2010年11月3日水曜日

さわのはな生産者からのメッセージ 2010年10月15日

無農薬・無化学肥料の「さわのはな」を作っているお百姓さんたちのメッセージです。





【 今田 多一 】

● コンバインでの稲刈りは終わっていたが、6日から5日間仕事を休む。急に下痢をもよおし、食欲はなくなり何をするにも力が入らない。医者に診てもらうと整腸剤を処方されたが、なお下痢が止まらず、痩せてゆくのがわかる感じだった。再診を受け血液検査をしたら白血球値が異常に高く、ウィルス性のものだとの診立てになり抗生剤を飲んだらピタリと止む。このたびは疲れた体、弱った体にウィルスが入るのを体験する。

 夏の猛暑でやはり高温障害が出た。コメの玄米に腹白が異常に多く、見た目も悪い。昼と夜の寒暖の差も少なかったからか、平年より食味も若干落ちる感じだ。そして、カメムシの斑点も多い。栽培管理には私なりに努力したつもりですが、自然条件、気象条件などの影響を理解して食べていただくと大変ありがたい。





【 笹 輝美 】

● 猛暑が過ぎ、いざ稲刈りとなったら毎日雨、アメ、あめ。茎が長く柔らかい品種は倒伏したり、田んぼはぬかるんでコンバインでの作業も難渋を極めた。収穫作業が終わってみれば案の定、登熟期の夜間の高温がたたり、さほど収量は上がらず、カメムシの被害ばかりが目立ち、見た目はあまり良いとは言えないが、食味は心配に反しまずまずの出来と言える。稲の作業が終わっても、畑の片付けや機械の清掃・点検整備、格納、ハウスのビニールの張替え、そして雪囲いと仕事は尽きない。





【 星 川 公 見 】

● 夏の猛暑で心配していた米の作柄も収量は少ないものの思っていたよりきれいな美味しい米ができたようでホッとしている。稲刈りも無地に終わって、秋を感じる余裕が出てくるが、疲れも出てくる。
天の恵みに感謝しながら稲刈りの後かたづけに精を出す。





【 遠藤 敏信 】

● 稲刈りを終えとにもかくにもホッとしている。新米を炊いてもらった。実にうまい。食欲の秋とはよくいったものだ。毎食一杯と決めているのがついつい余計に食べてしまう。ささやかな しあわせ感。実はこの文章、冒頭を除けば、昨10月の短信と全く同じ。

 それにしても、政治が良くない。いまや、昨年の政権交代での期待感は失せた。交代した意味が全くない、と思う。安焼酎で今夜も酔う。 




(有)新庄最上有機農業者協会  【 佐藤 あい子 】

● (有)協会だより

① ただ今、にんにくを1反歩植えつけています。その種代48万円 … 。

②昨年産の我が「なたね油」は、あと2本で完売。本年産は今月末完成の予定。

③はと麦と大豆、今月中には刈り取りが終わります。


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