2015年5月30日土曜日

【遺伝子組み換え】有機農業ニュースクリップ No.673「GM作物試験栽培の要望を受け入れるな」北海道立総合研究機構へ申し入れ

【転載】
━ No.673 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

   有機農業ニュースクリップ

                   2015.05.30
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≪ 今日の目次 ≫
 ■GM作物試験栽培の要望を受け入れるな
   北海道立総合研究機構へ申し入れ


≪ 遺伝子組み換え ≫
■GM作物試験栽培の要望を受け入れるな
  北海道立総合研究機構へ申し入れ

  今年4月、「北海道農民の会」が遺伝子組み換え作物の試験栽培実施を求め、北海道立総合研究機構(道総研)に要望書を提出していたが、日本消費者連盟と遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンは5月29日、道総研に対してこの要望を受け入れないように求める申し入れ書と事実確認と今後の対応に関する質問状を送付した。合わせて、高橋はるみ北海道知事に対しても、要望を受け入れないよう求める申し入れ書を送った。この申し入れ書には、北海道などの農民団体ばかりか、GM食品に反対している生協や消費者団体、NGOや市民団体など58団体が賛同している。

  今回の申し入れでは、北海道GM作物栽培規制条例制定の経緯を述べるとともに、北海道が昨年実施したアンケートで道民の8割がGM作物栽培に懸念があるとしていることを指摘した。また、試験栽培が実施された場合、「北海道産農産物の安心安全への疑念が生じることが懸念されます。そのときもっとも被害をこうむるのは北海道の農業者」であると指摘した。その上で、「北海道農民の会」のGM作物試験栽培実施の要望を受け入れないように求めた。

  「北海道農民の会」は道総研へ提出した要望書で、大豆とトウモロコシ、テンサイの除草が効率的な栽培の障害となっているとして、GM作物の比較試験栽培を行うように要望している。モンサントのラウンドアップ耐性GM品種が念頭にあると思われる。

  この「北海道農民の会」は、モンサントなどGM種子企業と歩調をあわせ国際的にGM作物推進団体の国際アグリバイオ事業団(ISAAA)のメンバーによるセミナーを開催していると、ISAAAが報じている。この団体は、4月22日のISAAAのニュースで始めて登場した。要望書の事務局の宮井能雅氏は98年と99年、輸入したモンサントのラウンドアップ耐性GMダイズを栽培し、収穫した8トンを販売したことを2004年になって公表している。

  申し入れ書でも指摘しているように、北海道では2002年にバイオ作物懇話会によってGMダイズが栽培された。2003年には、北海道農業研究センターでGM稲の試験栽培が行なわれた。こうしたGM作物栽培に反対する農家や消費者の声を背景に2005年、罰則付きの北海道GM作物栽培規制条例が制定された。この条例で北海道知事には、GM作物の試験栽培の中止命令権がある。しかし、道民の8割が懸念を持つとはいえ、泊原発再稼動容認の高橋北海道知事が、この要望を認める可能性への懸念が消えない。

  米国議会で審議されている米大統領に、TPP交渉権限を与えるTPA法案の中では、米国の市場参入機会を妨げるものとしてGM表示が明記されている。TPP成立後にGM表示制度がなくなる懸念が消えない。一方で農水省は、遺伝子組み換えの花粉症治療米や複合耐病性イネの開発を進めている。当然、将来的には、こうしたGMイネや他のGM作物を普通に栽培しようと考えているだろう。「北海道農民の会」の要望書は、日本国内でのGM作物栽培に弾みをつけようとしたもののようにも見える。今回の申し入れ書は、そのような動きの“芽を摘む”ものだ。

【資料】
 ◆北海道立総合研究機構への申入れ・公開質問状
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  北海道立総合研究機構
  理事長 丹保憲仁様

          特定非営利活動法人日本消費者連盟
             共同代表 安達由起
             共同代表 大野和興
             共同代表 田坂興亜
      遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
             代表 天笠啓祐

