2026年2月2日月曜日

節水型乾田直播問題に関する大規模な院内集会

転載です
田中正治
 

節水型乾田直播問題に関する大規模な院内集会を開催します。

節水型乾田直播の安易な導入は、水田のシステムを崩壊させるもので、環境(生物多様性)への影響、食の安全への影響だけでなく、農家にとってもデメリットがあります。
ぜひご参加ください。

==================

昨年来、「令和の米騒動」米価の高騰が続いています。その一方で、離農を余儀なくされる農家の数も止まらず、わたしたちの命を支えるお米の生産が今後どうなるのか、不安が高まっています。

そんななか、田植えを省略して、湛水せずに実質畑で稲を育てる「節水型乾田直播」は人手を減らした大規模な米生産が可能だとして、マスメディアが盛んに取り上げています。そして農水省もその推進に向けて動いています。

しかし、この栽培方法には大きな懸念があります。

1.         農薬、化学肥料の使用増大

2.         連作障害の発生、土壌への長期的な負の影響

3.         水田の多面的機能喪失、特に生物多様性の減少を含む生態系に与える影響増大

4.         反収の減少と不安定化

5.         食味の変化

6.         雑草イネ対策として、農薬耐性稲など遺伝子操作稲に転換してしまうこと

7.         この栽培方法の急拡大が、小規模農家や節水型乾田直播に適しない農地を持つ大規模農家を離農に追い込み、水田のための水路の維持、さらには農村の維持が困難になること

 

政府は「みどりの食料システム戦略」で農薬や化学肥料を減らし、有機農業を大幅に拡大する方針を打ち出しましたが、この節水型乾田直播はその方針にまったく反するものです。短期的な利益のために、長期的な環境や農村の維持が犠牲になることを危惧します。また、この方法により温暖化効果ガスを減らすと宣伝されていますが、根拠は不確かで、実効力には疑問が指摘されています。

 

農水省はこの節水型乾田直播を拡大させるために2026年度予算に向けて概算要求を出し、コンソーシアムまで作って推進しています。それは本当に、日本の食・農にとって果たして目指すべき方向でしょうか? 水田には生態系の維持にも、災害の防止・減災にも、そして文化の維持も含めて多面的な意義があることを、わたしたちは今、あらためて確認すべきではないでしょうか?

 

下記の日程で院内集会を開催し、わたしたちの声を国会に届けます。

ぜひ、ご参加ください。

 

==================

節水型乾田直播問題院内集会

日時:2026224日(火) 16:0018:30

場所:国会議員会館会議室(会議室は120日以降に確定します)/オンライン併用(Zoom)

参加費:無料

  16:0017:30 農水省関係者を交えた質疑

  17:3018:30 生産者(特に稲作農家)、市民、国会議員による意見交換

 

申し込みフォーム

 

お問い合わせ先:OKシードプロジェクト事務局 https://save.okseed.jp/contact

主催:節水型乾田直播問題を考える実行委員会

==================



0 件のコメント: