2015年12月26日土曜日

【イベント】「つながれアジア!葬れTPP!1.30国際シンポジウム」のご案内

2015年10月5日に環太平洋経済連携協定(TPP)の閣僚会合で「大筋合意」が行われたと発表されましたが、それは日本代表団がギブアップしただけのことで他の国はギブアップしたわけではありません。
まだTPPは終わったわけではありません。2016年はまさしくTPPをめぐる正念場の年です。

「TPPに反対する人々の運動」では、1月30日に、ニュージーランド、マレーシア、韓国から活動家を招いて「つながれアジア!葬れTPP!国際シンポジウム」を開催しす。多くの皆さんのご参加をお願いします。事前の申し込みなどはいりません。

≪つながれアジア!葬れTPP!1.30国際シンポジウム≫

日時 2016年1月30日(土)13:30~17:00

場所 港区芝浦3-2-22 「田町交通ビル」6階ホール
   JR田町駅(山手線・京浜東北線)芝浦口3分、地下鉄三田駅(三田線・浅草線)
地図 http://laborfesta.exblog.jp/22654759

海外ゲスト
ニュージーランド モアナ・マニアポトさん
TPPなどグローバリゼーションに対抗する活動家。先住民族マオリの芸術家として国際的に活躍。動画はこちら→ Final%20Sol.mp4-dl=0

マレーシア ファウワズ・アブドゥル・アズィズさん
独立系のメディアでジャ-ナリストとして自由貿易協定の影響を報道。現在は第3世界ネットワ-クで政策・提言活動。

韓国 チョン・テイン(鄭 泰仁)さん
ノ・ムヒョン元大統領の首席秘書官を務め、韓米FTAに反対して辞任後、韓米FTA阻止汎国民運動本部で運動に尽力。ソウル市の社会的経済の政策・理論面を担当。

参加費  800円
連絡先  TPPに反対する人々の運動(080-3080-0650 市村)
 
 

2015年12月18日金曜日

【あべふみこのあっちこち】鴨川―その野と山と海

阿部文子

鴨川市は、有名なシ-ワールドや亀田病院群の太平洋海岸に近い鴨川駅周辺から、保田や浜金谷の東京湾に連なる変化にとんだ地域である。我が家は2kmも行くと南房総市と境になる鴨川市のどんづまりにあるが、市民運動が盛んな地域でもある。

1 鴨川9条の会

「あべ政権を許さない」活動の中心になっている「鴨川9条の会」は、現在毎月19日には、国会に車で乗り合わせて参加し、安倍政権包囲網行動に参加している。行きの道中、車の中がまた楽しい。いろんな意見交換をする。国会前は毎回「鴨川9条の会」ののぼり旗を目印についていくのがやっとの混雑ぶりである。「あべ政権を許さない」行動は、戦争をごり押しする安倍政権をたおし、戦争法を廃案にするまで続けなければならないし、続くだろう。

2「まちの縁側かもがわ」

「まちの縁側かもがわ」は鴨川市街地に近い貝塚一戦場塚にある。鴨川は千葉県ではもっとも放射能汚染が少ない地域の1つであることを利用して、被爆した子供達と親の保養の宿泊施設である。

緑に囲まれた2階建ての1軒屋で、持ち主は近くのマンションに住んでいるので、気兼ねなく、ゆっくり過ごせる。鴨川の海にも近いし、シーワールドにも近い。お申し込みはホームページからどうぞ。

3 あわのば awanova

あわのば主に鴨川に移住した市民によって、毎月1 回新月の日に開催される互助マーケット&カフェである。提供品の基本はオーガニックか手作り食品。お米や豆類、パンやお菓子、チーズやコーヒー、雑貨や野菜・・・・。

私も「遊学の森コミュニティートレード」として、さわのはなの玄米、トラスト醤油、菜種油、有機栽培わたらい茶、宮古島もずく、パレスティナオリーブ油、オリーブ石鹸、お塩などを出展する。

日曜・祭日に重なると、さらに出展者は増え、古本屋、手作りアクセサリー、占い師、子どもへの絵本読み聞かせなどバラエティーに満ちる。軽い昼食も出来、10個のテーブルはほぼ満席。その中で毎回目立つのは、妻が日本人という外人勢グループである。子どもがいる人もいて交流の場になっている。夏になると夕涼みをかねて、影絵上映会をやることもある。