申入れおよび公開質問状

  2015年4月7日に「北海道農業者の会」が北海道立総合研究機構に対して遺伝子組み換え作物の試験栽培実施を求める要望書を送ったことが、国際的な遺伝子組み換え作物の推進機関であるISAAA(国際アグリバイオ事業団)の報告で明らかになりました。ISAAAの報告は、日本経済新聞社のグループ会社「日経BP社」が発行するメディア「日経バイオテクonline」5月7日号にそのまま転載され、拡散されております。
  北海道では2002年にバイオ作物懇話会によって1ヘクタールの広さに遺伝子組み換え大豆が栽培され、農家や消費者の間で不安が広がりました。2003年には、札幌市郊外にある独立行政法人北海道農業研究センターで農業生物資源研究所が開発した遺伝子組み換え稲の試験栽培が行なわれ、道内で遺伝子組み換え作物栽培に反対する農家や消費者の声が大きくなりました。その声は、北海道内で遺伝子組み換え作物栽培規制条例制定を求める運動になり、全国からも数十万に達する署名が寄せられ、2005年3月31日に同規制条例が公布されました。
  さらには、2014年11月に発表された、北海道が行なった道民意識調査(※)において、遺伝子組み換え作物の栽培に不安を感じている人は8割以上(「不安に思う」48.0%、「やや不安に思う」32.4%)に達していることも明らかになっています。仮に遺伝子組み換え作物の試験栽培が認められるようなことがあれば、北海道産農産物の安心安全への疑念が生じることが懸念されます。そのときもっとも被害をこうむるのは北海道の農業者です。
  遺伝子組み換え生物への懸念をもっている私たちは、貴機構が「北海道農業者の会」の要望を受け入れず、遺伝子組み換え作物の栽培試験を行わないよう強く求めると同時に、下記の事項についてお尋ねします。ご多用とは存じますが、ご回答は6月12日までに日本消費者連盟宛てにお願いいたします。

 【質問事項】
  1. 「北海道農業者の会」から遺伝子組み換え作物栽培の試験栽培に関し何らかの要望書を受けられましたか。
  2. もし要望書を受け取られたとしたら、その日時、内容はどのようなものでしょうか。
  3. その要望書に対し、貴機構はどのように対応されましたか、あるいはこれからどのように対応するご予定ですか。
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 ◆北海道知事への申入れ書
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   北海道知事
  高橋はるみ様

          特定非営利活動法人日本消費者連盟
             共同代表 安達由起
             共同代表 大野和興
             共同代表 田坂興亜
      遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
             代表 天笠啓祐

申入書

  国際アグリバイオ事業団(ISAAA)が公表した報告によりますと、2015年4月7日、「北海道農業者の会」が北海道立総合研究機構に対して遺伝子組み換え作物の試験栽培実施を求める要請を行なったとのことです。国際的な遺伝子組み換え作物の推進機関であるISAAA(国際アグリバイオ事業団)のこの報告は、日本経済新聞社のグループ会社「日経BP社」が発行するメディア「日経バイオテクonline」5月7日号にそのまま転載されて、拡散されております。
  北海道では2002年にバイオ作物懇話会によって1ヘクタールの広さに遺伝子組み換え大豆が栽培され、農家や消費者の間で不安が広がりました。2003年には、札幌市郊外にある独立行政法人北海道農業研究センターで農業生物資源研究所が開発した遺伝子組み換え稲の試験栽培が行なわれ、道内で遺伝子組み換え作物栽培に反対する農家や消費者の声が大きくなりました。その声は、北海道内で遺伝子組み換え作物栽培規制条例制定を求める運動になり、全国からも数十万に達する署名が寄せられ、2005年3月31日に同規制条例が公布されました。
  さらには、2014年11月に発表された、北海道が行なった道民意識調査(※)において、遺伝子組み換え作物の栽培に不安を感じている人は8割以上(「不安に思う」48.0%、「やや不安に思う」32.4%)に達していることも明らかになっています。仮に遺伝子組み換え作物の試験栽培が認められるようなことがあれば、北海道産農産物の安心安全への疑念が生じることが懸念されます。そのときもっとも被害をこうむるのは北海道の農業者です。
  私どもは遺伝子組み換え生物に対し深い懸念をもっております。今後もし北海道庁に対し、今回のような遺伝子組み換え作物の栽培を求める要請があったとしても、高橋知事におかれましては、2005年に公布された上記遺伝子組み換え作物栽培規制条例に則り、そのような要請を受け入れないよう強くお願い申し上げます。
  なお、道立総合研究機構には、「北海道農業者の会」からの要望を受け入れないよう申し入れるとともに、要望書を受け取ったかどうか、受け取っている場合はどのような内容だったか、同要望書に対しどのように対応したか、あるいはこれからどのように対応する予定かを質問しております。

