◆当日の資料
悲惨を極める原子力発電所事故
◆概要
「終焉に向かう原子力」第11回
チェルノブイリ原発事故25周年
東海地震の前に浜岡原発を停止させよう
福島原発震災をくりかえすな
■浜岡原発現地報告 (13:00~)
・伊藤実氏 (浜岡原発を考える会・代表)
・生方卓氏 (明治大学教員)
・内藤新吾氏 (日本福音ルーテル掛川・菊川教会牧師)
■講演 (14:20~)
・小出裕章氏 (京都大学原子炉実験所)
「悲惨を極める原子力発電所事故」
・広瀬隆氏 (作家、ジャーナリスト)
「原子炉時限爆弾??年々迫る東海大地震と、浜岡原発の危機」
■日時:2011年4月29日(金) 13:00~17:00(開場12:30)
■場所【変更しました】:
明治大学アカデミーコモン内 アカデミーホール
■主催:「終焉に向かう原子力」実行委員会
浜岡アクション (東海地震の前に浜岡原発を停止させよう首都圏アクション)
現代史研究会
先日、4月29日に、明治大学であった、小出裕明先生の講演会に行ってきました。
その資料から被曝年齢、被曝量とガン死すると予想される人数を計算しました。
30歳未満の若者たち、特に、0歳児から15歳までの子供達の危険が非常に大きいことが分かります。
政府(文部省)は、20mSv/年で問題ないと言っていますが、高木大臣の委員会での答弁は答弁になっていません。
20mSv/年で、0歳児が33人中1人,10歳児が48人中1人 が、ガン死するというのはあまりにひどい話です。
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アメリカのPSR(社会的責任を果たす為の医師団)も、反対声明を出しています(4月29日)。
この団体は保守的立場ですが、それでも、『20ミリシーベルトは、成人(30歳)の発がんリスクを500人に1人、さらに子供(10歳)達の発がんリスクを200人に1人、増加させる。』としています。
福島県内の子供達への電離放射線許容線量の増加に関するPSR(社会的責任を果たす為の医師団)による声明
2011年4月29日
放射線に安全なレベルは存在しない、という事は、米国国立アカデミーの全米研究評議会報告書『電離放射線の生物学的影響VII』
(BEIR VII報告書、http://www.nap.edu/openbook.php?isbn=030909156X )
において結論づけられ、医学・科学界において広く合意が得られています。
自然放射線を含めた被曝は、いかなる量であっても発がんリスクを高めます。さらに、放射線にさらされる全ての人々が、同じように影響を受けるのではありません。例えば、子供達は、大人より放射線の影響を大変受けやすく、胎児はさらに脆弱です。
このため、子供達への放射線許容量を20ミリシーベルト(20mSv)へと引き上げるのは、法外なことです。
なぜなら、20ミリシーベルトは、成人の発がんリスクを500人に1人、さらに子供達の発がんリスクを200人に1人、増加させるからです。
また、このレベルでの被曝が2年間続く場合、子供へのリスクは100人に1人となるのです。
つまり、このレベルでの被曝を子供達にとって「安全」と見なすことはまったくできません。
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