阿部文子
鴨川市は、有名なシ-ワールドや亀田病院群の太平洋海岸に近い鴨川駅周辺から、保田や浜金谷の東京湾に連なる変化にとんだ地域である。我が家は2kmも行くと南房総市と境になる鴨川市のどんづまりにあるが、市民運動が盛んな地域でもある。
1 鴨川9条の会
「あべ政権を許さない」活動の中心になっている「鴨川9条の会」は、現在毎月19日には、国会に車で乗り合わせて参加し、安倍政権包囲網行動に参加している。行きの道中、車の中がまた楽しい。いろんな意見交換をする。国会前は毎回「鴨川9条の会」ののぼり旗を目印についていくのがやっとの混雑ぶりである。「あべ政権を許さない」行動は、戦争をごり押しする安倍政権をたおし、戦争法を廃案にするまで続けなければならないし、続くだろう。
2「まちの縁側かもがわ」
「まちの縁側かもがわ」は鴨川市街地に近い貝塚一戦場塚にある。鴨川は千葉県ではもっとも放射能汚染が少ない地域の1つであることを利用して、被爆した子供達と親の保養の宿泊施設である。
緑に囲まれた2階建ての1軒屋で、持ち主は近くのマンションに住んでいるので、気兼ねなく、ゆっくり過ごせる。鴨川の海にも近いし、シーワールドにも近い。お申し込みはホームページからどうぞ。
3 あわのば awanova
あわのば主に鴨川に移住した市民によって、毎月1 回新月の日に開催される互助マーケット&カフェである。提供品の基本はオーガニックか手作り食品。お米や豆類、パンやお菓子、チーズやコーヒー、雑貨や野菜・・・・。
私も「遊学の森コミュニティートレード」として、さわのはなの玄米、トラスト醤油、菜種油、有機栽培わたらい茶、宮古島もずく、パレスティナオリーブ油、オリーブ石鹸、お塩などを出展する。
日曜・祭日に重なると、さらに出展者は増え、古本屋、手作りアクセサリー、占い師、子どもへの絵本読み聞かせなどバラエティーに満ちる。軽い昼食も出来、10個のテーブルはほぼ満席。その中で毎回目立つのは、妻が日本人という外人勢グループである。子どもがいる人もいて交流の場になっている。夏になると夕涼みをかねて、影絵上映会をやることもある。
私は毎回、愛犬クロと一緒に参加して,本を読んだり、おしゃべりをしたりして充実した終日を過ごす。このような出展している人々を、新しい社会の方向性を示す「生産・消費者」と呼ぶこともある。(つづく)
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