               以上
  -----------------------------------------------

【関連記事】
 No.663 北海道:GM作物の試験栽培要請書
     背景にGM推進の国際アグリバイオ事業団
  http://organic-newsclip.info/log/2015/15040663-1.html

 No.662 北海道:農民団体?がGM作物試験栽培を要請
     道民の8割は栽培に懸念
  http://organic-newsclip.info/log/2015/15040662-1.html

 No.650 北海道道民意識調査:GM作物・食品に8割が「不安」
  http://organic-newsclip.info/log/2015/15030650-1.html


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2015年5月23日土曜日

【TPP】TPP交渉差止・違憲訴訟

TPP交渉の停止・差止めを求める「TPP交渉差止・違憲訴訟」の個人会員と原告になりませんか。

会員・原告を募集しています!
http://tpphantai.com/

これだけある! TPP交渉の憲法違反
  1. 生存権(憲法25条)
    市民の暮らしといのちへの影響は計り知れず、国民が人としてあたり前に生き、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利が侵害される。
  2. 幸福追求権(憲法13条)
    国政の上で最大の尊重が必要とされる生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利が侵害される。
  3. 司法主権(憲法76条1項)
    ISD条項によって国が提訴されれば、規制や法制度が覆されかねず、国の司法主権が侵害される。
  4. 知る権利(憲法21条)
    発効後4年間秘匿とする義務を負う秘密保持契約によって、国民の知る権利が侵害されます。
日本は主権在民の国家です。
憲法に違反するTPPは、
私たちの手で阻止できるはずです。
今こそ、国を相手に声を上げようではありませんか。

自由貿易やグローバル化といわれると、いいイメージがありますが、本当にそうでしょうか? 環太平洋経済連携協定(TPP)は、関税・非関税に関わらず「自由貿易」を妨
げる障壁の例外なき撤廃を目標としています。農産物の関税だけの問題では決してなく、その大半が非関税の多岐分野にわたり、食の安全、公的医療制度や保険、労働、公共事業、知的財産に関わる制度など、「暮らしの仕組み」「いのちの仕組み」に直結する問題です。

交渉参加国は「秘密保持契約」に署名しているため、交渉内容や過程の情報は公開されず、批准後も4年間秘匿とされ、国会も市民も、知ることができません。さらに「投資家対国家紛争解決制度(ISD)条項」が含まれており、市民の生命や財産を守るために国や地方公共団体が行う規制に対し、外国企業や投資家が提訴する可能性さえあります。

このように、TPPは様々な違憲、違法な内容を含んでおり、多くの人々に対して大きな不利益、権利侵害、生活不安が生じることは明らかです。TPPが優先するのは利益を得たい大企業の都合ばかりで、市民の暮らしといのちへの影響は計り知れません。まさに、私たちのあたり前の暮らしを壊す “異常な条約”なのです。

すでに、廃業に追い込まれるなど生活・生業に打撃を受けている人たち、発効後に生じるさらに大きな不安や苦痛、不利益、取り返しのつかない壊滅的打撃を被る危険性に直面している人たちの切実な声が出されています。こうした状況下にあって私たちは、「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」を設立しました。被害者の切実な声を受け止め、被害者の救済を第一の目的とし、併せてその原因となっているTPP交渉の停止・差止めを求める「TPP交渉差止・違憲訴訟」の準備を進め、目的達成のために必要な諸活動を行っています。

2015年5月16日土曜日

【会報】情報交差点No.86



















【イベント】『まけるまい!田植え交流ツアー2015!』:玄米さわのはなの故郷を訪ねる旅



■日時:2015 年 5/30(土)・31(日)
震災にまけるまい!被災地支援米「まける米」田植え交流ツアー。
みんなできてけろな~。

■参加費:6,000 円(中学生以下無料)
■募集人数:25 人(宮城県内)/15 人(宮城県以外)
■申込締切:2015年5月22日(金)
■宿泊先:食彩の宿おくやま(新庄市若葉町14-6)
■旅程
【1 日目】・・・マイクロバス1 台
8:20 東松島市出発
9:30 仙台市若林区出発
11:30 新庄到着
11:30 首都圏組集合
12:00 昼食
14:00 まける米田植え体験
18:00 夕食交流会

【2 日目】・・・大型バス1 台
9:30 山菜収穫体験
12:00 エコロジーガーデンで昼食
13:30 エコロジーガーデン出発
14:00 もがみ物産館出発
16:30 仙台到着
17:00 東松島到着・解散
※旅程は変更になる場合があります。

■主催: ネットワーク農縁/共催: 新庄市グリーンツーリズム推進協議会
■企画: (有) トランスオーシャンツーリスト
■お問合せ:
・ネットワーク農縁・高橋 090-1060-1392
・事務局:新庄市商工観光課クールジャパン新庄推進室
TEL:0233-22-2111  MAIL:syoukou@city.shinjo.yamagata.jp

<ご参考:東京←→新庄の交通>
※あくまでも参考です。詳細はお調べ頂きますよう宜しくお願い致します。
■新幹線:11,980円(乗車券7,020円 特別料金4,960円)
<行き:5/30(土)>
 つばさ123号 東京7:12発→新庄10:54着
<帰り:5/31(日)>
 つばさ150号 新庄15:17発→東京18:48着

■夜行バス:片道6,500円~7,600円程度
<行き:5/29(金)>
 浜松町(22:30発)→東京(22:50発)→上野(23:05発)→浅草(23:15発)→山交ビル(4:40着)→寒河江営業所(5:05着)→天童車庫(5:20着)→さくらんぼ東根駅(5:30着)→村山駅(5:45着)→尾花沢待合所(6:05着)→舟形十字路(6:20着)→新庄駅(6:40 着)

<帰り:5/31(日)>
 新庄駅(21:40発)→舟形十字路(21:55発)→尾花沢待合所(22:15発)→村山駅(22:35発)→さくらんぼ東根駅(22:45発)→天童車庫(23:00発)→寒河江営業所(23:15発)→山交ビル(23:50発)→浅草(5:40着)→上野(5:50着)→東京(6:05着)→浜松町(6:20着)

■インフォメーション
● さわのはな
 粒が小さめでかわいらしい色味の米。
白くないため市場には出回らず元々は農家さんたちが自分たちのためにつくってきたお米。
「さわのはな」は在来種。土地の気候風土にどのように適していくか、しっかりとDNAに組み込まれています。農薬もいらず、冷害などにも強いと言われます。
もちもちで噛めば噛むほど甘いその味に魅了されたファンは数知れず!
都内各所のオーガニックカフェでも定番のメニューとなっています

●「まけるまい」とは?
 2011年3月11日以降、山形新庄の農家さんたち始め有志で宮城県仙台地区へのボランティアを行ってきました。
昨年、被災された農家さんたちの「田植えがしたい」という一言に応え、山形新庄の高橋保廣さんの空いている田んぼを貸し、田植えを実施。そこで収穫できたお米を「まけるまい」と名付けました。
収益金は、1/3を被災者の皆さんへ、1/3を災害ボランティアの資金へ、1/3を地方での「被災者の話を語り継ぐ」会開催の資金とされています。

● 新庄水田トラスト運動
 「さわのはな」を始めとする、種や種が育つ風土を守りたいと強く願う消費者と農家が結びついて展開される運動です。
高度成長期時代の流れとともに、人々の米離れや安価なものが求められ、ついには遺伝子組み替え問題が浮上。農村の若者もどんどん都市へ流れるようになりました。
厳しい状況の中、試行錯誤を重ねながら、転換点を持つために、希望の光として復活したのが「さわのはな」です。そして、農家と都市の人たちのネットワークづくりを呼びかけるため、1995年に「ネットワーク農縁」が結成され、「新庄水田トラスト運動」が開始されました。

2015年5月13日水曜日

【イベント】NO TPP!!フェス&キャンドルデモ  2015.5.26(火)

転載【NO TPP!!フェス&キャンドルデモ  2015.5.26(火)】
 http://notpp.jimdo.com/
大筋合意か、あるいは「漂流」か。TPP交渉は今月、重要な潮目
に差しかかっています。

