/h)、土壌の放射能濃度や表面沈着濃度(Bq/kg、Bq/m2)を使用することも考えられる。」(平成23年7月19日「今後の避難解除、復興に向けた放射線防護に関する基本的な考え方について」)としていますが、線量の基準には、内部被ばくや土壌汚染についての考慮は一切ありません。

またICRP の勧告に従えば、現存被ばく状況に適用されるバンドの 1?20mSv/年の下方の線量を選定することになります。これは20ミリならばよいという意味ではなく、原子力安全委員会によっても、20ミリシーベルトは安全基準ではなく、これを安全だと認めた国側専門家は誰もいません。ICRPは、長期的には、年間1mSvを目標とするとし、そのためにあらゆる措置をとることを求めていますが、福島市や郡山市を含む現存被ばく状況にあるとされる地域において、住民は半年以上も放置され、自主避難を余儀なくされているのです。

線量の高い地域に暮らす住民が、経済的な事情が理由で避難を妨げられてはなりません。こうしている間にも、住民たちは被ばくを重ねているのです。これは人道上の罪です。

さらに「自主」避難した方々は、原発事故さえなければ、そのような避難をする必要はなかった点にもご留意ください。これは、原発事故が故の厳然たる被害なのです。

どうぞ以上の事情をご勘案の上、自主避難の賠償を幅広くお認めくださるようお願いいたします。

国際環境NGO FoE Japan(フレンズ・オブ・ジ・アース・ジャパン)
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)

※連絡先:国際環境NGO FoE Japan(フレンズ・オブ・ジ・アース・ジャパン)
     満田(みつた)090-6142-1807
E-mail: finance@foejapan.org
     Tel: 03-6907-7217 Fax: 03-6907-7219

(別紙1)<自力(自主)避難者・避難希望者の声から>
本文中の図表は下記から。
http://www.foejapan.org/energy/news/pdf/110926_2.pdf

※参考資料
自主避難でアンケート実施
避難できない理由は「経済的な不安」、「仕事上の理由」求められる「自主」避難への賠償
http://www.foejapan.org/energy/news/p110725.html


国際環境NGO FoE Japan
  〒171-0014 東京都豊島区池袋3-30-8-1F
  Tel: 03-6907-7217  Fax:: 03-6907-7219
  Web:http://www.FoEJapan.org
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★FoE Japan原発チームの被ばく最小化に向けた活動にご支援を!
http://www.canpan.biz/products/detail.php?product_id=400
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2011年9月26日月曜日

【原発アクション】「浜岡原発は永久停止」牧之原市議会が決議へ

【転載】「脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会」(eシフト)


牧之原市議会が「浜岡原発は永久停止」決議を賛成多数で可決しました。すばらしい動きです。各新聞社で報道しています。先立って、西原茂樹市長はヨウ素剤備蓄を全市民分を予算提案しています。

既に市民アンケートでも停止か廃炉を求める声が6割との結果も出ており10キロ圏内議会として初めての決議で、静岡県内の反・脱原発の世論広がりに大きな影響を与えてくれます。

みどりの未来メンバーの牧之原市議の大石和央議員「福島原発震災の過酷な現状に大きな衝撃を受けたと云うこと」。大石議員は4月の5日、6日福島原発被災地の放射汚染測定に参加しています。


「浜岡原発は永久停止」牧之原市議会が決議へ

 静岡県牧之原市議会は21日の全員協議会で、中部電力浜岡原子力発電所(御前崎市)について、「確実な安全・安心が将来にわたって担保されない限り、永久停止にすべきだ」とする決議案を提出することを決めた。

 26日の本会議で賛成多数で可決される見通し。同原発の地元自治体でこうした決議が出るのは初めて。

 同原発の10キロ圏内に市域がかかる牧之原市は原発の運転再開に大きな影響力を持つ地元4市の一つ。

 決議案は「『原子力発電は安全』という神話が根底から崩れ去り、大きな衝撃を与えた。市においても、基幹産業である茶葉から放射性物質が検出され、風評被害を含め甚大な被害を受けた」とし、東海地震の震源域とされる地域に立地する浜岡原発の危険性を指摘している。

(2011年9月21日19時03分 読売新聞)


牧之原市、安定ヨウ素剤を全域で備蓄へ 市長方針(9/21 14:41)

