2011年6月13日月曜日

【原発関連】白血病は全国の6倍 原発のある玄海町

 

産経ニュース
『玄海原発2、3号機をめぐり、地元の佐賀県玄海町議会は1日、町議全員で構成する原子力安全対策特別委員会を開き、町議12人のうち8人が再開に賛成の意向を示した。』
http://j.mp/lEc0Jm


【転載】玄海原発周辺で白血病が増加 全国平均の6倍
原発は、事故を起こさなくても周辺住民の病気を増やしています。
ドイツ政府の調査では、原発から5km圏内の小児ガンは全国平均の1.61倍、 小児白血病は2.19倍となっていますが、日本国内ではどうなっているのか、佐賀県の玄海原発で調べました。(疫学調査の専門家の皆さんは、ぜひ全国の原発周辺の調査をして下さい)
1998年~2007年まで10年間の数値を調べて分かったことは、玄海原発に近いエリアほど白血病が多く、だんだん増えてきていることです。
<1998~2002年の5年間平均> <2003~2007年の5年間平均>
全国平均      5~6人        5~6人     
佐賀県全体     8~9人        9~10人
唐津保健所管内 12~13人        15~16人
玄海町       30~31人      38~39人
(人口10万人あたりの白血病による死者数)
この5年では、原発がある玄海町の白血病による死亡者は、全国平均の6~7倍ということになります。この情報をぜひ多くの人に伝えて下さい。 佐賀県だけでなく全国の原発立地県で本格的な疫学調査を行う必要があると思います。
佐賀県と唐津保健所管内と玄海町の白血病による死亡の状況
(人口10万人あたりの白血病による死者数)
        佐賀県   唐津保健所管内  玄海町
平成10年(1998年) 8.4   12.5   26.5
平成11年(1999年) 8.2    9.1   26.6
平成12年(2000年) 8.9   16.3   43.0
平成13年(2001年) 8.9   12.1   28.7
平成14年(2002年) 7.2   11.4   29.2
(98~02年の平均) (8.3人)(12.3人)(30.8人)
平成15年(2003年) 7.8   13.6    0(※)
平成16年(2004年) 10.0  19.5   88.3
平成17年(2005年) 10.7  15.3   14.9
平成18年(2006年) 8.5   13.9   30.1
平成19年(2007年) 9.2   16.3   61.1
(03~07年の平均)(9.2人)(15.7人)(38.8人)
※玄海町の人口は05年現在で約6700人で、03年は白血病の死亡なし
厚生労働省人口動態統計より
唐津市議会 玄海原発周辺の白血病増加について 一般質問

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