交渉参加12か国は5/15~25の首席交渉官会合(グアム)に続き、5/26~28、フィリピンで閣僚会合を開き、そこでの大筋合意を目指しています。

それを許すわけにはいかない、との危機感が高まる一方で、今月を過ぎれば、アメリカは大統領選で忙しくなり、TPPどころではなくなって、交渉は「漂流」に持ち込める、との観測があります。

多くの人を集めることで、NO TPP!!の声の大きさを世の中に示すべく、集会とデモを企画しました。これまでTPP反対運動をされてきた方だけでなく、いまだにTPPのことがよくわからない方にも気軽に来ていただき、よく理解していただけるよう、硬軟取り混ぜたプログラムを用意しました。

ステージではスピーチだけでなく楽しい寸劇や音楽ライブ、またその周辺では産直青空市場や餅つき、NO TPP!!クッキーの無料配布などもあります。ぜひ多くの方のご参加をお待ち しています!

◆日程:2015年5月26日(火)15時30分~20時30分

◆場所:代々木公園野外ステージ周辺(15時30分~19時30分)
    および渋谷駅周辺(19時30分~20時30分)

◆登壇者:岩上安身(ジャーナリスト)、えみむめも(LOVEデモ)、木内みどり(女優)、喜納昌吉(ミュージシャン)、下山久信(全国有機農業推進協議会事務局長)、鈴木宣弘(東京大学教授)、中原宙(ミュージシャン)、孫崎享(元外交官・評論家)、原中勝征(元日本医師会会長)、三宅洋平(ミュージシャン、ビデオ出演)、山田正彦(元農水大臣)、山本太郎(参議院議員)他 (敬称略、五十音順)(一部変更の可能性があります)

◆スケジュール:
15:30 NOTPP!!フェス/物販開始…TPP関連グッズ、有機野菜やパン・チーズ・蜂蜜などの産直青空市場、餅つき、NO TPP!!クッキーの無料配布など
16:00~19:30 NO TPP!!フェス/ステージでの上演…スピーチ、寸劇、音楽ライ
19:30~20:30 キャンドルデモ(代々木公園~公園通り~渋谷駅~神宮前公園)

◆主催:NO TPP!!フェス実行委員会(委員長:山田正彦)およびTPP交渉差止・違憲訴訟の会 

◆呼びかけ:安部芳裕(作家・社会活動家)、内田聖子(アジア太平洋資料センターPARC)、マエキタミヤコ(サステナ代表)、ママデモ、山田正彦(元農水大臣)他多数 呼びかけ人、呼びかけ団体を募集中!(敬称略、五十音順)

HP http://notpp.jimdo.com/
 

2015年5月9日土曜日

【イベント】知ることから始めよう 第7回 「種、TPPの今 と アグロエコロジー」

【転載】
知ることから始めよう 第7回 「種、TPPの今 と アグロエコロジー」
2015年5月9日(土)18:45〜21:00 *18:30開場予定 http://earthmanship.com/wp/?p=2736

知らない間に 世界中でさまざまな画策が進行している「種の世界」。
遺伝子組み換えも 法をくぐり抜けるために どんどん新しい手が考え出され さらには 自家採種が罪になるかもしれないという現実。
そして みんな忘れかけているけれど 正念場にきている「TPP」。

何より恐いのが これらすべてが農家だけの問題ではないということに気づけない日本の現状。

でも 世界に目を向けてみると そこには絶望だけでなく 希望の動きも見えてきます。
その希望のひとつである「アグロエコロジー」の潮流についても 最新情報をお伝えします。

まずは知ることから始めてみませんか。

***

講 師:印鑰智哉/いんやく ともや さん
           (オルター・トレード・ジャパン政策室室長)

=講師プロフィール=
アジア太平洋資料センター(PARC)で研究部門担当、ブラジル社会経済分析研究所
(IBASE、リオデジャネイロ・ブラジル)で日本資本の影響を研究。
JCA-NET設立・事務局長、Greenpeaceを経て、現在、オルター・トレード・ ジャパン(ATJ)政策室室長。
UNCED92(リオサミット)、Rio+20にも参加。
遺伝子組み換え企業の動向、それへのオルタナティブとしてのアグロエコロジー を中心に追う。


会 場:武蔵野公会堂 2階 会議室 (JR吉祥寺駅から徒歩2分)
     武蔵野市吉祥寺南町1-6-22

定 員:100名 先着順 ※事前申込が必要です。

参加費:500円(資料代) ※当日会場でお支払いください。

お申し込みはこちらのフォーム
http://my.formman.com/form/pc/Bke56G5tBfR2FM56/
または
info@earthmanship.com(お名前と電話番号を明記してください)まで。

