2016年7月18日月曜日
【出前講座】「ゲノム編集技術」って何だ? 2016年9月17日
今、人間は遺伝子組み換え技術、ゲノム編集技術や人工知能を開発し、テクノロジーの力を借りて生命操作を進めようとしています。
研究者・技術者・行政・市民を交えた丁寧な時間を掛けた論議を重ねていくことをしないで。しかし人間が作り出した技術はいつまで人類の手の中にいるのでしょうか?一人歩きした技術の逆襲はないのでしょうか?
ゲノムとは、遺伝情報全体のことで、生物の設計図だそうです。この設計図を自在に書きかえることを可能にする新しい遺伝子組み換え技術であるゲノム編集が登場しています。
研究者の中には、(米国政府のように)従来の作物育種と変わらないとして、遺伝子組み換えの規制対象外となると見込まれ、さらに、外来遺伝子を導入しないでも作物改変ができるので、消費者の懸念を呼ばないだろうと判断している人もいるようですが、どうなのでしょう?
いくつかの市民団体(特に欧州)は、このような外来遺伝子のない作物も遺伝子改変なのだから全て規制対象にし、追跡や表示義務化せよと要求しています。
2015年4月、中国はゲノム編集技術を使って、ヒトの受精卵で遺伝子改変を試みた実験結果を発表しました。これは世界に大きな波紋を呼び、受精卵の遺伝子改変は、デザインベイビーも可能で、将来世代へ大きな影響を与えることになりそうです。
人類は一線をこえることになりはしないか。受精卵ゲノム編集が倫理の面でどのような意味をもつかをも考えます。
遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンの代表・天笠啓祐さんを講師に、ちょっと難しそうだが、とても重要で見過ごすわけにはいかないゲノム編集について考えましょう。
チラシをダウンロード
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日時:2016年9月17日(土)
講師:天笠啓祐さん
会費:資料代¥500
開場:13:00 開始:13:30 終了16:00
会場:地球環境パートナーシップ(渋谷・国連大学脇渋谷区神宮前5-53-70
TEL:03-3407-8107/FAX:03-3407-8164 国連大学ビル1F
主催:ネットワーク農縁
連絡先:ネットワーク農縁事務局・田中正治電話/fax:04-7098-0350
e-mail: masa-fly@sirius.ocn.ne.jp
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