2026年9月15日火曜日

2026年8月20日、坪谷さんの農園・「Farm Salud」訪問記

田中正治

坪谷さんの農園を見学させてもらいました。参加者は17名でした。

坪谷さんは29歳の女性で、就農6年目。

  1. まず、無農薬・無化学肥料・不耕起栽培を目指す田んぼを見学。でも、今年は初年度なので開墾を兼ねて、トラクターを借りて、荒起こし・耕起/代掻きをしたが、水漏れが激しく、田んぼの左右に大きな穴があり、それらを発見、石を詰めて何とか水止めに成功したようです。
    イノシシが入りだしたので電気柵を設置。でも見学当日は、電気を通していない。イノシシにばれたら大変だ。
    種もみは「ヒカリ新世紀」と古代米の「あくねもち」。コナギ等草も結構生えていましたが、初年度としては、稲の分決も15-20本で立派だ。

  2.  坪谷さんが借りているお宅に到着。まず、ニワトリを見学しました。ニワトリ小屋はとても工夫されていて、草地を移動できるように設計されていたり、卵が自動的に転がり取れるようにしていたり、イタチなどが侵入できないように工夫していました。

  3.  家の周りにはかなり広い畑(これも借りている)があり、ハーブ(母親が面倒見ているとのこと)、ミニトマト、ピーマン、ゴーヤ、里芋、トマト,キュウり、ズッキーニ、なす、しょうが、ふき、キノコ等が栽培されえていました。これらは不耕起、無農薬、無化学肥料栽培とのことでした。畑はきれいには整理されていなく、いかにも自然栽培、自然に育ってくれ!という感じ。自然と対話しながら畑に立っている坪谷さんの姿が想像されます。

  4.  畑の見学が終わって、お宅に戻り、坪谷さんのお話を聞きました。
  1. 坪谷さんは、東京農大で、途上国の農村開発をメインに学んだとのこと。

  2. 卒業後、中米へ。現場を見たかったとのこと。現地のNPOプログラムで、ベリーズ、セント・ビンセントへ。ベリーズではトイレや水の問題、ビンセントでは、パーマカルチャーについて学びました。

  3. 日本に帰国。そのころ日本ではコロナが流行し始めていて、牛についての本を読んだり、地球再生について勉強していましたが、酪農に関わりたくなり、北海道へ。

  4. 2021年、千葉の柏市(実家)に帰ったが、房総で農業をやりたいと思い、物件を探し始め、現在の家と畑と田んぼを借りることが出来ました。

  5. 2021年、千葉の柏市(実家)に帰ったが、房総で農業をやりたいと思い、物件を探し始め、現在の家と畑と田んぼを借りることが出来ました。

  6. そうこうしているうちに仲間ができ、「南房総オーガニック」というグループに参加。そのころから、ウコッケイ10羽、ニワトリ40羽を飼うことになります。ウコッケイは6つ卵を温め4羽のひながかえりました。お豆腐屋のおから、クラフトビールの搾りかす、ジビエの産廃部位でウジの生産など、餌は地域の資源を活用し一般飼料は一切使用無し。畑にイノシシが入りさんざんな目に合いますが、仲間や近所の協力もありワイヤーメッシュを張り巡らせ再建します

  7. 野菜の種取りは、60%は自家採種。「ふらりの道の駅」で,ニンジン,キユーリ、ゴーヤ、卵、玉ねぎ、トマト、ネギ、などを出荷。また、毎月第一日曜日に、館山の「パイオニアファーム」で行われる「南房総オーガニック 日曜マルシェ」で、野菜の量り売りを始めました。南房総オーガニック ホームページ マルシェ情報

 ★参加者の質問に対して

 「坪谷さんのこのパワーの原動力は何ですか?

 坪谷さん:好きだから。

 「今後やりたいことは何ですか?