私は毎回、愛犬クロと一緒に参加して,本を読んだり、おしゃべりをしたりして充実した終日を過ごす。このような出展している人々を、新しい社会の方向性を示す「生産・消費者」と呼ぶこともある。(つづく)

2015年12月15日火曜日

2015年11月21日土曜日

【 遺伝子組み換え】有機農業ニュースクリップ No.689 米国FDA GMサケを「安全」として承認

【転載】
━ No.689 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  有機農業ニュースクリップ

                  2015.11.20
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

≪ 今日の目次 ≫
 ■米国FDA GMサケを「安全」として承認
  200万人の反対の声を無視


≪ 遺伝子組み換え ≫
■米国FDA GMサケを「安全」として承認
 200万人の反対の声を無視

  米国食品医薬品局(FDA)は11月19日、「成長が早い」というアクアバウンティ社の遺伝子組み換え(GM)サケを食べても安全であるとして承認した。過去最大の200万人が承認反対の意見をFDAに提出していた。このアクアバウンティのGMサケは、日本では承認申請されていない。生産規模からしても、このGMサケがすぐに日本の食卓に上る可能性は微妙だが、このGMサケを手初めとして、GM魚やGM動物(肉)の商業的な販売が取りざたされてくる可能性がある。

  FDAは、組み込まれたDNAが世代間で安定していて、栄養的にも問題ないと判断したとしている。

  FDAはまた、GM動物に組み込まれるDNAが、連邦食品医薬品化粧品法の動物薬の規定と合致するため、この動物薬の規定でGM動物を管理するとした。

  FDAはまた、消費者の義務的なGM表示要求の声の高まりを考慮し、GMサケととともに、GM作物由来成分を含む食品の自主的なGM表示に関する2つガイダンスの草案を公表し意見募集を始めるともしている。しかし、強制力を持たないガイダンスによる表示が、どこまで実効性を確保できるか大きな疑問が残る。

  ◆FDAが示した表示例(案)
   “Not genetically engineered.”
     「遺伝子組み換えではない」
     “Not genetically modified through the use of
    modern biotechnology.”
     「バイオテクノロジーを用いた遺伝子組み換えではない」
   “We do not use Atlantic salmon produced using
    modern biotechnology.”
     「バイオテクノロジーを使って生産される大西洋サケ不使用」

 ● 重大な環境影響 天然サケは絶滅の可能性も指摘

  アクアバウンティのGMサケは、陸上の隔離した施設で採卵、養殖されるとしている。しかし、GMサケが海に逃げ出した場合、天然のサケは十数代で絶滅すると試算されている程に、環境への影響は大きいと見られている。FDAは、このGMサケは不妊だとしているが、このGMサケが他のサケと交雑の可能性がある、とが指摘されている。

  FDAは、このGMサケの物理的封じ込め措置は十分であると判断できるとした。しかし、米国内での養殖を認めないともしている。

 ・FDA, 2015-11-19
  FDA takes several actions involving genetically
  engineered plants and animals for food
  http://www.centerforfoodsafety.org/press-releases/4131/fda-approves-first-genetically-engineered-animal-for-human-consumption-over-the-objections-of-millions

 ・Royal Society, 2013-5-23
  Hybridization between genetically modified Atlantic salmon
  and wild brown trout reveals novel ecological interactions
  http://rspb.royalsocietypublishing.org/content/280/1763/20131047.full.pdf+html

  このGMサケは、カナダで採卵し、パナマの山地に設けられた施設で養殖されるという。FDAの認定の一方で、米国の食品安全センター(CFS:Center for Food Safety)などから封じ込め措置が不十分だと指摘されている。アクアバウンティは2013年、パナマのGMサケの養魚場が環境法違反したとして約1万ドルの罰金刑を受けている。英国のガーディアン紙は2013年、パナマの標高1500mの山中にある、かなり「貧弱」に見える養魚施設を映像つきで報じている。外観からは、厳重な封じ込め措置がとられているとは見えそうもない施設だ。

 ・Guardian, 2013-4-24
  GM salmon's global HQ -
  1,500m high in the Panamanian rainforest
  www.theguardian.com/environment/2013/apr/24/genetically-modified-salmon-aquabounty-panama-united-states

