2013年2月10日日曜日

【あべふみこのあっちこち】クロチビ「ハナコ」


あべふみこ

2013年に入った寒い日の朝、与佐と大五の屋外の餌場に黒いものが見え、気がつくと見えなくなる。そのようなことが2~3回あって、それが黒い小さな猫だとわかった。

寒いので猫達2匹(与佐と大五)の餌場を台所屋内に移すと、そのクロチビも上がって来た。人を見ると逃げるのは野良猫の習性らしいけれど、しかし、ここまで大きくなるには親と一緒にいたのではないか、とは友人の弁である。

目を開けていないと、どこが顔やらわからないほど、見事な全身黒一色。目はまん丸パッチリと鼻の曲線も愛らしく、それはそれはかわゆいおじょうちゃんである。しかもやんちゃで、おにいちゃんたちにかまっては、ウルサイ!とおこられながら、走り回っては遊んでいる。

2週間ほど、湯たんぽの入った箱の中で寝ていたが、最近は与佐お兄ちゃんと一緒に私の布団の上で寝ている。“お腹がすいた”の要求も激しく、1食小さな煮干20匹ぐらいでは満足しない。犬クロと一緒の肉汁、玄米、煮干粉をミキサーしたものが大のお気に入りである。

こうして我が家は、犬1匹(クロ)、猫3匹(大五、与佐、チビクロことハナコ)それにニワトリ4羽(卵の自給をしてくれている)の10人家族となった。都会に住んでいる頃、想像だにしなかった事態がいつの間にか起こっており、二人で泊まりがけで出かけることが難しくなった。

里に住むとは、そして里の豊かさとは、人も自然の一部であり、山や川、樹木や草の自然全体と、そこに住む動物たちとの共生なのであろう。

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