2008年8月27日水曜日

ドイツ 蜜蜂がGM作物・モノカルチャー・農薬を逃れて都市に避難


農業情報研究所(WAPIC)より転載

0.8.25



 7月15日、ドイツの6人の養蜂家が3万匹の蜜蜂をミュンヘン市内に移住させた。ミュンヘンから80kmほど離れた彼らのカイスハイム村近くの遺伝子組み換え(GM)トウモロコシから蜂を守るためだ。また、モノカルチャー化で春が過ぎると村近辺で花を咲かせる植物は(トウモロコシのほか)なくなってしまうことからくる蜂の飢え死にや、農薬中毒死を防ぐ意味もある。市内はこういう問題とは無縁で、夏には緑地もいっぱいある。今や、市内は蜜蜂にとって最高の夏の避難地になっている。

 ドイツだけでなく、世界中で蜜蜂が大量死するようになっている。授粉を媒介する蜜蜂がいなくなれば、大半の作物は実らない。蜂がいなくなれば受粉もなくなり・・・人類もいなくなる(アインシュタイン)。地球から蜂が消えれば、人類は4年も生きられないだろう。今や、都市だけが蜜蜂の、従って人類の救世主
になるのだろうか。

 ENVIRONMENT-GERMANY: Fleeing Famine, Bees Seek Asylum in
Cities,IPS,
08.8.14
http://ipsnews.net/news.asp?idnews=43557

蜜蜂を移住させたと養蜂家の一人は、蜂がGMトウモロコシに触れば蜂蜜も汚染され、売れなくなってしまうと言う。ドイツでは、一定のGM作物栽培は合法だが、人間消費用の収穫は禁止されている。彼は今年初め、何人かの仲間と一緒にGM作物反対をアウブスブルクの裁判所に訴えた。しかし、裁判所は5月、これは合法だから、蜂の巣をどこか別の場所に移すべきは養蜂家の方だと判決した。彼は、9割の蜜蜂の行動半径は3km以内だが10km飛んでも何の問題もなく、ミュンヘン市が蜜蜂の避難地をくれたのは何よりもの幸いと言う。

 蜜蜂は夏が終わるまでミュンヘンにとどまる。8月半ばにはトウモロコシの開花期が終わり、蜜蜂は家に帰る。こういう試みはドイツ全体に広がっているが、ベルリン周辺のブランデンブルクなど一部地域ではGM作物が至るところにあり、蜜蜂が逃れるのはほとんど不可能という。

 蜜蜂を脅かしているのはGM作物だけではない。モノカルチャーの導入や殺虫剤の大量使用が蜜蜂の都市への避難を余儀なくさせている。

 モノカルチャーは蜜蜂の自然生息地を奪う。春のうちはまだいいが、年の後半に咲く花はほとんどなくなり、蜜蜂は飢えに脅かされる。衛星画像で見ると、広大な地域、特に国の東部では、蜂を養うものが何もない。

 その上、モノカルチャーは大量の農薬、殺虫剤の使用を伴う。これは蜜蜂には致命的だ。今年5月、バーデン・ヴュルテンベルク州の養蜂家が何十万もの蜜蜂の死を報告した。彼らは、トウモロコシ種子を害虫から守る殺虫剤であるポンチョ・プロの成分のクロチアニジンが犯人と主張した。大量死直後の分析で、蜜蜂の体内から大量のクロチアニジンが検出されたからだ。

 州の700人を越える養蜂家が告訴し、この農薬の製造者であるバイエル・クロップ・サイエンスもポンチョ・プロが蜂の死因と認めたが、これは化学物質誤用が引き起こしたものだと種子生産者を
非難しただけだった。

 こうして、今や蜜蜂にとって、都市生活の方が魅力的になった。レクレーション緑地や中庭には、早春から夏の終わりまで、数ヵ月の間花を咲かせる溢れんばかりの様々な植物がある。町の中で、蜜蜂は、公共庭園からバルコニーや中庭まで、せいぜい200mほどを飛ぶだけで、大部分は殺虫剤のかかっていない香りのいい花を見つけることができる。