 坪谷さん:①コミュニティーづくり。具体的には、「貸し農家」です。農地や農園を貸すのではなく、グループに農家を貸し出し、その農家を中心にグループで栽培や管理、収穫を分かち合い、昔から農村にみられる共生、協力を基盤としたつながりのあるコミュニティーの形成。食の生産をただの産業ではなく人々の暮らしの一部にできたらと。

      ②「お店」を創りたいですね。この地域のいいものを。命系のものを置きたい。農園にももっと公園のように気軽に訪れてほしいけど、やはりそれはまだ一般的になれない部分もあるようで、ふらっと立ち寄ってもらえるお店があったら足を運びやすいのかなと。ちなみにFarm Saludは農園で味見をしながら気に入ったものを必要な量だけ自ら収穫して購入していただける体験型直売所でもあります。

 ★訪問を終えての感想

「本気で念ずれば、願いはかなえられる」といわれますが、まさにその姿を見る思いでした。

 坪谷さんのTシャツの背中には「Our produce does not come from a farm; it comes from a THRIVING ECOSYSTEM Farm Saludの農作物は農園からではなく、豊かな地球生態系から生まれたものだ」と書かれていました。

Farm Salud! ホームページ

Farm Salud!インスタグラム










 

新・農業人フェア 2026


 

2026年9月6日日曜日

【日有研第21回セミナーズームURL 情報】2026年9月7日(月)18:30~20:30 林重孝さ ん 種から育てよう

田中正治
転載です

【日有研第21回セミナーズームURL 情報】9月7日(月)18:30~20:30 林重孝さ
ん 種から育てよう

OKシードプロジェクトのみなさま
以下、直接、ご参加を歓迎します。 久保田裕子より
本「種から育てよう」の案内・販売について、申込みフォームにあるので、ちらしを添付します。

直前のお知らせ 日本有機農業研究会  第21回 有機農業市民セミナー  

「タネから育てよう林  重孝さんに聞く 有機のタネの採り方・育て方」
トピック: 日有研セミナー第21回 
2026年9月7日(月)18:30~20:30  
https://us02web.zoom.us/j/82958802257?pwd=oaOaF4HfjFHOJV8zTgTBjXA4uJT69a.1
ミーティングID: 829 5880 2257
パスコード: 207442

○種採りなどの質問について、事前におしらせください。
 メール 日有研メールまで。 info@1971joaa.org

では、よろしくおねがいいたします。

○寄付等の振込み先は次です、よろしくおねがいいたします。
ゆうちょ銀行 口座 00180-0-165363
口座名(特定非営利活動法人)日本有機農業研究会
(他行から送金の場合) 支店 〇一九(ゼロイチキュウ)当座 165363

○スマホ用 ズーム情報  添付チラシ

久保田裕子 090-8308-5413 hhkubota@nifty.com

 



2026年8月31日月曜日

【転載】有機農業ニュースクリップ No.1161

転載です
田中正治
━ No.1161 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     有機農業ニュースクリップ
                  2026.08.24
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
≪ 農薬 ≫
■農民連 輸入ジャガイモ製品の残留農薬調査でクラウドファンディング
 シストセンチュウが懸念される米国産生鮮ジャガイモの解禁が目前となりつつある中、農民連食品分析センターは輸入ジャガイモが原料のフライドポテトなどの残留農薬調査を目的にクラウドファンディングを始めた。同センターはこれまでに、国内で市販されているポテトチップスから日本ではジャガイモに使えない除草剤クロルプロファムや、クロチアニジンなどネオニコ系農薬などが検出されたと公表している。

 今回のクラウドファンディングの目標額は200万円で、到達できればジャガイモシロシストセンチュウが付着していたことをしめす痕跡が検出されないかを探るため、PCR法を使用したこれらの特異的遺伝子の検出試験も検討しているとしている。

 ・農民連, 2026-8-24
  輸入ジャガイモ製品の残留農薬を調査する市民参加型プロジェクト募金
  https://congrant.com/project/bunseki/24092

● 市販のポテトチップスから残留農薬
 農民連食品分析センターは2025年12月10日、市販のポテトチップス27製品中10製品から4種類のネオニコ系殺虫剤(イミダクロプリド、クロチアニジン、ジノテフラン、チアメトキサム)やジャガイモの発芽抑制用の除草剤クロルプロファムを検出したと調査結果を公開した。

 ポテトチップスの製造国は、スペイン、カナダ、マレーシア、ベトナム、日本と5か国。原料ジャガイモの原産地としての明記は日本と米国、ドイツの3か国。「外国製造」ないしは記載のない製品もあった。国内製造製品のうち原料ジャガイモが「国産」や「日本」の7製品と、「国産又はアメリカ」とした8製品、記載のない2製品からは残留農薬は検出されなかったとしている。