  ロイターによれば、このGMサケが一般に販売されるには2年かかると見られているという。しかし、米国のセーフウェイ、クローガーなどの一部の大手食品チェーンは、GMサケの販売はしないと明言している。すでに米国ではGMサケの不買運動が展開され、約9千の食料品店やレストランなどが取り扱わないことを宣言している。米国消費者のGM離れが顕著になっている中、どのように販売されるか不透明だ。

 ・Reuters, 2015-11-19
  U.S. clears genetically modified salmon for
  human consumption
  http://www.reuters.com/article/idUSL1N13E1X620151119


 ● 市民団体は承認取り消し訴訟を準備

  FDAの承認を受けて、しみんの大きな反対の声を背景にした米国の市民団体や環境団体は19日、即座に承認反対の声明を出した。

  この間一貫して遺伝子組み換え食品に反対してきた食品安全センターは19日、承認は環境に深刻な影響があり、FDAは市民を保護する義務を怠った、と承認を非難する声明を出した。その中で、他の反対している団体と協力して、承認取り消しを求めて提訴する方針を明らかにした。

  食品安全センターとともに承認に反対してきたFood & Water Watch も19日、GMサケの販売阻止に向けてあらゆる手段を検討しているとの声明を発表した。また、オバマ大統領が、この承認を覆すよう訴えるとしている。

  大地の友(FoE:Friends of the Earth)も19日、承認反対の声明を発表し、このGMサケの承認が、開発中の35種に上るGM魚承認の先例となるとし、GMサケの販売や提供拒否宣言の運動を続けるとしている。

  カナダのGM反対の運動を続けているカナダ・バイオテクノロジー行動ネットワーク(CBAN)は19日、環境に重大な脅威をもたらす懸念があるとして承認に反対する声明を出した。アクアバウンティは、カナダのプリンス・エドワード島に採卵施設を設けている。カナダ政府は、この施設での採卵とパナマへの移出を承認している。CBANは2014年1月、この承認の取り消しを求めて提訴し、裁判で争っている。CBANは、なぜ、米国で認められないGMサケの商業生産が、カナダでは認められるのか、と疑問を投げかけている。

 ・Center for Food Safety, 2015-11-19
  FDA Approves First Genetically Engineered Animal for Human Consumption Over the Objections of Millions
  http://www.centerforfoodsafety.org/press-releases/4131/fda-approves-first-genetically-engineered-animal-for-human-consumption-over-the-objections-of-millions

 ・Food and Water Watch, 2015-11-19
  FDA Approves Unlabeled GMO Salmon Despite Widespread Opposition from Scientists, Consumers and Members of Congress
  http://www.foodandwaterwatch.org/news/fda-approves-unlabeled-gmo-salmon-despite-widespread-opposition-scientists-consumers-and

 ・Friends of the Earth, 2015-11-19
  FDA's approval of GMO salmon denounced
  http://www.foe.org/news/news-releases/2015-11-fdas-approval-of-gmo-salmon-denounced

 ・Canadian Biotechnology Action Network
  Canadian Groups Concerned as US Approves GM Salmon - Canada to produce GM fish eggs
  http://www.cban.ca/Press/Press-Releases/Canadian-Groups-Concerned-as-US-Approves-GM-Salmon-Canada-to-produce-GM-fish-eggs


 ◆アクアバウンティ
  GMサケを開発したアクアバウンティは2013年、米国バイオ企業のIntrexon社に買収されている。Intrexonは、GMリンゴのオカナガン、GM昆虫のオキシテック(英)も買収し傘下に納めている。


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 有機農業ニュースクリップ
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2015年11月3日火曜日

【遺伝子組み換え】『モンサント――世界の農業を支配する遺伝子組み換え企業』

『モンサント――世界の農業を支配する遺伝子組み換え企業』
マリー=モニク・ロバン (著), 戸田 清 (監修), 村澤 真保呂 (翻訳), 上尾 真道 (翻訳)

次の標的は、TPP(環太平洋パートナーシップ)協定の日本だ!
PCB、枯葉剤…と史上最悪の公害をくり返し、現在、遺伝子組み換え種子によって世界の農業への支配を進めるモンサント社

