2025年5月6日火曜日

【イベント】食農市民ネット総会記念講演会(対談)「遺伝子操作の今」2025年5月9日(金)13:30~ 天笠啓祐さん、河田昌東さん

【転載】田中正治
下記のように、記念講演会「遺伝子操作の今」を開催します。
ご参加ください。

食農市民ネット総会記念講演会(対談)「遺伝子操作の今」
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日時:2025年5月9日(金)13:30~15:30
会場:連合会館 203会議室(オンライン併用) 定員会場100名/オンライン100名
講師:天笠啓祐さん(遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン 共同代表)
   河田昌東さん(遺伝子操作食品を考える中部の会 代表)
参加費:500円(食農市民ネット個人会員は無料)
お申し込み:https://forms.gle/AALQEVTqKFCm4FXC8
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世界で栽培され、大量に輸入されている遺伝子組み換え食品。日本で突出して実用化されて、不名誉な先進国になっているゲノム編集食品。
RNA農薬、エピゲノム編集、その他の新しい遺伝子操作技術も登

場し、規制は全く追いついていません。DNAを合成して新しい生物を作ろうといった研究もされています。開発された遺伝子操作生物は、ずさんな管理のもとに栽培・養殖・輸送され、環境への遺伝子汚染と生物多様性への影響が懸念されます。医療や出生など人への応用も進められています。今、この動きを止めて、どのような規制が必要か考えないと、大変なことになります。

現在、世界で、そして日本で進んでいる食品などの遺伝子操作の現状を知って、私たちはどうしたらよいのか考えましょう。

2025年5月4日日曜日

【イベント】【ZOOM併催】吉田太郎・天笠啓祐 が語る農・土・遺伝子組み換え

ZOOM併催 吉田太郎・天笠啓祐
が語る農・土・遺伝子組み換え
戦後一貫して工業が優先され、農業が犠牲にされた政策の中で、農村の若者は次々と工場
労働者として都市に行った。儲からない農業は一層の生産性向上が求められ、化学肥料の多
用、大規模化、機械化施策が実行されてきました。米の生産調整のため休耕地は増え、高齢
化して後を継ぐ農家も益々少なくなり、2022 年、65 歳未満で農業所得が主な個人経営体は
約 20 万にまで減少していています。
一方で消費者は、西洋化で米離れ、忙しさでインスタント食品、加工食品が喜ばれ、安価
な、そして多様な輸入食品が買われています。自給率は生産額ベースで 58%(2022 年 畜産、
魚介類は 50%未満)まで減少し、益々農家は疲弊しています。
有機農業の耕作面積は約 3 万ha で全体の 0.7%(2022 年)にすぎず、化学肥料やネオニ
コチノイド系農薬等が使用され、安全で持続可能な農業生産が行われているとは言えません。
その上、安保三文書が閣議決定され、「食料・農業・農村基本法」の改正(2024 年)で異
常気象や地域紛争等で特定食料の大幅な供給不足に対応した食料安全保障の強化が盛まれ
ているのです。
今、日本の農業は岐路に立たされています。
農村消滅とも言われています。政府は日本の農業政策に失敗したのでしょうか。
そんな情況の中で、吉田太郎さんは化学肥料や農薬を使わずに土壌、微生物、タネを生か
した農法について調査をされてきました。これまで政府の進めてきた農業と何が違うのか、
本当の有機農業による農業の再生は可能なのか、人間の所業、とりわけ、遺伝子に手を加え
ることが、いかに不自然であるか等をお話して頂きます。
天笠さんには自然環境負荷を加え、人体の安全を脅かす農薬、遺伝子操作作物や培養肉な
どの技術依存の食品等についてお話して頂き、またお二人で消費者は農家とどのように連携
すべきかなどをお話頂きこれまで政府の進めてきた農業と何が違うのか、本当の有機農業に
よる農業の再生は可能なのか等をお話して頂きます。
食と農、農業と自然環境、食料安全保障等に関心ある方は大勢おられると思います。多く
の方の参加による議論を期待します。