 東日本大震災の福島第1原発事故を受けて、浜岡原発(御前崎市佐倉)に隣接する牧之原市は21日、放射性ヨウ素による甲状腺被ばくを防ぐ安定ヨウ素剤の錠剤を市内全域での10キロ圏外でも備蓄する方針を固めた。西原茂樹市長が同日、市役所相良庁舎で開かれた市議会全員協議会で報告した。
 同市では既に、浜岡原発から半径10キロ圏内の「防災対策を重点的に実施すべき範囲」(EPZ)区域内の市役所相良庁舎に2万錠、トーク地頭方(同市地頭方)に2万錠のほか、地頭方地区の公民館4カ所と地頭方小の計7カ所に計4万5千錠を備蓄している。
 今回は10キロ圏外の旧榛原町に立地する市役所榛原庁舎のほか、地頭方小以外の市内の全公立小中学校の計12校に配備する方針。新たな備蓄錠剤は約5万8千錠になる見込み。幼稚園と保育園にはヨウ素剤に関する問診票を配布する予定。西原茂樹市長は「アンケートでも要望があったように地頭方地区だけではなく、市内全域に備蓄を広げたい。市民の皆さんの安全安心を最優先に考えて、不安な状況をなくしていきたい」と述べた。
 市が今夏、市民を対象に実施した意識調査アンケートでは、浜岡原発の再稼働の是非について約6割の市民が停止か廃炉を求めるなど再稼働について反対している。


浜岡原発「再稼働反対」が6割 牧之原市が意識調査(8/17 14:30)

 牧之原市は17日、市民を対象にした実施した意識調査アンケートの結果(速報値)を発表した。現在、全面停止している中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)の再稼働の是非について、約6割の市民が停止か廃炉を求めるなど再稼働に反対していることが分かった。市は調査結果を踏まえて、今後の対応を協議する。
 アンケートでは浜岡原発の今後について、「停止した方が良い」が53・6%と、「廃炉(廃止、完全停止、撤去など含む)」が6・3%で、全体の6割を占めた。「安全が確認できれば稼働した方が良い」が19・8%、「どちらとも言えない」が10・7%だった。
 同日開かれた市議会全員協議会で、西原茂樹市長が明らかにした。協議会後、西原市長は「市民や議会、市内の企業の意向なども踏まえて、協議を重ねて再稼働についての判断を示したい」と述べた。
 アンケートは6月下旬から7月下旬にかけて、20歳以上の市民約1300人を無作為に抽出して調査票を発送して、605人から回答を得た。2007年度から意識調査は市民の意向や意識を市政に反映させるために実施。今年は浜岡原発の停止に伴い、初めて稼働についての是非を問う質問項目を盛り込んだ。


2011年9月21日水曜日

第5回 希望の島・東ティモール ―有機農業と自然エネルギー



第5回 希望の島・東ティモール ―有機農業と自然エネルギー
2011年10月9日(日)新宿ハーモニックホールにて

http://www.timorlorosae.jp/article/221624155.html


2011年9月11日日曜日

福島原発事故から「産消提携」を考える

福島原発事故から「産消提携」を考える
(私たちは「暫定規制値」で子どもたちを守れるか?)

呼びかけ いのちちとたべものNTW
釧路市 しっでぃーぐりーんネットワーク  札幌 ドリーム大地
 八王子 生活舎  ㈲ナチュランド本舗  大和市 なないろ畑農場
大和市 チャンプール  静岡 れんげ畑  オルター金沢
 高槻 生活者の会 こうべ消費者クラブ  山口県 スマイル生活


時  2011年9月18日
   午前10:00 開場 午前の部 11:00~13:00
                 午後の部 14:00~16:30
 所 品川第二地域センンター
   品川区南品川5-3-20  TEL 03-3472-2000
   交通 京浜急行「青物横丁」駅 下車5分
   羽田空港からは京浜急行で品川方面行き
   (駅員に急行等が停車するかどうか確認してください)
   で18分、400円

3.11東北地方太平洋岸を襲った地震・津波の膨大な被害から半年が経とうとしています。各地の復興へ向けてのご努力にご声援申し上げます。
しかし、福島第一の事故につきましては、今なお収束への道筋も見えず放射能の垂れ流しはやみません。
福島県近縁地から東北関東地方までの夥しい汚染に、今なお避難されている方。立ち直りの機会も奪われておられる生産者の皆様。
私たちも立ちすくむばかりですが、被災地から離れた地域から、「産消提携」再建のために、活動再開が必要だと考えます。
もちろん、被災地域の人達の安全と生活再建、そして私たちの会員の安全な暮らしのためにも、今一度私たちの活動のありかたを再考してみたいと思います。
 折しも、3.11以来、市民・生活者の意識は「脱原発」共生へと向かっているにもかかわらず、政治・経済は「喉元過ぎれば」相も変わらず「見果てぬ夢」へとシフトし出しました。
その狭間で、「いのち」や「くらし」がまたうち捨てられ行きます。
 この「地」ではなくこの「時」点、「いのち」と「くらし」の側に立ち止まる運動を再建しなければならないと考えます。
 「いのち」の側で立ちすくむ皆様の、ご参集をお願いいたします。