――その驚くべき実態と世界戦略を暴く!世界で話題騒然! 16か国で刊行。

2015年10月25日日曜日

【映画】『遺伝子組み換えルーレット』日本語版 完成記念上映会&トーク


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・
┃PARCの翻訳DVDプロジェクト
┃『遺伝子組み換えルーレット―私たちの生命のギャンブル』
┃ ★10月31日(土)日本語版完成上映会&トーク
┃ 【公式サイト】http://geneticroulette.net/
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・
遺伝子組み換え作物が大規模栽培され始めてから約20年。
この間に米国ではさまざまな慢性疾患が急増しました。アレルギー、自己免疫性疾患、自閉症、糖尿病、ガン、不妊、出生異常…。
これにはさまざまな要因が考えられます。米国から大量の遺伝子組み換え作物を輸入している日本でもこれらのことは対岸の火事ではすまされません。

近年、米国の専門家は、遺伝子組み換えがこれらの慢性疾患の急増の原因の1つになっている可能性を指摘しています。その連関に気がついた市民たちが家庭の食を変え、さまざまな疾病に苦しんでいた子どもの症状が変わっていく。家畜の病気に悩んでいた農家に笑顔が戻る。
そんな事実の積み重ねが今、米国あちこちで遺伝子組み換えに反対し、遺伝子組み換え食品表示義務を求める動きの盛り上がりにつながっています。

そうした動きに焦点をあてたドキュメンタリー映画『遺伝子組み換えルーレットー私たちの生命のギャンブル』(ジェフリー・M・スミス製作)を日本でも多くの方に観ていただきたいとの思いから、2015年7月、私たちは日本語版製作プロジェクトを立ち上げました。
クラウドファンディングにて皆様に資金支援をお願いし、多くの専門家・活動家の皆さんからも応援メッセージをいただきました。

多くの方からの共感とご支援をいただいた結果、製作も順調に進み、このたび完成上映会を開催できる運びとなりました。
本作品の日本初の上映の貴重な機会です。ぜひご参加ください!

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◆『遺伝子組み換えルーレット―私たちの生命のギャンブル』
日本語版 完成記念上映会&トーク
日時:2015年10月31日(土)18:30~20:50 (開場18:10)
会場:東京ウィメンズプラザ ホール
          (地下鉄表参道駅、JR渋谷駅下車)
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目53-67
         交通アクセス・地図 http://www1.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/outline/tabid/136/Default.aspx
参加費:1500円
※予約優先
※クラウドファンディグ支援者の方は無料(要予約)
※託児あり。先着順(要申込)

プログラム
・ドキュメンタリー映画
『遺伝子組み換えルーレット―私たちの生命のギャンブル』上映(85分)
・完成記念トーク
「遺伝子組み換えによる健康被害の実態と私たちにできること」
安田美絵(自然食研究家・社会活動家)
印鑰智哉(オルター・トレード・ジャパン:ATJ)
内田聖子(アジア太平洋資料センター:PARC)
お申し込み:http://geneticroulette.net/event/20151031 

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◆クラウドファンディングについて
日本語版製作に向けて、クラウドファンディング実施中!
https://motion-gallery.net/projects/parc201507

◆ドキュメンタリー映画
『遺伝子組み換えルーレット』日本語版公式ホームページ
http://geneticroulette.net/

【映画】種をつぐ人びと

■映画 種をつぐ人びと
予告編動画 


この100年で90%の在来種が絶滅したという。食の工業化や大
量生産に伴い、種の多くは大量生産に適するといわれる遺伝子組換え種子(GM)や一代雑種(F1)になり、大量生産に向かない在来種をつなぐ人たちが減ったからだ。一代雑種は、種を採り蒔いたとしても親と同じ特性の種にならないため、農家は毎年種を買い続けなくてはならない。遺伝子組換え種子もまた、巨大企業の契約に縛られているため農家が自由に種を採り、蒔くことはできない。
種は誰のものか。巨大企業を相手に、種の主権は自分たちにあると有機の種農家が訴える。そして絶滅の危機にあった在来種を蘇らせ、再び世に広める様々な取り組みを描いた作品。

原題の『Open Sesame』は直訳すると「開けゴマ!」。アリババが盗賊に盗まれた財宝を市民に取り戻すために宝が隠されていた洞窟を開ける呪文。作品の中で出てくる「開けゴマ」の運動は、巨大種子会社に独占された種を市民に取り戻す運動。

公式サイト:http://www.opensesamemovie.com

この映画は、12月20日に国際有機農業映画祭で上映します。
http://www.yuki-eiga.com/
***

関連:エコロジー活動家の先駆者達が設立したガイア財団とアフリカ生物多様性ネットワークの合作映画「Seeds of Freedam」直訳して「種の自由」。GMO種子(遺伝子組み換え種子)に 関する無料視聴短編映画です。