日時 :2025 年 7 月 4 日(金)午後13時30分~16時30分 開場13時
テーマ:吉田太郎・天笠啓祐が語る農・土・遺伝子組み換え
場所 :東京ボランティア市民活動センター会議室B
東京都新宿区神楽河岸 1-1 飯田橋セントラルプラザ 10 階
JR総武線・東京メトロ副都心線 飯田橋駅下車すぐ 飯田橋駅西口を出たら右。
駅に寄り添うようにして建つ 20 階建てのビルが「セントラルプラザ」
有楽町線・東西線・南北線・大江戸線の場合「B2b」出口よりセントラルプラザ
1 階に直結しています。
講師 : 吉田太郎さん 「ンン・オーニニク :土壌・微生物・タネのつながりをとりもどす」
著者その他多数の著書あり
天笠啓祐さん 『農薬の不都合な真実』著者 その他多数の著書あり
司会 :島薗進さん 東京大学名誉教授
参加費 :1,000 円(現地参加及び Zoom とも)後日期間限定の逃がし発信あります。
Zoom 参加の方は事前に下記へお振込みください。
【郵便局からのご送金】の場合 口座番号 10290-70860881
【他行からのご送金】の場合 ゆうちょ銀行 028 店(ゼロニハチ)
普通 7086088 口座名義 神野玲子
Zoom の方は事前申込み:参加希望者は下記必要事項明記の上7月1日まで申込みください。
申込み時の必要事項は名前、職業、電話番号、メールアドレス
申込み先 E-mail jreikochan@yahoo.co.jp
またはこちらから→https://forms.gle/TxfRSo161WFSMx7Q9
アドレスに返信確認メールお送りします。アドレスは間違えないように
当日の詳細案内:ZOOM 参加申込みされた方には7月1日ごろに ZOOM の URL 等
ご案内いたします。
主催 :ゲノム問題検討会議
問い合わせ:神野玲子 E-mail jreikochan@yahoo.co.jp 090-2669-0413
以上

改土壌・微生物・タネ遺伝子組み換えて語る.pdf

2025年4月10日木曜日

2025年3月8日土曜日

【速報】石破首相、学校給食に地元の有機農産物を取り入れると答弁(3月6日 参議院予算委員会)

【 転載です】田中正治
(発信 久保田裕子 日本有機農業研究会)

速報  石破首相、 学校給食に地元の有機農産物を取り入れると答弁               

 3月6日(木)、参議院予算委員会で、公明党下野六太議員が、学校給食に地産地
消だけでなく、「地元の有機農産物を取り入れるべき」と提案して石破内閣総理大臣に
質問。石破内閣総理大臣は、有機農産物を学校給食に取り入れるべきと考えていること
について「ご指摘のとおり」と述べて、学校給食に地方創生交付金を使って地場産の有
機農産物を取り入れることに「政府としても努力していく」と、学校給食の有機化へ向
けた答弁がなされました。
 答弁の内容も、「誰がどのようにつくったのかがわかるような有機農産物を」とい
う、希望のもてる説明でした。具体的な財源として、「地方創生」での交付金を挙げて
います。以下、参議院ホームページのインターネット中継・ビデオライブラリーから、
その部分を書き起こしました。以下により、ご確認ください。
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

 これに先立ち、3月1日(土)、日本有機農業研究会は第51回全国大会/全国有
機農業者と消費者の集い 2025 in 東京」を、国立オリンピック記念青少年総合セ
ンターで開催。その来賓挨拶として、全有協下山久信理事長は、「いま、学校給食の無
償化が行われようとしている、それだけでなく、今こそ、学校給食の有機化を実現させ
るべき時」として、国会議員向けの要望書を出すことにしている、みなさん、賛同
を!」として、満場の拍手を浴びました(写真)。そうした国会への働きかけの成果です。
この情報は下山さんからいただきました。

参議院 予算委員会 2025年3月6日(木)(1時33分頃から)
下野六太議員の質問要旨「学校給食無償化にあたり、地産地消だけでなく、有機
農業の推進を盛り込むべきではないか。」「学校給食でできる限り地元の有機農産物を
給食に取り入れるべきではないかと思っておりますが、いかがでしょうか?」

石破内閣総理大臣 答弁   「ご指摘の通りでございます。地産地消と同時に有機
農産物というもの、つまり、目に見える形で、誰がどのように作ったのかということが
子供たちにもわかるようにしていくということは極めて重要なことであって、どこの誰
が作ったかわかりません、どのように作ったかわかりませんと、これが健康に対してど
のような意義があるかわかりませんということであっては、学校給食法の趣旨にも食育
基本法の趣旨にも反することは、私は思っておるところでございます。    
 さればこそ、地域地域によって特性がございますので、地方創生交付金というもの
を、この実現に向けてご活用いただくように、政府といたしましても努力をいたしてま
いります。」

