2015年11月21日土曜日

【 遺伝子組み換え】有機農業ニュースクリップ No.689 米国FDA GMサケを「安全」として承認

【転載】
━ No.689 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  有機農業ニュースクリップ

                  2015.11.20
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≪ 今日の目次 ≫
 ■米国FDA GMサケを「安全」として承認
  200万人の反対の声を無視


≪ 遺伝子組み換え ≫
■米国FDA GMサケを「安全」として承認
 200万人の反対の声を無視

  米国食品医薬品局(FDA)は11月19日、「成長が早い」というアクアバウンティ社の遺伝子組み換え(GM)サケを食べても安全であるとして承認した。過去最大の200万人が承認反対の意見をFDAに提出していた。このアクアバウンティのGMサケは、日本では承認申請されていない。生産規模からしても、このGMサケがすぐに日本の食卓に上る可能性は微妙だが、このGMサケを手初めとして、GM魚やGM動物(肉)の商業的な販売が取りざたされてくる可能性がある。

  FDAは、組み込まれたDNAが世代間で安定していて、栄養的にも問題ないと判断したとしている。

  FDAはまた、GM動物に組み込まれるDNAが、連邦食品医薬品化粧品法の動物薬の規定と合致するため、この動物薬の規定でGM動物を管理するとした。

  FDAはまた、消費者の義務的なGM表示要求の声の高まりを考慮し、GMサケととともに、GM作物由来成分を含む食品の自主的なGM表示に関する2つガイダンスの草案を公表し意見募集を始めるともしている。しかし、強制力を持たないガイダンスによる表示が、どこまで実効性を確保できるか大きな疑問が残る。

  ◆FDAが示した表示例(案)
   “Not genetically engineered.”
     「遺伝子組み換えではない」
     “Not genetically modified through the use of
    modern biotechnology.”
     「バイオテクノロジーを用いた遺伝子組み換えではない」
   “We do not use Atlantic salmon produced using
    modern biotechnology.”
     「バイオテクノロジーを使って生産される大西洋サケ不使用」

 ● 重大な環境影響 天然サケは絶滅の可能性も指摘

  アクアバウンティのGMサケは、陸上の隔離した施設で採卵、養殖されるとしている。しかし、GMサケが海に逃げ出した場合、天然のサケは十数代で絶滅すると試算されている程に、環境への影響は大きいと見られている。FDAは、このGMサケは不妊だとしているが、このGMサケが他のサケと交雑の可能性がある、とが指摘されている。

  FDAは、このGMサケの物理的封じ込め措置は十分であると判断できるとした。しかし、米国内での養殖を認めないともしている。

 ・FDA, 2015-11-19
  FDA takes several actions involving genetically
  engineered plants and animals for food
  http://www.centerforfoodsafety.org/press-releases/4131/fda-approves-first-genetically-engineered-animal-for-human-consumption-over-the-objections-of-millions

 ・Royal Society, 2013-5-23
  Hybridization between genetically modified Atlantic salmon
  and wild brown trout reveals novel ecological interactions
  http://rspb.royalsocietypublishing.org/content/280/1763/20131047.full.pdf+html

  このGMサケは、カナダで採卵し、パナマの山地に設けられた施設で養殖されるという。FDAの認定の一方で、米国の食品安全センター(CFS:Center for Food Safety)などから封じ込め措置が不十分だと指摘されている。アクアバウンティは2013年、パナマのGMサケの養魚場が環境法違反したとして約1万ドルの罰金刑を受けている。英国のガーディアン紙は2013年、パナマの標高1500mの山中にある、かなり「貧弱」に見える養魚施設を映像つきで報じている。外観からは、厳重な封じ込め措置がとられているとは見えそうもない施設だ。

 ・Guardian, 2013-4-24
  GM salmon's global HQ -
  1,500m high in the Panamanian rainforest
  www.theguardian.com/environment/2013/apr/24/genetically-modified-salmon-aquabounty-panama-united-states

  ロイターによれば、このGMサケが一般に販売されるには2年かかると見られているという。しかし、米国のセーフウェイ、クローガーなどの一部の大手食品チェーンは、GMサケの販売はしないと明言している。すでに米国ではGMサケの不買運動が展開され、約9千の食料品店やレストランなどが取り扱わないことを宣言している。米国消費者のGM離れが顕著になっている中、どのように販売されるか不透明だ。

 ・Reuters, 2015-11-19
  U.S. clears genetically modified salmon for
  human consumption
  http://www.reuters.com/article/idUSL1N13E1X620151119