何故「種が自由」なのかと言えば、遺伝子組み換え作物(GMO)種子の世界シェア90%の米国モンサント社が自社のGMO種子の特許を取ってしまったから。自然交配した作物を見つけては「特許侵害」と農家に言い立てて多額の賠償金を請求し、いったい種は誰のものなのかと大問題になっています。

現在世界のGMO種子の3大企業と言えば、米国モンサント社、米国デュポン社、スイスのシンジェンタン社。モンサント社・シンジェンタ社に目を付けたのが、飢餓で苦しむアフリカ。加えてロックフェラー財団とビル&メリンダ・ゲイツ財団が「AGRA(アフリカ緑の革命のための同盟)」を設立し、これに関わっている日本の財団が笹川平和財団。

彼等の主張は「アフリカの人口を養うためにはGMOだけが唯一の道である」と言うものです。もちろん多くのアフリカの農民たちはGMOに「NO!」と声をあげています。
アフリカや発展途上国のGMO反対の声を世界に届けるため制作された約30分の短編映画が『 Seeds of Freedam』

無料視聴可能ですが、残念ながら英語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語・ルーマニア語のみ。映像を見るだけでも概要はお分かり頂けると思いますので是非ご覧ください。↓

http://www.seedsoffreedom.info/watc…/watch-the-film-english/ 

TOKYO ECO & ORGANIC LIFE Ⅱ より

2015年10月17日土曜日

【TPP】TPP大筋合意に達したは大嘘


TPP大筋合意に達したは大嘘。
どの国も合意などには達しておらず日本だけが国民誘導の為に嘘をついていることがわかりました。

東京ではこのニュース報道が禁止されていると堤さんは言っている。
まだ始まってなければ終わってもいない。
反対ののろしを諦めていた人には朗報です。
これからも国民搾取を目論む自公民とその企業には反対をつきつけていかなければならない。

2015年10月1日木曜日

2015年9月22日火曜日

【遺伝子組み換え】スコットランド GM作物栽培禁止へ ー 有機農業ニュースクリップ No.687

【転載】
━ No.687 ━━━━━━━━━━━━━━━━━
                有機農業ニュースクリップ
               2015.09.22
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

≪ 今日の目次 ≫
 ■スコットランド GM作物栽培禁止へ
 ■フランス GM栽培栽培規制を強化

≪ 遺伝子組み換え ≫
■スコットランド GM作物栽培禁止へ
 
 スコットランド行政府は8月9日声明を発表し、スコットランドのきれいな、緑の地位を保護するために遺伝子組み換え(GM)作物栽培を禁止するとの方針を明らかにした。リチャード・ロックヘッド農務長官は、GM作物栽培により「美しい自然環境」というブランドが打撃を受ける懸念があり、栽培禁止により140億ポンド(約2兆7千億円)の食品産業の将来を賭けるとした。さらに、GM食品が消費者の支持を得られていないこと、GM作物が栽培されていないことがスコットランドの農産物にプレミアとなっていることなどをあげた。
 スコットランド緑の党のアリソン・ジョンストンさんは、このGM作物栽培禁止方針を歓迎しつつ、畜産製品へのGM飼料由来について表示改善をさらに推し進めるよう、農務大臣へ呼びかけたという。英国では、肉、卵や乳製品がGM飼料由来であることを明示するよう求める消費者の運動が起きている。
 一方、ナショナル・ファーマーズ・ユニオン(NFU)・スコットランドのスコット・ウォーカー氏は「失望」を表明し、他国と同じようにGM作物栽培すべきとしたという。
 EUは3月、膠着していたGM作物栽培規制について、これまでのEU一体の規制をあきらめ、加盟国に栽培規制を委ねるとするEU指令の改正を行った。これを受けて、英国でのGM作物栽培開始が取りざたされている。ウェールズと北アイルランドもGM作物栽培には反対しており、、イングランドでの栽培開始が焦点となる。
 消費者のGMへの支持の有無が、GM作物栽培禁止に対して重要な意味を持つことを示している。

 ・Scottish Government, 2015-8-9
  GM crop ban
  http://scottishgovernment.presscentre.com/News/GM-crop-ban-1bd2.aspx

 ・BBC, 2015-8-9
  Scotland to ban GM crop growing
  http://www.bbc.com/news/uk-scotland-scotland-politics-33833958

 ・Herald Scotland, 2015-8-9
  Scotland bans GM crops to protect the nation's
  'clean, green' brand
  http://m.heraldscotland.com/news/13583644.Scotland_bans_GM_crops_to_protect_the_nation_s__clean__green__brand/


■フランス GM栽培栽培規制を強化

 フランスは9月17日、加盟国に遺伝子組み換え作物(GM)の栽培規制を委ねるとするEUの新しいGM規制制度を使い、GMトウモロコシの栽培禁止を決め、EUに通告した。栽培禁止となるGMトウモロコシは、モンサントのMON810のほか、パイオニアの1507などの栽培承認待ちの9品種が含まれるとしている。これにより、今後、これらの品種がEUで承認されても、フランスでは栽培が禁止されることになる。
 EUでは、新しいEU指令に基づき、すでにギリシャとラトビアとが遺伝子組み換えトウモロコシの栽培禁止を通告し、ドイツも8月に禁止を表明している。英国ではスコットランドがGM作物栽培禁止を明らかにしている。

 ・Reuters, 2015-9-17
  France bolsters ban on genetically modified crops
  http://www.reuters.com/article/2015/09/17/france-gmo-idUSL5N11N16620150917

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有機農業ニュースクリップ
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 遺伝子組み換え関連情報:
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2015年9月19日土曜日

【イベント】映画上映会「パパ 遺伝子組み換えってなあに?」

日本でも、実は大量に流通している遺伝子組み換え食品。アメリカの子育てパパの目を通して明らかになるその実態とは? ユーモアあふれる話題の映画を通して、遺伝子組み換えのことをもっと知りましょう。

上映の後は、日本の遺伝子組み換え表示のしくみについて、楽しく学べるゲーム形式のワークショップを開催します。

★映画
わが子に対する責任感から「食の安全」に目覚めた子育てパパが、タネ好きな長男の影響もあって、遺伝子組み換え(GMO)に関心を持つ。そもそも、 アメリカでは表示義務すらないため、遺伝子 組み換え食品の存在自体があまり知られていないのが現状だ。パパは疑問に思い、家族と共に遺伝子組み換え食品の謎を解く旅にでる。そこから明らかになる遺伝子組み換え食品の真実とは? 雄大な自然の風景や、明るいユーモアにも彩られた、遺伝子組み換え食品 (GMO)をめぐる、オー・マイ・ゴッド(Oh! My God)なロード・ムービーで す!
監督:ジェレミー・セイファート、2013年、第63回ベルリン映画祭正式出品作品

★ワークショップ
「遺伝子組み換えでない」を選んでいるから大丈夫、と思っていても、知らないうちに遺伝子組み換え食品を食べている人が、日本でも大部分を占めてい ます。一体、なぜそんなことが起こってしまう のでしょう?

 遺伝子組み換え表示の思わぬ落とし穴をきちんとを知って、自分や家族の身を守りましょう。映画 の後では、そのためのワークショップを開催します。ないがしろにされて いる消費者の「知る権利」についても、一緒に考えます。

★こんなお楽しみも!
ワークショップでのゲーム優勝者には、農薬も化学肥料も遺伝子組み換え原料も一切使っていない厳選素材でつくられたアイガモ米せんべいをプレゼント。普通のスーパーでは買えない逸品です! この貴重さも、ワークショップに参加するとよくわかります。

★講師
天笠啓祐
ジャーナリスト。遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン代表。遺伝子組み換えの問題点を指摘し続けて来たこの方面の第一人者。著書『遺伝子組み換え作物はいらない!広がるGMOフリーゾーン』他多数。

安田美絵
自然食教室ルナ・オーガニック・インスティテュート主宰。食の安全を守る立場から、TPPや遺伝子組み換え問題の啓発など社会活動にも取り組む。ウェッブサイト「サルでもわかる遺伝子組み換え」、著書『サルでもわかるTPP』他。

☆この上映会を皮切りに、よりわかりやすい表示を求める運動を拡大していく予定です。 みなさん、ぜひご参加ください!