書き起こし
参議院予算委員会 2025年3月6日(木)
(前略)
議長 下野六太君。
下野議員 公明党の下野六太でございます。本日は質問の機会をいただき感謝申し上
げます。ありがとうございます。主に子育て教育引きこもりの問題等について質問をさ
せていただきたいと思います。早速質問に入らせていただきます。
 国は人がつくり、人は教育がつくる。一貫して主張してまいりました。30年、50年
先、100年先の日本を素晴らしい国にするためには、教育にこそ、最も力を入れていく
べきではないかと私は思っております。我が党は結党から60年を超えておりますが、一
貫して教育に力を入れて参りました。
 消費税が10%に上がる際には、3から5歳の幼児教育の無償化も実現をしてきまし
た。
今回も自民党、維新の会との協議の中で、高校教育の無償化の実現について合意し、
授業料以外の教育費を支援する低所得世帯向けの高校生等奨学給付金にも中間所得層ま
で広げるよう合意することができました。
 総理の今後の意気込みと取り組みについて伺いたいと思います。
議長 石破内閣総理大臣。
石破大臣 いろんなご議論を経まして、今回のような内容になっておるところでござ
いますが、教育の質をいかに確保するか、そして多様な人材をどのように育成し実現を
するか、私立加算金額の水準はいかにあるべきか、公立私立はどのような関係に立つか
ということが、検討項目としてなお残っておろうかと思っております
そのようなことを踏まえながら、安定的な財源の確保とともに、制度設計というもの
に取り組みます。ご指摘のように低中所得層の方々への高校生などの修学給付金の拡充
につきましても、3党合意に沿いまして、公明党さんのご意見を拝聴しながら取り組ん
でまいります。
議長 下野六太君。
下野 はい、3党合意の給食の無償化にあたりまして、地産地消だけでなく、有機農
業の推進を盛り込むべきではないか。子供の育ちには言うまでもなく、安心で安全な食
材が必要であります。総理も有機農産物を給食に取り入れるべきであるとご発言をして
いるということを伺っております。
 学校給食でできる限り地元の有機農産物を給食に取り入れるべきではないかと思っ
ておりますが、いかがでしょうか?
議長 石破内閣総理大臣。
石破大臣 ご指摘の通りでございます。地産地消と同時に有機農産物というもの、つ
まり、目に見える形で、誰がどのように作ったのいうことが子供たちにもわかるように
していくということは極めて重要なことであって、どこの誰が作ったかわかりません、
どのように作ったかわかりませんと、これが健康に対してどのような意義があるかわか
りませんということであっては、学校給食法の趣旨にも食育基本法の趣旨にも反するこ
とは、私は思っておるところでございます。
 さればこそ、地域地域によって特性がございますので、地方創生交付金というもの
を、この実現に向けてご活用いただくように、政府といたしましても努力をいたしてま
いります。
議長 下野六太君。
下野議員 はい。総理の今のご発言は、食育にもしっかり繋がっているというふうに
受けとめました。ありがとうございます。
 教育無償化3党合意の中で先行措置として令和7年度分について、全世帯を対象とす
る。援金について、・・・
(以下、略)

 以上                

(発信 久保田裕子 日本有機農業研究会2025.3.7.)

2025年3月2日日曜日

【転載】3月30日東京で「令和の百姓一揆」トラクター&デモ行進!

 転載 田中正治

「令和の百姓一揆」トラクターデモ in 東京青山、「時給10円、 もう限界」=自民
党「NO(農)政」にNO!と言える日本を!! そして自民党にNO!の「一票一揆」
を!!

◆「令和の百姓一揆」トラクターデモ in 東京、「時給10円、 もう限界」(東京新聞
2025.2.22)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/387380?rct=tokuhou
 

山形の百姓、菅野芳秀です。
農民に欧米並みの「所得補償」を!市民に安定して食料を手にできる生活を!
「令和の百姓一揆」トラクター&デモ行進!
その実行委員会制作のプロモーションビデオが出来ました。
SNSなどで拡散していただければありがたいです。
共に行動しましょう。