 ● 市民団体は承認取り消し訴訟を準備

  FDAの承認を受けて、しみんの大きな反対の声を背景にした米国の市民団体や環境団体は19日、即座に承認反対の声明を出した。

  この間一貫して遺伝子組み換え食品に反対してきた食品安全センターは19日、承認は環境に深刻な影響があり、FDAは市民を保護する義務を怠った、と承認を非難する声明を出した。その中で、他の反対している団体と協力して、承認取り消しを求めて提訴する方針を明らかにした。

  食品安全センターとともに承認に反対してきたFood & Water Watch も19日、GMサケの販売阻止に向けてあらゆる手段を検討しているとの声明を発表した。また、オバマ大統領が、この承認を覆すよう訴えるとしている。

  大地の友(FoE:Friends of the Earth)も19日、承認反対の声明を発表し、このGMサケの承認が、開発中の35種に上るGM魚承認の先例となるとし、GMサケの販売や提供拒否宣言の運動を続けるとしている。

  カナダのGM反対の運動を続けているカナダ・バイオテクノロジー行動ネットワーク(CBAN)は19日、環境に重大な脅威をもたらす懸念があるとして承認に反対する声明を出した。アクアバウンティは、カナダのプリンス・エドワード島に採卵施設を設けている。カナダ政府は、この施設での採卵とパナマへの移出を承認している。CBANは2014年1月、この承認の取り消しを求めて提訴し、裁判で争っている。CBANは、なぜ、米国で認められないGMサケの商業生産が、カナダでは認められるのか、と疑問を投げかけている。

 ・Center for Food Safety, 2015-11-19
  FDA Approves First Genetically Engineered Animal for Human Consumption Over the Objections of Millions
  http://www.centerforfoodsafety.org/press-releases/4131/fda-approves-first-genetically-engineered-animal-for-human-consumption-over-the-objections-of-millions

 ・Food and Water Watch, 2015-11-19
  FDA Approves Unlabeled GMO Salmon Despite Widespread Opposition from Scientists, Consumers and Members of Congress
  http://www.foodandwaterwatch.org/news/fda-approves-unlabeled-gmo-salmon-despite-widespread-opposition-scientists-consumers-and

 ・Friends of the Earth, 2015-11-19
  FDA's approval of GMO salmon denounced
  http://www.foe.org/news/news-releases/2015-11-fdas-approval-of-gmo-salmon-denounced

 ・Canadian Biotechnology Action Network
  Canadian Groups Concerned as US Approves GM Salmon - Canada to produce GM fish eggs
  http://www.cban.ca/Press/Press-Releases/Canadian-Groups-Concerned-as-US-Approves-GM-Salmon-Canada-to-produce-GM-fish-eggs


 ◆アクアバウンティ
  GMサケを開発したアクアバウンティは2013年、米国バイオ企業のIntrexon社に買収されている。Intrexonは、GMリンゴのオカナガン、GM昆虫のオキシテック(英)も買収し傘下に納めている。


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2015年11月3日火曜日

【遺伝子組み換え】『モンサント――世界の農業を支配する遺伝子組み換え企業』

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2015年10月25日日曜日

【映画】『遺伝子組み換えルーレット』日本語版 完成記念上映会&トーク


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・
┃PARCの翻訳DVDプロジェクト
┃『遺伝子組み換えルーレット―私たちの生命のギャンブル』
┃ ★10月31日(土)日本語版完成上映会&トーク
┃ 【公式サイト】http://geneticroulette.net/
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━・
遺伝子組み換え作物が大規模栽培され始めてから約20年。
この間に米国ではさまざまな慢性疾患が急増しました。アレルギー、自己免疫性疾患、自閉症、糖尿病、ガン、不妊、出生異常…。
これにはさまざまな要因が考えられます。米国から大量の遺伝子組み換え作物を輸入している日本でもこれらのことは対岸の火事ではすまされません。

近年、米国の専門家は、遺伝子組み換えがこれらの慢性疾患の急増の原因の1つになっている可能性を指摘しています。その連関に気がついた市民たちが家庭の食を変え、さまざまな疾病に苦しんでいた子どもの症状が変わっていく。家畜の病気に悩んでいた農家に笑顔が戻る。
そんな事実の積み重ねが今、米国あちこちで遺伝子組み換えに反対し、遺伝子組み換え食品表示義務を求める動きの盛り上がりにつながっています。

そうした動きに焦点をあてたドキュメンタリー映画『遺伝子組み換えルーレットー私たちの生命のギャンブル』(ジェフリー・M・スミス製作)を日本でも多くの方に観ていただきたいとの思いから、2015年7月、私たちは日本語版製作プロジェクトを立ち上げました。
クラウドファンディングにて皆様に資金支援をお願いし、多くの専門家・活動家の皆さんからも応援メッセージをいただきました。

多くの方からの共感とご支援をいただいた結果、製作も順調に進み、このたび完成上映会を開催できる運びとなりました。
本作品の日本初の上映の貴重な機会です。ぜひご参加ください!

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◆『遺伝子組み換えルーレット―私たちの生命のギャンブル』
日本語版 完成記念上映会&トーク
日時:2015年10月31日(土)18:30~20:50 (開場18:10)
会場:東京ウィメンズプラザ ホール
          (地下鉄表参道駅、JR渋谷駅下車)
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目53-67
         交通アクセス・地図 http://www1.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/outline/tabid/136/Default.aspx
参加費:1500円
※予約優先
※クラウドファンディグ支援者の方は無料(要予約)
※託児あり。先着順(要申込)

プログラム
・ドキュメンタリー映画
『遺伝子組み換えルーレット―私たちの生命のギャンブル』上映(85分)
・完成記念トーク
「遺伝子組み換えによる健康被害の実態と私たちにできること」
安田美絵(自然食研究家・社会活動家)
印鑰智哉(オルター・トレード・ジャパン:ATJ)
内田聖子(アジア太平洋資料センター:PARC)
お申し込み:http://geneticroulette.net/event/20151031 

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◆クラウドファンディングについて
日本語版製作に向けて、クラウドファンディング実施中!
https://motion-gallery.net/projects/parc201507

◆ドキュメンタリー映画
『遺伝子組み換えルーレット』日本語版公式ホームページ
http://geneticroulette.net/

【映画】種をつぐ人びと

■映画 種をつぐ人びと
予告編動画 


この100年で90%の在来種が絶滅したという。食の工業化や大
量生産に伴い、種の多くは大量生産に適するといわれる遺伝子組換え種子(GM)や一代雑種(F1)になり、大量生産に向かない在来種をつなぐ人たちが減ったからだ。一代雑種は、種を採り蒔いたとしても親と同じ特性の種にならないため、農家は毎年種を買い続けなくてはならない。遺伝子組換え種子もまた、巨大企業の契約に縛られているため農家が自由に種を採り、蒔くことはできない。
種は誰のものか。巨大企業を相手に、種の主権は自分たちにあると有機の種農家が訴える。そして絶滅の危機にあった在来種を蘇らせ、再び世に広める様々な取り組みを描いた作品。

原題の『Open Sesame』は直訳すると「開けゴマ!」。アリババが盗賊に盗まれた財宝を市民に取り戻すために宝が隠されていた洞窟を開ける呪文。作品の中で出てくる「開けゴマ」の運動は、巨大種子会社に独占された種を市民に取り戻す運動。

公式サイト:http://www.opensesamemovie.com

この映画は、12月20日に国際有機農業映画祭で上映します。
http://www.yuki-eiga.com/
***

関連:エコロジー活動家の先駆者達が設立したガイア財団とアフリカ生物多様性ネットワークの合作映画「Seeds of Freedam」直訳して「種の自由」。GMO種子(遺伝子組み換え種子)に 関する無料視聴短編映画です。

何故「種が自由」なのかと言えば、遺伝子組み換え作物(GMO)種子の世界シェア90%の米国モンサント社が自社のGMO種子の特許を取ってしまったから。自然交配した作物を見つけては「特許侵害」と農家に言い立てて多額の賠償金を請求し、いったい種は誰のものなのかと大問題になっています。

現在世界のGMO種子の3大企業と言えば、米国モンサント社、米国デュポン社、スイスのシンジェンタン社。モンサント社・シンジェンタ社に目を付けたのが、飢餓で苦しむアフリカ。加えてロックフェラー財団とビル&メリンダ・ゲイツ財団が「AGRA(アフリカ緑の革命のための同盟)」を設立し、これに関わっている日本の財団が笹川平和財団。

彼等の主張は「アフリカの人口を養うためにはGMOだけが唯一の道である」と言うものです。もちろん多くのアフリカの農民たちはGMOに「NO!」と声をあげています。
アフリカや発展途上国のGMO反対の声を世界に届けるため制作された約30分の短編映画が『 Seeds of Freedam』

無料視聴可能ですが、残念ながら英語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語・ルーマニア語のみ。映像を見るだけでも概要はお分かり頂けると思いますので是非ご覧ください。↓

http://www.seedsoffreedom.info/watc…/watch-the-film-english/ 

TOKYO ECO & ORGANIC LIFE Ⅱ より

2015年10月17日土曜日

【TPP】TPP大筋合意に達したは大嘘


TPP大筋合意に達したは大嘘。
どの国も合意などには達しておらず日本だけが国民誘導の為に嘘をついていることがわかりました。

東京ではこのニュース報道が禁止されていると堤さんは言っている。
まだ始まってなければ終わってもいない。
反対ののろしを諦めていた人には朗報です。
これからも国民搾取を目論む自公民とその企業には反対をつきつけていかなければならない。

2015年10月1日木曜日