日程:2015年9月26日
時間:昼の部:開場13;30、上映開始14:00、ワークショップ15:30~16:30
夜の部:開場17;30、上映開始18:00、ワークショップ19:30~20:30
場所:せたがやがやがや館(東京都世田谷区池尻2-3-11)
主催:遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
参加費:1000円
定員:各回とも96人
申込:告知&申込サイト“こくちーず”よりお申し込みください。
昼の部 http://kokucheese.com/event/index/323524/
夜の部 http://kokucheese.com/event/index/324519/


遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
gmo-iranai.lolipop.jp

2015年9月12日土曜日

【レポート】講座:「遺伝子組み換えと加工食品」


2015年9月5日、国連大学構内の地球環境パートナーシップ(GEOC)で、講座:「遺伝子組み換えと加工食品」を開催しました。

遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン代表の天笠啓祐さんをお呼びして、東京・渋谷にある地球環境パートナーシッププラザで遺伝子組み換えについての世界の状況や、特に加工食品の現状を話していただきました。

甘いお菓子や飲みもにはなんと沢山の遺伝子組み換えの糖類が使われているか、ちょっとびっくりでした。

23名の方が参加し、熱心に意見交換されました。新庄からは星川公見さんもはるばる来てくれました。

この講座は、遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンが行っている、「出前講座」の一環で、講師の費用は、キャンペーンからの援助でした。感謝です。

主催はネットワーク農縁・世話人会でした。
年に一度くらいはこういう講座もいいなと感じました。
 

【イベント】2015年第9回国際有機農業映画祭

2015年第9回国際有機農業映画祭
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12月20日(日) 9時30分開場
武蔵大学 江古田キャンパス 1号館 B1 1002教室
〒176-0011 東京都練馬区豊玉上1丁目26

《プログラム》
10:00~種をつぐ人々(本邦初上映)
11:00~偽善の米(本邦初上映)
11:50~つなぐトーク(若手百姓)
12:05~昼食休憩
12:50~3分ビデオ
13:10~都市を耕すーエディブル・シティー(本邦初上映)
14:25~農薬禍(小泉修吉氏追悼上映)
15:50~草とり草紙
17:30~アラヤシキの住人たち
19:40 閉会

●特別企画14:30~「若手百姓の本音トーク」
1号館 B1 1001教室

●有機なブースも出ます。

《チケット》
●一般   前売り 1500円/当日 2000円
●25歳以下 前売り 500円/当日 1000円

●前売券の購入
[方法] 下記WEBサイトまたはFAX
[申込期間] 10月1日(木)~12月11日(金) 
※入金期限:12月14日(月)
●FAXでの申込
代表者氏名、電話番号とFAX番号、
各必要枚数(一般/25歳以下)をご明示ください。
●お申込み
[web] www.yuki-eiga.com または [fax] 03-5155-4767

《お問い合わせ》
国際有機農業映画祭事務局
[fax] 03-5155-4767 
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2015年8月22日土曜日

【遺伝子組み換え】【イベント】講座:「遺伝子組み換えと加工食品」のご案内

9月5日、講座:「遺伝子組み換えと加工食品」のご案内です。

現在、日本は沢山の遺伝子組み換え食品を輸入しています。
世界一だといわれています。
知らず知らずのうちにおなかに入ってしまっていて、遺伝子組み換えの加工品の見分けをどうしたらいいのか迷ってしまいます。
特に子どもに与えるお菓子を見分ける方法を知っておきたいものです。

そこで、遺伝子組み換えや食の安全、特に加工品の表示などについて、皆さんにお伝えしたいと思い、講演会を企画しました。

遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン代表の天笠啓祐さんをお呼びします。
また新庄からネットワーク農縁の農家・星川公見さんも参加しますので、農家の生の考えも聞くことが出来ます。お気軽にご参加ください。

お待ちしています。

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■日時:2015年9月5日(土)
■開場:13:30 開催:14:00~16:30
■場所:地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
 (東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学ビル1F)
 JR渋谷駅から徒歩8分、地下鉄千代田線、半蔵門線、銀座線の「表参道」駅
 下車徒歩5分、国連大学の一階です。
 http://www.geoc.jp/access
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■テーマ:遺伝子組み換えと加工食品  
■映像:DVD(3分)
 遺伝子組み換え使用ワースト1 明治HD おやつの「カール」など


■講師:天笠啓祐さん(遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン代表)
■参加費:資料代500円
■主催:ネットワーク農縁、新庄水田トラスト、新庄大豆畑トラスト
■連絡先:04-7098-0350(阿部・田中:農縁事務局)
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→当日のレポート

2015年8月10日月曜日