 ・農民連, 2025-12-10
  ポテトチップスなどの残留農薬調査2025
  https://earlybirds.ddo.jp/bunseki/report/agr/potatochips/1st/index.html

 EUは2018年から2020年にかけてネオニコ系農薬を禁止したが、原料ジャガイモの原産国の記載がないスペイン製造の製品から、ネオニコ系のクロチアニジンとチアメトキサムが検出されている。EUでは禁止農薬について、ほかに代替手段がない場合に限り、加盟国単位で例外的にその使用を認める緊急承認の制度があり、公開されている。この公開情報によれば、2020年から2025年にかけてEU域内では、スペインが2022年にジャガイモに対するチアメトキサムの使用を承認している。一方、この期間におけるクロチアニジンの緊急承認はないことから、スペイン産ポテトチップスの原料ジャガイモはEU域外の可能性が大きいと思われる。
 ・European Commission
  Search for Emergency Authorisations

https://ec.europa.eu/food/plant/pesticides/eu-pesticides-database/ppp/screen/home

=================================================
 有機農業ニュースクリップ

 公開サイト:http://organic-newsclip.info
 ツイッター:http://twitter.com/OrganicNewsClip
=================================================

【イベント】日本での食・農の安全をどう守るか?ーこれからのフードテックとOKシードマーク

星川さんのメールの転載です
田中正治

202695 「日本での食・農の安全をどう守るか?ーこれからのフードテックとOKシードマーク」

OKシードプロジェクトからのお知らせです。

 

<転送>
OKシードプロジェクト総会記念イベントのお知らせ》
「日本での食・農の安全をどう守るか?ーこれからのフードテックとOKシードマーク」

こんにちは!OKシードプロジェクト事務局です。

8
月のニュースレターや学習会でもお知らせしましたが、来月95日にOKシードプロジェクトとして(国会院内集会を除き)、リアルな交流の場を持ちます!

2019
年、日本国内でのゲノム編集食品の販売が可能となり、しかも、安全性審査も食品表示義務もなく、任意の届け出だけで流通させることができるという杜撰な制度に危機感を覚えた市民が、OKシードプロジェクトを発足させました。

それ以来、OKシードプロジェクトではゲノム編集食品への取り組みを展開してきましたが、現在ではゲノム編集だけではなく、重イオンビームによる遺伝子操作品種「あきたこまちRの流通が始まり、今後、細胞培養肉、合成生物学による食品なども市場に出てくる可能性が高まっています。このままでは日本の食はどうなってしまうのでしょうか。

当日は事務局長の印鑰智哉(いんやくともや)から現在の食料危機の実態と政府の政策について問題提起を受けて、どのように食と農を守るのか、みなさんと共に考え、これからの一歩を歩んでいきたいと考えております。

OK
シードプロジェクトが発足してから初めての、OKシードマーク使用者のみなさん、サポーターのみなさんと対面で開催するイベントです。

オンライン参加も可能ですが、可能な方はぜひ会場でご参加いただければ幸いです(要予約です)。どなたでもご参加いただけます。

ぜひお誘いあわせの上、お気軽にご参加ください
お申込みをお待ちしております!

 

-----------------------------------

OKシードプロジェクト総会記念イベント》
「日本での食・農の安全をどう守るか?ーこれからのフードテックとOKシードマーク」

日時:202695 午後2時〜430
場所:代々木オリンピックセンター 研修室402(東京都渋谷区代々木神園町3-1 センター棟 4F)/オンライン併催
問題提起:印鑰智哉(OKシードプロジェクト事務局長)
参加費:無料(要予約)

お申込み・詳細はコチラ
https://v3.okseed.jp/event/okseed0905

2026年8月10日月曜日

遺伝子組み換えナタネ自生調査報告会のお知らせ

転載
田中正治
From: 遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
遺伝子組み換えナタネ自生調査報告会のお知らせ
9月の遺伝子組み換えナタネ自生調査報告会のお知らせをお送りいたします。
ご参加、拡散、よろしくお願いいたします。
遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン