2023年3月28日火曜日

2023年3月21日火曜日

【転載】 新刊ブックレット 『フードテック』未来食?それともジャンクフード? ~代替肉・昆虫食・培養肉を考える~

【転載】
新刊ブックレット

フードテック
未来食?それともジャンクフード?
~代替肉・昆虫食・培養肉を考える~


最近、耳にするようになった「フードテック」。その筆頭にあげられている代替肉や昆虫食、培養肉は、環境問題を解決し、食料の安定供給をもたらすなどと言われています。しかし、いずれもこれまで食経験のない新規の食品で、そこにはメディアが報道しない大きな問題が潜んでいます。科学ジャーナリストの天笠啓祐さんが、Q&A形式でわかりやすく解説しました。

おもな内容

Q. フードテックとは何ですか?

Q. 代替肉で注目されている大豆ミートとはどんなものですか?

Q.昆虫食に問題はないのでしょうか?

Q. 培養肉とは何ですか?

Q. フードテックにはどんな問題がありますか?


著者:天笠啓祐/2023年3月発行
発行:日本消費者連盟、遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
A5判・67ページ/頒価:500円(会員470円)送料別

講師派遣も行っています !
詳しくは下記までお問合せ下さい


ご注文はFAX 03-5155-4767
メールでも受け付けていますoffice.j@nishoren.org

〒169-0051東京都新宿区西早稲田1-9-19-207 日本消費者連盟/電話03-5155-4765(月・水・金)

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2023年3月16日木曜日

【転載】第25回大豆畑トラスト運動全国交流会 2023年3月16日(木)

【転載】第25回大豆畑トラスト運動全国交流会 2023年3月16日(木)

★大豆畑トラスト運動全国交流会にご参加の皆さんへ
遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンから

第25回大豆畑トラスト運動全国交流会にご参加有り難うございま

した。

●第1部では昆虫食や培養肉などのフードテック食品の問題点が明らかにされ、第2部では大豆畑トラスト運動の生産者と消費者からの報告がありました。後継者不足等の課題は出され、大豆畑トラスト運動の意義、課題等について共有されたと思います。
今年も大豆畑トラスト運動の活動をよろしくお願いいたします。また来年の全国交流会へのご参加をお願いいたします。よろしくお願いいたします。

●オンラインでご視聴いただけなかった皆さん、もう一度ご覧になりたい皆さんには、以下の録画をご視聴いただければ幸いです。


●配布資料
https://1.gigafile.nu/0421-cf4d2af1d18df3d76d120dbede9901117

■問い合わせ 遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
 office@gmo-iranai.org
 03-5155-4756


 

2023年2月4日土曜日

水田トラスト運動とは?

  トラストとは、市民が自分たちのお金で身近な自然や環境を「買い取り」、経済競争や開発から守ることで、次の世代に残すことです。ピーターラビットで有名なビアトリクス・ポッターが英国湖水地方の自然を守るために始めた「ザ・ナショナル・トラスト」が始まりとされています。
 いま、農業はグローバル経済のはげしい価格競争の中にあります。価格優先、効率優先の農業は、農薬・化学肥料に頼り、土地を荒廃させる悪循環につながっています。特に、多国籍企業・モンサント社や日本の農水省は、生命に危険をもたらすと言われている「遺伝子組み換えイネ」を推し進めようとしています。
 市民・消費者として、私たちにできることはないのでしょうか
 新庄・水田トラストは、幻の米と言われる「さわのはな」の無農薬・無化学肥料栽培水田をトラスト(相互信託)します。遺伝子組換えイネNO!の市民・消費者は、1口3万円のお金で、「さわのはな」の水田の管理を農家にまかせます。遺伝子組換えイネをつくりたくない農家は、トラスト水田の管理を引き受け、市民・消費者との思いを共有します。
 「さわのはな」は、山形県の最北端の新庄で、農家が自分で食べるために長年作っている在来種のお米です。遺伝子組換えされた種子でイネの種子を支配しようとしているモンサント社、農水省に対して、在来種「さわのはな」を育て、広めます。「さわのはな」は、ほかのお米に比べて胚芽の部分が大きいのですが、精米したとき少し乳白色で小粒の為、市場に出回りません。しかし、地元農家の舌で選ばれたNo.1のお米なのです。
 秋に収穫されたお米は会員で均等に分配され、平年作では、約40kgのお米が届きます。水田トラストは、水田(土地)をトラスト(相互信託)する運動です。お米をトラストするのではないのです。したがって、お米は収穫の量に応じて、豊作の年はたくさん、不作の年は少なく配分されます。

