2009年9月18日金曜日

バリ島お米事情

事務局の根本です。
インドネシアのバリ島に行ってきました。
移動途中で見かけた棚田の写真を撮ってきたので、ご紹介します。


赤道直下にほど近いバリ島では、稲作は3期作だそうです。
日本の、東北出身の自分には、ちょっとイメージできません。


日本の棚田とちがって小さい。そして急斜面。
土手と畦(あぜ)も泥で固めてあるだけです。


3期作のせいか、田んぼによって成長がまちまちです。(奥は植えたばかりなのに、手前はけっこう育ってます)
1年中採れるから、いいのかな?

ここは棚田を見渡せるカフェになっていて、バリ島のコーヒーを飲むことが出来ます。
もともとは、ここも棚田だったのでしょう。


お米は、基本的には白米で食べますが、タイ料理などでもよく見かける玉子のせチャーハン=「ナシゴレン」がおいしくて安いです。(40~50円)


ご飯(ナシ)と、お好みのおかずが選べる「ナシチャンプルー」、50円。
「チャンプルー」=日本語の「ちゃんぽん」は、インドネシアでも通じるんですね。
飲食店は、どこも炎天下で営業しているせいか、ちょっと塩(+砂糖)がきつめでおいしい。
ふつうの野菜炒めも魚醤を使っているので、妙にコクがあります。


これは、おかわりでたのんだ「ミーゴレンチャンプルー」、30円。
(ミーゴレンは、やきそば。ミーは麺、ゴレンは炒め)
観光地に近いお店だったので、これでも現地価格よりは高めだと思います。

クタの裏通りにはもっと安くておいしそうな屋台が並んでいました。
ビニール袋に入った極彩色のスープやおかずは魅力的でしたが、時間切れで断念。

それと、バリ島で一番印象的だったのは、神へのお供え物(チャナン)。


チャナンはヤシの葉とお花で飾られた、かわいらしいお供えです。
バリ島でいちばん賑やかな都会のクタでも、朝と晩に、一軒ごとに置いてあるので、ぼんやり歩いていると思わず踏んづけそうになります。
ヒンドゥーの神々が生きているんですね。