━ No.593 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
有機農業ニュースクリップ
2013.12.28
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≪ 今日の目次 ≫
■欧州食品安全機関 ネオニコ系農薬の基準値引き下げを提案
■ネオニコ系農薬に依存しない防除(ワークショップ)
≪ 農薬 ≫
■欧州食品安全機関 ネオニコ系農薬の基準値引き下げを提案EUの下部機関である欧州食品安全機関(EFSA)は12月17
今回の提案で欧州食品安全機関は、アセタミプリドの一日摂取許容量(ADI)を、体重1Kgにつき1日当たり0.07mgか
日本の農薬規制値は一日摂取許容量(ADI)だけであるが、欧州食品安全機関は同時に、急性参照用量(ARfD:24時間以
EUは2013年12月1日より、ネオニコ系農薬3種類(クロチ
・EFSA, 2013-12-17
EFSA assesses potential link between two neonicotinoids and developmental neurotoxicity
http://www.efsa.europa.eu/en/p
・PLOS One, 2012-2-29
Nicotine-Like Effects of the Neonicotinoid Insecticides Acetamiprid and Imidacloprid on Cerebellar Neurons from Neonatal Rats
http://www.plosone.org/article
EUでは、2013年12月31日からは、ネオニコ系農薬と同様
米国やカナダも使用規制に動く中、日本の農水省は逆に、使用推奨に動いている。このフィプロニルは、日本では広く使用が認められていて、EUの規制するトウモロコシも使用可能である。
・日本食品化学研究振興財団
薬等の基準値:フィプロニル
http://m5.ws001.squarestart.ne
食品安全委員会は11月26日、EUが使用制限をかけたフィプロニルについて、ADIを0.00019mg/kg体重/日とする
・食品安全委員会, 2013-11-26
フィプロニルに係る食品健康影響評価に関する審議結果(案)
についての意見・情報の募集について
http://www.fsc.go.jp/iken-bosy
【関連記事】
No.568
・EU:神経毒性農薬フィプロニルの使用制限を決定
http://organic-newsclip.info/l
No.580
・ネオニコ系農薬:欧米は規制の方向 日本は使用を推奨
http://organic-newsclip.info/l
■ネオニコ系農薬に依存しない防除(ワークショップ)
アクト・ビヨンド・トラストが「ネオニコチノイド系農薬を使わない病虫害防除を探るフォーラム(全3回)」の2回目となる「稲作育苗箱への浸透性農薬施用について」の参加者を募集している。今回は、稲作の育苗箱に使われるネオニコチノイド系農薬の問題を取り上げている。1月26日開催で、参加費は無料だが、事前申し込みが必要となっている。
・日 時:2014年1月26日(日) 14:00~16:30
・発題者:稲葉光國(NPO法人民間稲作研究所理事長)
戎谷徹也(大地を守る会)
小野寺喜作(庄内協同ファーム代表)
丸山 訓(有機栽培あゆみの会・アグリクリエイト)
・参加費:無料
・会 場:小山台教育会館 205会議室
〒142-0062 東京都品川区小山4-11-12
東急目黒線 武蔵小山駅西口より徒歩3分
http://www.koyamadai50.jp/acce
・主 催:一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト
・協 賛:大地を守る会、生活クラブ連合会ほか
・問合せ:一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト
リサーチアシスタント 八木晴花
電話:070-6551-9266(10:00~19:00)
Email:grant@actbeyondtrust.org
・アクト・ビヨンド・トラスト
ネオニコチノイド系農薬を使わない病虫害防除を探るフォーラム(
第2回ワークショップ「稲作育苗箱への浸透性農薬施用について」
http://www.actbeyondtrust.org/
3回目は2月25日に、「“楽農”への道――ネオニコチノイド系農薬に頼らない持続可能な農の未来(仮題)」が予定されている。
11月9日に開催された第1回「農家が楽になる減農薬農業:天敵を利用したIPM」の配布資料と動画も公開されている。
・動画記録と当日配布資料
動画:http://youtu.be/cgdTXd2QdwE
資料:http://www.actbeyondtrust.o
また、黒田洋一郎氏と木村-黒田純子氏によるネオニコ系農薬の危険性についての研究が、雑誌『科学』(2013年6月、7月)
この中で黒田氏らは、除草剤耐性GMに多く使用されている第1世代のグリホサート(ラウンドアップ)、グリホシネート(バスタ)についても、神経伝達物質に類似し、微量でも神経伝達物質の働きをかく乱し、脳の機能の発達に異常をおこす可能性が高いと指摘している。
・『自閉症・ADHDなど発達障害増加の原因としての環境化学物
(上) http://www.actbeyondtrust.org/
(下) http://www.actbeyondtrust.org/
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