  地球45億年の歴史の中で、地球生物は何度か絶滅の危機に瀕してきました。天変地異がその原因でした。しかし、現在進行中の地球環境の破壊は、人間が生み出したものです。オゾン層の破壊は、フロンという人工物質がもたらしたものです。地球温暖化の原因の多くは、工場や自動車が出すCO2、NOX、SOXなどの人工物質です。
赤ちゃんをさずかったとき、アトピーでなければラッキーと言われる時代です。40年間に数十万種類の人工化学物質が生産されてきました。空気、水、食べ物からそれらは人体に入ってきています。
 今、母親になろうとしている若い人たちはすでに人工化学物質が氾濫するコンビニ文化で育った人たちです。オスをメス化させ、人間の精子も減少させている環境ホルモンは生殖を狂わせています。不妊と奇形児誕生率が上がっています。この環境ホルモン物質の60%は、農薬だといわれています。
 農協が進めてきた農業は、農薬と化学肥料をたくさん使って、大量の米や野菜を生産する方法です。その結果、土の中の微生物やミミズが死んでいます。作物を育てる土の力が落ちているのです。

日本ではお米の自給率は100%ですが、小麦や大豆の自給率は5%以下です。国内の2倍の農地が海外にある計算です。私たちの食糧は危ういのです。1998年から大豆、とうもろこし、菜種など遺伝子組換えされたものが輸入されています。味噌、豆腐、納豆、食用油などの加工品として私たちのお腹の中に入ってしまっているのです。遺伝子組換えされたものが、どういう副作用をおこすか、まだわかっていません。免疫力の低下や大腸ガンの発生などいろいろと取り沙汰されています。
 現在、多国籍化学企業・モンサントや農林水産省は莫大な予算をつけて稲の遺伝子組換えに全力投球しています。私たちの主食が遺伝子組換えされたら、一体どうなるのでしょう。私たちのほとんどの遺伝子は眠っていると言われています。遺伝子組換え食品がその休眠遺伝子を目覚めさせ、悪さをさせることも危惧されています。大腸ガンの増加を心配する専門家もいます。
 日本は先進国の中で環境や食品に関する規制が最も緩い国です。故に多国籍企業からお金儲けの標的になっています。外国のある専門家は日本人がモルモットになってくれるから、お金をかけて臨床実験はしなくていいとも思われています。


 1998年、国会で農地法が改定されました。今までは、農地を所有できるのは土地を耕す人=お百姓さんだけでした。耕作者主義と言われます。しかし新農地法では株式会社も工夫すれば農地を所有できるようになりました。株式会社は利益追及が目的です。したがって、農地で儲からなくなったら農地を他に転用するかも知れません。土と農業に愛着を持っていないのですから。
 さらに現在、日本の農家の平均年齢は65歳を超えています。それも女性が中心の担い手です。農家の後継者率は5%にもならないでしょう。息子や娘は都会に出ていってしまっています。現在、日本の自給率はカロリーに換算すると40%以下です。しかし、他の先進国は100%以上か100%に近いのです。このままでは、生命をつかさどる農業は、国家エゴや多国籍企業の食糧世界戦略に負けてしまいます。

  まず農薬、化学肥料中心の農業から有機農業・環境保全型農業に転換しましょう。生態系をできるだけ破壊しない農業を支援しましょう。とりわけ、遺伝子組み換え稲の認可、作付、商品化を阻止することです。そして、農産物の自給権と地域自給を上げることです。米、麦、豆の自給を目指しましょう。
 市民と農家が直接顔の見える関係になりましょう。農家も市民とともに農業のあり方を考えたいと望んでいます。私達新庄水田トラストは、新庄・最上地方に古くからあって、今は農家が自家飯米としてのみ作ってきた”幻の米・さわのはな”を復活します。
 国内の遺伝子組換え農産物・食品は、すべて表示させましょう。さらには、遺伝子組換え農産物・食品の輸入や国内での遺伝子組換え食品の生産・販売をストップさせましょう。ヨーロッパでは市民の多くが遺伝子組換えに反対しています。国ぐるみでNO!と言っているところもあります。日本でも市民が活発に反対の声をあげています。皆さんと出来るところからはじめましょう。

 

  ここは山形県の最北端「新庄」。中山間地帯に属する米単作の町。農家は、あきたこまち、ひとめぼれ、はえぬきなどの品種をなりわいとして栽培しています。 それとは別に農家が自分で食べる分だけ作っている米があります。昭和30年代から作り続けている米で「さわのはな」といいます。 梅雨を越しても食味が落ちないと言われています。農家の舌でえらばれたベストワンのお米です。食べた人の多くは驚きの声をあげる人もいます。「もっと早くこの米に出会いたかった!」と。
 誰にも知られることもなく、この新庄の地でひっそりと生き続けています。
 戦後の東北・山形が生んだ文化遺産ともいうべきこの在来種をトラストにかけます。きたるべき遺伝子組み換えイネを撃つために。
作る人、食べる人が共に手をたずさえ、運動を始めましょう。

―佐藤恵一「さわのはな」生産者―


2023年2月1日水曜日

水田トラストのしくみ

 『新庄水田トラスト』は、その名の通り「水田」をトラストする事です。(お米のトラストではありません)遺伝子組み換えイネを作らない水田を増やし、在来種のお米「さわのはな」を無農薬・無化学肥料で作っているお百姓さんと共に農業を支えあい、人の交流を豊かにし、自然を守り、安全なお米を次の世代へ残して行く運動なのです。

 ■ 水田トラストの流れ


■ トラストの方法

  1. 最大200口のトラスト会員で、水田2町(6000坪)をトラスト
  2. 1口=3万円/年
  3. 田植え・草取り・稲刈りは会員の権利となります。
  4. 「さわのはな」の栽培方法は無農薬・無化学肥料
  5. 日常管理はネットワーク農縁のお百姓さんに依託
  6. 不作豊作に関わらず、収穫は均等配分(例年20kg前後)


■ 申し込みから収穫米の受け取りまで

  1. 栽培者を決定します。
  2. 栽培者全員(8人)の収穫平均(キロ数)が決定します。
  3. 担当の栽培者から各会員の方へ、電話でお送りする方法当のお問い合わせが行きます。
  • 何月何日から発送したらよいか
  • 玄米/七分づき
  • 全量一括/1回に10キロずつ発送

    など、そのときお答えください。

    この機会は、新庄のお百姓さんとお話しする数少ない時間ですので、新庄弁で少しわかりにくいかもしれませんが、どうぞいろいろと質問なり、お話をしてみてください。素朴で誠実なお百姓さんたちは、よろこんで答えてくれます。
    四ヶ月間雪に閉ざされる、豪雪地帯新庄のコメ単作のお百姓です。お米づくりにかけてはプロです。

 

2022年10月31日月曜日

【第3回とことんオーガニックシンポジウム】有機農業これまでの50年、これからの50年を語りつくそう ―藤本敏夫没後20年記念シンポジウム―

【転載】
詳細情報  https://food-trust.jp/document/doc/20221123.pdf
申し込みは  https://tokoton3-organic.peatix.com/
7年ぶりに第3回「とことんオーガニックシンポジウム」を開催いたします。
今回の内容は、大地を守る会初代会長の故藤本敏夫氏が2002年に時の農水大臣へ提出した「農林水産省の20世紀の反省と21世紀の希望」と題した「建白書」のそこに描かれていた、日本農業の未来にわたる“あるべき姿”を、そして有機農業の原点と未来について、「有機農業これまでの50年、これからの50年を語りつくそう―藤本敏夫没後20年記念シンポジウム―」と題して、パートナーであった歌手加藤登紀子さんと千葉の鴨川自然王国を引き継ぎ、半農半歌手生活を実践されている次女の藤本八恵さんと共に進めて参ります。
新しい農業スタイルを語るリレートークや斉藤幸平氏をお迎えしての記念講演など内容盛り沢山で開催いたします。
懇親会では黎明期に活動を展開した人々を中心にその時代を振り返り、次世代の人々も交え、未来への希望を語るトークセッションの夕べとします。日本料理の「きじま」によるオーガニックをはじめ、MSCやASCの食材をふんだんに使用したサステナブルな料理をご用意してお待ちしております。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