※フォームからお申し込みいただいた後は、自動返信メールが、 アースマンシップまでメールでお申し込みいただいた方には受付完了メール が届きます。
それ以外の連絡はありませんので、直接当日会場にお越しください
ご質問やお問合せはEarthmanshipまでご連絡ください
尚、武蔵野公会堂へのお問合せはご遠慮ください。
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                    NPO  E a r t h m a n s h i p
180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町4-16-4
                    Tel & Fax 0422-20-8393
HP:www.earthmanship.com/
Facebook:www.facebook.com/earthmanship
e-mail: info@earthmanship.com
              earthman@parkcity.ne.jp
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2015年5月3日日曜日

【映画】『パパ、遺伝子組み換えってなぁに?』

2015.4.25(土) より、渋谷アップリンク、名演小劇場ほか、全国順次公開

監督:ジェレミー・セイファート 出演:セイファート監督のファミリー、ジル=エリック・セラリー二、ヴァンダナ・シヴァ
配給・宣伝:アップリンク、協力:大地を守る会、生活クラブ生協、パルシステム生活協同組合連合会
字幕:藤本エリ、字幕協力:国際有機農業映画祭(2013年/英語、スペイン語、ノルウェー語、フランス語/85分/カラー/アメリカ、ハイチ、ノルウェー)
映画『パパ、遺伝子組み換えってなぁに?』より
モンサント社などの企業が生産する遺伝子組み換え食品が、どれほど市民生活のなかに浸透しているのか?アメリカのジェレミー・セイファート監督が描いたドキュメンタリー映画『パパ、遺伝子組み換えってなぁに?』が公開中。4月26日、渋谷アップリンクでの上映にあたって、『遺伝子組み換え食品の真実』や『シティ・ファーマー』(白水社)を翻訳した白井和宏さん(市民セクター政策機構・専務理事)が登壇。今作で描かれるアメリカでの遺伝子組み換え食品を巡る状況と、日本における遺伝子組み換え食品の蔓延について語った。

【書籍】【遺伝子組み換え】日本では絶対に報道されない モンサントの嘘 ―遺伝子組み換えテクノロジー企業の悪事—

日本では絶対に報道されない モンサントの嘘
日本では絶対に報道されない モンサントの嘘

内容紹介

「TPP妥結で本格上陸のモンスター食品を知る決定版。食べる前に読んでください!(読んだら食べられなくなりますが)」-船瀬俊介


[モンサントの社員食堂は、遺伝子組み換え食品を使わない。]
モンサントは贈賄と政治汚職、資金10億ドルを投じた嘘で世界帝国を築き上げた。政治家、規制当局、消費者、さらには自社の従業員にさえ日常的に嘘をつく。モンサントが成功・成長を続けられるのは一般市民が無知で騙されやすいからだ。

[本書は日本に警鐘を鳴らす。]
立証された事実、実例と写真でモンサント流の嘘を徹底的に暴く告発書


バイテク企業モンサントは…

不自然な生命体を作り出す
倫理に反する「科学的」研究を行う
「科学的」発見を操作する
メディアに圧力をかける
嫌がらせや脅しで記事や報道をコントロールする
ライバル会社を買収する
遺伝子組み換え食品の表示義務に反対する
抵抗する農民を告訴する
政治家や官僚に賄賂を贈る
アメリカ政府と共謀して農民に自社製種子を強制使用させる
世界の最貧困層に「無料の」種子を無理やり提供する
自社製品の導入に積極的な国の政府と共謀する
乗り気でない政府には強硬手段をとるか脅迫する
株主に高い配当を支払う
全世界を汚染する

そしてそのすべてについて……モンサントは嘘をつく!

内容(「BOOK」データベースより)

モンサントの社員食堂は、遺伝子組み換え食品を使わない。モンサントは贈賄と政治汚職、資金10億ドルを投じた嘘で世界帝国を築き上げた。政治家、規制当 局、消費者、さらには自社の従業員にさえ日常的に嘘をつく。立証された事実、実例と写真でモンサント流の嘘を徹底的に暴く告発書。