 2007年、ドイツでは蜜蜂総数の30%に相当する蜜蜂が死んだ。550の野生種のうち、330種が絶滅危惧種のリストに載っている。同様な蜜蜂大量死は他の国でも起きており、特に米国では、2007年、24州で、蜜蜂総数の70%が死んでいる。

 なお、ガーディアン紙によると、イギリスでもこの冬から春にかけて、全巣箱の3分の1が生き残れなかった。通常、この数字は5%から10%の間という。

 Honeybee deaths reaching crisis point,The Guardian,8.13
 http://www.guardian.co.uk/environment/2008/aug/12/conservation.wildlife1


2008年8月25日月曜日

その後のLove&Rice、self buildの家の棟上


鴨川・大山千枚田のほんの近くに、菅間君達3組の若者が、自分達で家を建設中。
大工さんが1人入り、色々教わったり、しかられたりしながら、2階建てのすてきな家を建てています。

伝統的な在来工法で、釘を使わず、木組み工法。
8月19と20日、友人たち、ずぶの素人10-15人が参加して、人力で柱を立てました。
そして、8月20日は棟上。予想以上にすばらしい家が建ちそう!

菅間君達の友達の友達など30人くらいが集まり、交流会。
初対面の人たちはあっという間にopen minnd状態・・・。
世代を超えて結構突っ込んだ話し合いが行われた模様。
西の山に沈む美しい夕日を眺めながら、happyな空間が広がっていったのでした。




・これまでの物語は、↓をクリックしてみてください。
http://suiden-trust.blogspot.com/2008/08/love-rice.html

2008年8月21日木曜日

”さわのはな” 館山・南房総にはびこる

歴史の町 館山

友人の原田 泉さん(新庄水田トラスト会員)の自動車での現代版”引き売り”「いいものお届けショップ」の延長上にステキなお店ができました。

"ナチュレ・ド・いずみ”

館山市國分の道沿いの自宅 庭先の車庫が一変しパッと輝く 澄んだ空間となりました。


ここで扱うおべんとうは 館山市内のお弁当やさん朝倉商店の
おにぎりやおべんとうと同じく さわのはな です。
特に トラスト味噌をぬりこんだおにぎりが 評判なんです。

6月14日は ”ナチュレ・ド・いずみ”開店前夜祭。

昨年4月南総文化ホールで出逢ってからの一年余り泉さんの 楽しく 明るい”苦闘”をささやかに 共にしてきた阿部は 胸がいっぱいでした。
(その間 2人の子どもを引き取っての離婚もありました)

そこにあつまった人々も思いは同じでした。
自己紹介で 楽しく明るく 話してくださいました。

そうか、泉さんの行動力と 若い日病気をして深まった人々へのあたたかい理解が ピュアな方々をひきつけているんだ ウーン 納得!

うれしいですねえ。
楽しくなって 家族3人(2人と1匹)はるんるん気分で帰ってきました。

館山は歴史の町

国定公園の美しい海岸線
滝澤馬琴の「南総里美八犬伝」の舞台でもあり
中世の戦国武将 里美氏の居城館山城跡も 町の中心に近く
森林浴100選の森 野鳥の森もある
海の町らしい明るい町

遊びにいらしたときはぜひ寄ってくださいね。

さわのはな くろ米 黒豆 青豆 トラスト味噌 トラシト醤油もここで手に入ります。

館山市国分54-6 原田 泉
電話・ファックス 0470-22-3270

安房鴨川ちょっとだけ訪問記

古川さつき(新庄水田トラスト会員)

前々からの課題、安房鴨川訪問をようやく実現させました。東京からの電車・わかしお号も安房鴨川駅からのバスも、最後は貸切状態。平塚下車、バス停で出迎えてくださったのは阿部さんと愛犬クロちゃん。他には人っ子一人いません。深山幽谷、「ホーキョ、ホーキョ」と新米鶯たちの歌練習が響きます。

 一見、世俗にはあまりにも寂しい隠遁の地。しかし、そこは21世紀の元気なアウトサイダーたちが活躍する創造の地なのでした。阿部さん、国籍不明(笑)、年齢不詳、社会運動家。現在、ネットワーク農縁・新庄水田トラスト事務局。そのパートナー田中さん、ネットワーク農縁世話人、遊学の森トラスト代表。ご自宅にはそれぞれの事務所があり、パソコンを中心にそこから世界に繋がっています。
新庄水田トラスト
ネットワーク農縁
遊学の森

少し上に故・藤本敏夫さんから歌手の加藤登紀子さんが引き継いだ鴨川自然王国があるというので、案内してもらいました。わかばマークの田中さんですが、七曲の道を手馴れたものです。(ホッ)

途中、観光名所?の大山千枚田を通り、にぎやかな工事現場にも立ち寄りました。棟梁に発破を掛けられながら2組の若い夫婦が慣れない手つきで、しかし嬉しそうに生コンを運んで土台作りをしていました。みんなの集まる楽しいお家ができそうです。今は向こうの2台のバスが仮の住まいとのことですが、それもまた楽しそう。


鴨川自然王国
大山千枚田
Love & Rice

あいにく自然王国への道が工事中。引き返して立ち寄ったのが笹谷窯カフェ。森の中のお洒落なたたずまい。二階からは陶芸教室の子供たちの声が聞こえます。ウインドファームのコーヒーに全粒粉の焼きたてパンを頂きながら、視界には孟宗竹の林、その下の登り窯、あちこちでチャボが雛を引き連れて自由に闊歩していました。五感が久々にフル回転しました。

笹谷釜

ウーフ(WWOOF)に加入しているというMs笹谷は、そのことで田中さんに相談していました。ウーフとは労働と食事付き宿の交換システム。オーストラリアが発祥の地で、日本でも有機農業などに取り入れられているようです。お金は介在しません。双方の利害が合致すれば便利なシステムのようです。http://www.wwoofjapan.com/main/index.php?lang=ja(WWOOF・JAPAN)他にも鴨川では安房マネーという地域通貨があり、市も開かれているそうです。現在、約200人、その多くは「半農+半X」で様々な職業を持ちながら、食は自給自足という現代の最先端(?)族だといいます。

awamoney(アワマネー)

阿部、田中家は田んぼもあり、今は15人が協働(遊学の森トラスト)でお米を作っているそうです。まだ青いのですが、既にたわわな実を重そうにしていました。休日を利用して草取りに来ている青年もいました。きれいに刈らないと藪が猪の通り道になり被害が甚大だといいます。夜には庭にサルがやってきて「キャッ、キャッ」。いつもはおとなしいクロちゃんが吠えて警備に徹していました。折角の作物が台無しではお気の毒です。おサルさんも生きていくのに大変でしょうが、クロちゃん、頑張って!

遊学の森トラスト

阿部、田中家の食事は愛犬と同じで一日2食。美味しいヘルシーメニューです。「そろそろ、食事やな。」台所には二人で立って「味噌味にしましょ。」「いや、塩味や。」とか言いながら、あっという間にできあがります。いつも即興で庭に出て葉っぱを取ってきても一品出来ます。出汁は一切使わず、上等の味噌、醤油と塩で充分。この味を子供たちに伝えられたらどんなにいいことでしょう!お二人がお元気なわけはこの食事にありそうです。ありのまま、自然のままw)


2008年8月19日火曜日

アースディマーケットで遊ぶ♪

あ~~~。楽しかったです♪

1日たくさん遊びました。

代々木公園のケヤキ並木で、
月に一回おこなわれる、
アースディマーケット!
竹でできた竹テントが、
涼しげにならびまして、いい感じ。
久しぶりに行ったのですが、
店舗も多く、
人も賑わっていて、
いい感じでしたよ~。
出展者の方の中には、
信州や、岩手の方から来てはる方も・・・!
ごくろうさんです♪

わたしたちは、
ネットワーク農縁の、阿部さんのブースにて、
和ませていただきながら、
一日中、遊んでおりました。

阿部さんのお店には、
新庄でできたさわのはなとゆう、
お米や、しょう油・・
味噌などがならびます。
どれも阿部さんが、
自信を持っておすすめする逸品ばかり!
(ほんまに、おいしいです♪)

今回は、
「コクーン」のナチュラルお菓子と、
Carabamの、竹でできたサーフボードも、
ならびます。

なんと、母ちゃんの子供用手描きTシャツも♪

なかなかバラエティにとんだ、
お店でございましたよ。

コクーンの、繭ちゃんのお菓子は、
やさしい甘さで、とてもおいしいです。

Carabamの、竹のサーフボードは・・・・。
フム、フム、なるほど・・・・。
竹で、できたサーフボードは、
波に乗る時間や感触・・・ながれ・・・
そのひとつひとつを、
じっくり味わいながら、乗れるんですって・・・
全身で、波乗りをたのしむんですな・・・。
すごいね・・。
(聴いたことを、全部書こうとすると、
  とんでもなく長くなりそうなので、今日はこの辺で・・・)

まるで、家のリビングかと想わせるような、
阿部さんのブースは、
とても居心地が、ようございました。

一日中、たくさん笑いたのしかったです。
お野菜もたくさん買い込みました~♪

みうたんも、一日中お外で、
元気に動きまわってらっしゃいました。
お昼寝なんか、もちろんすっとばし~です。

気のあう、楽しい人たちとの時間は、
最高ですね。

おうちに帰ってゆく阿部さん♪
アリガトウ。

(アカルク タノシク ホガラカニ・たまや一家のブログより)

2008年8月17日日曜日

2008年8月10日日曜日

アメリカ人の危険な食生活(デモクラシーナウより)

アメリカ人の食べ物といえば、ファーストフードとジャンクフードがまず浮かびますが、現在のアメリカ仁の食生活を危機に陥れている元凶を、食物の「工業製品化と栄養学主義」批判という視点から解き明かしています。(田中正治)


「今日たいていのアメリカ人が口にしているものは食物ではなく、食物に似た工業製品だ」──マイケル・ポーラン教授によれば、米国の食生活を危機に陥れている元凶は2つです。第一に、自然の食品に付加価値をつけるため、高度な加工処理を行い、食物を工業製品化する食品産業です。思いのままに栄養素を強化し、いつまでも腐らない工業食品がスーパーの棚にあふれ、自然食品は手に入りにくい、ぜいたく品となります。

第二に、食品そのものよりも、そこに含まれる栄養素が大事だと唱える「栄養学主義」です。これはイデオロギーであって科学ではないとポーランは批判します。科学的根拠の乏しい「善玉」「悪玉」のきめつけや、「栄養素」万能の食品評価などによって、食生活を歪ませていると。このような怪しげな科学に基づいて私達の食生活が変えられるのは恐ろしいことです。どうしてこんなことになってしまったのでしょう?ポーラン教授は、具体的な事例によってわかり易く説明してくれます。(デモクラシーナウより)

マイケル・ポーラン(Michael Pollan)は, カリフォルニア大学バークレー校の科学環境ジャーナリズム教授です。
http://democracynow.jp/submov/20080213-2
フラッシュ動画をクリックしてください。



なお、「「デモクラシー・ナウ!(Democracy Now!)」は北米500局以上で放送されている非営利の独立系ニュース番組です。?大資本による「マスメディア」とは異なり、各種コミュニティ・ラジオ局や衛星放送、ケーブルのパブリック・アクセスTVチャンネル、インターネットなど、さまざまな形態の非営利の公共放送が協力した全国配信ネットワークのさきがけであり最大のものです。?番組の司会を務めるのは、ジャーナリストとして数々の賞を受賞しているエイミー・グッドマン(Amy Goodman)とフアン・ゴンザレス(Juan Gonzalez)です。 」(デモクラシーナウより)