主催者代表 徳江倫明

呼びかけ人一同
加藤登紀子(呼びかけ人代表)、藤本八恵、藤田和芳、鹿間茂、堀内信介、下山久信、近藤一海、水野葉子、渡辺義明、池田徹
2022年11月23日(水・祝)
【会場】東京ミッドタウン日比谷6F BASEQ QHALL1
昼部参加費3000円 夜の部懇親会参加費6000円 オンライン参加費2000円
(オンラインの場合3名以上の場合1500円/1人、10名以上1000円/1人)
昼の部12:00~16:30(受付11:20より)シンポジウム
トークセッション1 有機農業これまでの50年、これからの50年
加藤登紀子、みどりの食料システム戦略作りにはいった時の農水事務次官末松広行氏、これからの農業政策を作る自民党農林部会部会長の武部新氏を迎えてのトークセッション
登壇者
末松広行:元農水事務次官/武部新:自民党農林部会長/下山久信:全国有機農業推進協議会理事長/魚住道郎:日本有機農業研究会理事長/加藤登紀子:故藤本敏夫パートナー/ファシリテーター徳江倫明:主催者
トークセッション2 新しい農業スタイルを語るリレートークと一言インタビュー
大規模、ビジネス化、輸出化だけが農業の姿ではない。農業には暮らしと結びついた多様な在り方がある。国民が共感し、すべての人に開かれた農業とは?新しい農業スタイルを語る。

登壇者
藤本八恵:鴨川自然王国/早川恭彦:中小企業経営審議会/高坂勝:「減速して自由に生きるダウンシフターズ」著者/東光弘:市民エネルギーちば代表/山口純司:日本キッチンカー経営審議会理事長/西田栄喜氏:菜園生活「風来」/薗部七緒:千葉を有機の里にする千葉県団体連絡会(通称ちばだん)理事
記念講演 「人新世の『資本論』」著者 斉藤幸平氏
「ポスト資本主義の農と食―持続可能で公平な社会に向けて―
これからの農業を考えるには、環境の時代にふさわしい経済システムや社会システムから考える必要がある。グローバルサウスから見えてくる成長ではなく脱成長という時代、そして気候正義と食料主権を目指す時代とは?そこにある農業の在り方とは?
トークセッション3 有機農業これから50年―対立から連携へ―
みどりの食料システム法では有機農業比率25%、100万haの実現を宣言している。有機農業の広がりがもたらす日本農業の大転換時代。次世代はどう受け止め、どう行動するのか?それらの動きをリードする新世代のオーガニックリーダーたちが集結し、未来を語る。

登壇者
西辻一真氏:㈱マイファーム代表取締役/三好智子氏:IFOAM organics(国際有機農業運動連盟)世界理事/星野智子氏:一般社団法人環境パートナーシップ会議副代表理事/藤田 卓氏:公益財団法人日本自然保護協会生物多様性保全部主任/千葉康伸氏:有機生産者 NPO法人有機農業参入促進協議会代表理事/ファシリテーター・小原壮太郎氏:日本オーガニック会議執行部 全国有機農業推進協議

会事務局長
夜の部18:30―20:30 (受付18:00より)
トークステージ―有機農業運動草創期と“これから”への希望を語る―
加藤登紀子・Yae(藤本八恵)+藤田和芳(大地を守る会創業・オイシックス・ラ・大地会長)・徳江倫明(らでぃっしゅぼーや創業)のトークステージ 
藤本敏夫とかかわりがあった様々な人に登壇いただき、また新しい取り組みを展開する若手を交えながら、未来への希望を語り合いましょう。
※基本は立食パーティ形式です。
食事はオーガニック食材、MSC、ASC認証の海産類など会席料理の「きじま」による仕出しとオーガニックビールや日本酒を用意します。
酒類提供は、風水プロジェクト喜多本店/オーガニックビールは酪農王国オラッチェ/記念オリジナル日本酒は大和川酒造に協賛いただきます。
詳細情報  https://food-trust.jp/document/doc/20221123.pdf
申し込みは  https://tokoton3-organic.peatix.com/
【主催】一般社団法人フードトラストプロジェクト
【共催】一般社団法人オーガニックフォーラムジャパン
【協賛】㈱松源/昭島松源㈱/青果物流通研究会/㈱トキコ・プランニング/オイシックス・ラ・大地㈱/イーサポートリンク㈱/一社オーガニックフォーラムジャパン/フードトラスト㈱/㈱風水プロジェクト/㈱フルーツバスケット/酪農王国オラッチェ/(農)ながさき南部生産組合/(合)大和川酒造/㈱かもめ屋
【協力】日本オーガニック会議/NPO法人全国有機農業推進協議会/ママ♡エンジェルス
TEAM2600万