【原発アクション】9.11再稼働反対・脱原発!全国アクション

 ◆呼びかけ、これまでの経緯
 ◆賛同のお願い
 ◆韓国語版呼びかけ文[PDF]
 ◆英語版呼びかけ文
 【経産省を人間の鎖で囲もう!1万人アクション】
「経産省を人間の鎖で囲もう!
        1万人アクション 9月11日@東京」
集合&デモスタート地点が「西幸門」から「中幸門」(日比谷図書館裏、「西幸門」から100m)に変更になりました!

【最新版スケジュール】 new!
  ◎9月11日(日)
13:00
  → 日比谷公園・中幸門集合(霞ヶ関駅、内幸町駅)
13:30
  → デモ出発(新橋方面/東電前など通り日比谷公園まで)
15:30~17:00
  → 経済産業省(保安院)を1万人の「人間の鎖」で包囲!
※原発現地からの発言あり。
 要請書、プラカード、鳴り物など持ち寄り歓迎。
 パフォーマンスも歓迎! Ustream中継予定。
 いまだかつてないアクションを!
 ◆人間の鎖・周辺地図 [PDF]
 ◆【要請書】警察は不当なデモ規制をやめろ(実行委員会) new!

9.11-19脱原発アクションウィーク!
9月11日~19日は脱原発アクションウィーク。全国から声をあげましょう! 「9.11-19脱原発アクションウィーク」ウェブサイトでアクション登録を! (アクション登録はこちらから!)

福島原発事故緊急会議
進行中プロジェクト
●院内集会プロジェクト
●電力総連申し入れプロジェクト 
●被曝労働問題プロジェクト 
点検中の原発の再稼動を許さない!
【北海道・泊原発】
  >>>北海道・泊原発をめぐるアクション情報一覧
【佐賀・玄海原発】
  >>>佐賀・玄海原発をめぐるアクション情報一覧

非は否ではない、豊かさの幻想を突き抜ける非電化生活―非電化工房訪問記Ⅱ―

阿部文子

「20世紀は分業で経済を大きくしていくために、消費者と生産者という役割分担をした。
みんなで支出も収入も大きくしていった。そういうときには、仲間作りなんていうのは甘 ったれた話しとして切り捨てられた。
でも、経済成長が巨大な壁にぶつかったんだから・・・・生産と消費という考え方そのも のを変えていく必要がある。大事なのは、消費者と生産者が限りなくくっついていくこと です」(「テクテクノロジー革命」)

非は否ではない、電化という豊かさの幻想を突き抜ける非電化生活。日本全国の家庭に必ず1台はある吸引式電気掃除機。「元々は毛足の長いカーペットに、靴のまま上がるアメリカの習慣から発明され、発達したもの・・・でも、フローリングの家が多くなった今でも、私達は電気掃除機を手放すことが出来ず、わざわざ沢山の電気を使って、ゴミを吸い取っている。(「ビッグイシュー・ジャパン」)

そのエネルギー効率たるや「1世帯のゴミを掃除するのに、24万世帯のゴミを移動できるほどのエネルギーを使って吸い取っている」(「ビッグイシュー・ジャパン」)

「非電化掃除機の仕組みは簡単。手で掃除機を転がすと、中心部のブラシがタイヤの6倍の速度で回転し、紙くずやほこり、毛などあらゆるゴミをかきこんでくれる。・・・イメージはほうきと電気掃除機の中間。工作の得意な人なら自分でも制作できるし・・・・掃除が楽しくなる掃除機というのがポイントです」(「ビッグイシュー・ジャパン」)

一事が万事こうしたのりで藤村さんは、イオン式空気清浄機、非電化冷蔵庫、非電化除湿
機、卓上浄水器、パラボラ型ソーラークッカー、コーヒー焙煎器、ソーラーオーブン、乾
物製造装置、飲料器殺菌装置等、150種類を超えるまでに次々と発明していく。

見学中にぐっと来たのは籾殻ハウス。壁、床、屋根の全ての断熱に籾殻を使用し、自然の
空気の流れを促す換気(天窓換気扇、床下の換気口、屋根部屋の通気層など)によって、
室温調整を行うパッシブデザインの家。断熱性が高く、冬でも小型のだるまストーブで十
分だそうな。

藤村さんのところの見本は、金属製の支柱を用いた簡易基礎になっていたけれど、住居製
を考えて、ストローベイルハウスの作り方と合体させて、8畳くらいの部屋を二つ作る。
台所と風呂、トイレ棟を併設すると立派な居住空間になる。移住した若者が空き地を借り
て住むには適している。

費用は部屋の部分2棟で50万円、台所棟が50万円、その他50万円(地ならしなど)
計150万円で可能ではないか。こうして具体的に実現可能な創造力を広げてくれる非電
化生活。東京電力に依存しなくても生活していけそうで、うれし~い!
 

2011年9月8日木曜日

チェルノブイリ: 百万人の犠牲者 Chernobyl: A Million Casualties

ヤブロコフ・ネフテレンコ報告


http://t.co/PnOozId


2011年9月1日木曜日

【原発アクション】原発輸出政策についての国際署名

【転載】FoE Japan


【緊急国際署名】
日本政府は原発輸出推進政策を即刻止め
世界の脱原発をリードしてください
日本語:http://www.foejapan.org/energy/news/110831.html 


2011年8月31日

●要請●
私たちは日本政府に以下を要請します。
1. 原発輸出推進政策を即刻止めること
2. 現在ある原発輸出計画を白紙にすること
3. 世界の脱原発の実現のためのリーダーシップを発揮すること

●趣旨●
2011年3月11日に発生した東北太平洋沖大地震とそれに伴う津波によって、東京電力福島第一原子力発電所は大量の放射能を環境中に放出する大事故を引き起こしました。現在もその収束の目処は立たず、福島や東北・関東の広範囲にわたる地域を、また世界の海洋環境をも汚染し続けています。

私たちは、スリーマイル島原子力発電所事故、チェルノブイリ原子力発電所事故を経てもなお福島第一原子力発電所事故を防ぐことができませんでした。放射能は微量であっても遺伝子を傷つけ、特に子どもや妊婦など、次世代を担う人たちを最も危険にさらします。もはや、原発が人類と共存できないことは明らかです。事故により、福島の方々をはじめ多くの方々が苦しみの中にいる今、私たちは国を超えて、福島原発事故の被害者の方々に寄り添い、支援の和を拡げるとともに、未来の世代のために、世界の脱原発を目指すべきだと考えます。

日本政府はこれまで日本の高い技術力を誇ってきましたが、今回の福島原発事故は、技術で過酷事故を防ぐことはできないことを証明しました。菅直人前首相は、事故後、脱原発を打ち出し、日本政府は、「事故の原因について徹底的な検証を行いつつ、原子力発電所の新増設を含む今後のエネルギー政策の在り方について、国民各層の御意見を踏まえて検討を進めたい(7月1日閣議決定)」として、国内の原発政策について見直す方針を示しています。

ところが原発輸出に関して、日本政府は8月5日、「原発の安全確保は一義的には各国の責任」とし、「諸外国が我が国の原子力技術を活用したいと希望する場合には、我が国としては、相手国の意向を踏まえつつ、世界最高水準の安全性を有するものを提供していくべきであると考える」として、引き続き原発輸出を継続する方針を閣議決定しました。事故の検証も終わらず、日本国内ですら国民的議論も十分行われていない中、海外への原発輸出を推進することは明らかにダブルスタンダードであり、誤りです。また、未だに事故を収束できず、多くの国民が苦難の中に暮らし、十分な救済が図られていない中で、日本政府が海外への原発輸出を継続することは、被害の拡大・拡散を推進することにつながりかねず、倫理的にも許されるものではありません。

また、今回のような事故処理費を加えるまでもなく、原発にかかるコストは膨大であることが明確となっています。輸出をすれば、その負担を当該国の人々に負わせることにもなります。日本には、ビジネスあるいは国際協力という観点からも、原発よりも省エネ及び再生可能エネルギーの関連技術の推進が期待されます。

私たちは、広島、長崎の原爆を経験し、さらに福島原発事故による核の被害を経験した日本の政府が、これ以上人類が原発による惨禍を繰り返さないように、世界の脱原発をリードし、原発に頼らない持続可能で平和な社会を築く手本を示されることを切に願います。

以上
●呼びかけ団体●
国際環境NGO FoE Japan
「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
インドネシア民主化支援ネットワーク
高木仁三郎市民科学基金
メコン・ウォッチ
原子力資料情報室
グリーン・アクション

●第一次締切●
2011年9月9日

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●お問い合わせ●
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