「日本の種子(たね)を守る会」開催のご案内
【呼びかけ人】
山田 正彦(元農林水産大臣、弁護士)
金子 美登(全国有機農業推進協議会理事長、農家)
【開催趣旨】
主要農作物種子法(種子法)の廃止法案が2月10日に閣議決定され、今国会の議案として衆参両院に提出されています。
長年各都道府県で種子事業に関わってきた多くの研究者・行政担当者が懸念を表明していますが、同法が果たしてきた役割や廃止の影響についての議論もないまま、廃止ありきで法案提出が進められています。
種子は最も基礎的な農業資材であり、どの国においても、基本食料である主要農作物の種子の政策は、農業政策上の基本事項とされ、日本の主要農作物の米・麦・大豆は、これまで「種子法」によって、安定供給が担保・維持されて来ました。
しかし、種子法の廃止により、外資系企業の参入、供給不安、品種の減少、さらには、遺伝子組み換え作物(米・大豆など)が国内生産され、拡大していくことが懸念されます。
主要農作物の種子の問題は、国民すべてに大きな影響を及ぼす問題であることは明らかです。 それにもかかわらず、種子法廃止法案について主要メディアでの報道はなく、この重要な法を廃止しようとしている動きに、ほとんどの国民が気づかないまま進められています。
私たちは、私たちの生命の源である種子(たね)を守るため、「日本の種子(たね)を守る会」の開催を呼びかけます。
生産者、消費者、流通業者、研究者など、あらゆる分野、あらゆる世代から多くの方たちにお集まりいただき、種子法廃止がもたらす影響について学び、「日本の種子(たね)を守る」ことについて、さまざまな観点から意見を出し合い、共有しあうことから始めたいと思います。ぜひご参加ください。
事前申し込み不要です。当日会場にお集まりください。
《開催概要》
【日時】 2017年3月27日(月)
14:00~17:00(13:30開場)
(13:30より会館入口にて通行証配布)
※通行証配布時間:13:30~14:15
配布時間外は参院会館受付にて大会議室をお呼び出し下さい。
【場所】 衆議院第一議員会館・大会議室
(地下鉄有楽町線永田町駅より徒歩4分、丸の内線国会議事堂前駅より徒歩7分)
【講師】久野 秀二(ひさのしゅうじ)さん
(京都大学大学院経済学研究科教授)
そのほか、種子研究や種子政策に関わってきた現場の方、生産現場の方をお呼びする予定です。
【参加費】500円(資料代)
主催:全国有機農業推進協議会/「 日本の種子(たね)を守る有志の会」 山田正彦、印鑰智哉、杉山敦子、秋元浩治
【お問合せ・連絡先】
全国有機農業推進協議会事務局/「日本の種子(たね)を守る有志の会」(仮)事務局
〒106-0032
東京都港区六本木6-8-15 第2五月ビル2階
大地を守る会六本木事務所内 担当:秋元
℡:03-3042-8841
mail:akimoto_koji@daichi.or.jp
「日本の種子(たね)を守る会」(院内集会)イベントページ
https://www.facebook.com/events/669598299886024/