2013年10月25日金曜日

【イベント】山形県で種子についてのイベント一杯です

転載


山形県で種子についてのイベント一杯です。

[0003]「よみがえりのレシピ」メールマガジン。
1 11/10(日)、山形県村山市にて「よみがえりのレシピ」上映会が開催されます!

2 11/16(土)~29(金)、山形県鶴岡市にて「生命の種について考える2週間 in まちキネ」を開催します!

3 山形市「食とくらしの映画祭」にて上映決定!!11/23~29の1週間です。

4 10/25(金)まで!長野県長野市の「ROXY」にて公開中です。

5 今週末の10/26(土)より群馬県高崎市「シネマテークたかさき」にて公開!
  半券提示で特別コース料理が半額に!!

6 渡辺智史より、「生命の種について考える2週間 in まちキネ」開催にかける想い

7 【コラム】芋祭2013(甚五右ヱ門芋の収穫祭)に行ってきました。(渡辺典子)

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■1
11/10(日)、山形県村山市にて「よみがえりのレシピ」上映会が開催されます!

日時:11/10(日) 午前の回 10:00~、午後の回 14:00~(各回30分前開場)

場所:村山市甑葉プラザ ホール
(山形県村山市楯岡五日町14番20号)

入場券
(前売)1,000円
(当日)1,200円、中学生以下(当日のみ)500円、幼児無

主催:おいしいごはんの会
お問合せ先:nouka.satou@gmail.com(事務局)

午前の回終了後に、監督・渡辺智史のトークがあります!

主催の「おいしいごはんの会」さんは、山形県村山地域の、食に関心の高い若者たちによる団体です。
熱い想いを持った方ばかりで、素敵な上映会になる予感がしています。

当日はマルシェや試食などイベントも盛りだくさん。
カフェアルドーレでは映画とのコラボメニューも提供の予定です。
たくさんのご来場、お待ちしています。


■2
11/16(土)~29(金)、山形県鶴岡市にて「生命の種について考える2週間 in まちキネ」を開催します!

「世界が食べられなくなる日」を地元・庄内の人たちにも観てほしいという想いから、
まちキネさんと一緒に「生命の種を考える2週間 in まちキネ」を企画しました。

期間中は「よみがえりのレシピ」と「世界が食べられなくなる日」を二本立てで上映します。

初日の16日(土)は遺伝子組み換え作物と多国籍企業の問題について詳しいジャーナリストの天笠啓佑先生、在来野菜の生産者で環境に配慮した農業を実践されている月山パイロットファームの相馬一広さんをお招きし、渡辺智史の進行でトークイベントを開催します。次世代にどんな食文化を残すべきか、一緒に考えてみませんか。

11/16(土)スケジュール
10:00~11:35「よみがえりのレシピ」上映
12:30~14:28「世界が食べられなくなる日」上映
14:40~    トークイベント

※前売り券は1枚1000円でどちらか1作品を鑑賞できます。

「世界が食べられなくなる日」公式HP
http://www.uplink.co.jp/sekatabe/

【会場】鶴岡まちなかキネマ
http://www.machikine.co.jp/


■3
山形市「食とくらしの映画祭」にて上映決定!!

11/2(土)より『食とくらしの映画祭』と題して「よみがえりのレシピ」のほか、
「ベニシアさんの四季の庭」「世界が食べられなくなる日」「モンサントの不自然な食べもの」
「フード・インク」「いのちの食べかた」といったドキュメンタリー作品が週替わりで上映されます。

期間中は遺伝子組み換え食品についての展示や生活クラブによる「自然な食べ物」の特製ランチなど、
イベントも盛りだくさんです!ぜひ観て食べて、お楽しみください

会場:フォーラム山形
期間:11月23日~29日(1週間)
上映時間は
24(日)、26(火)、28(木)は10:00~
23(土)、25(月)、27(水)、29(金)は18:30~

詳細はフォーラム山形HPをご覧ください。
http://www.forum-movie.net/yamagata/event/foods.html



■4
10/25(金)まで!長野県長野市の「ROXY」にて公開中です。

長野市の映画館「ROXY(ロキシー)」にて、映画をご覧下さった方から沢山の感想を頂戴しております。
長野での公開期間は10/25(金)までです!
まだご覧になっていない方はぜひ、劇場に足をお運びください。

長野市「ROXY(ロキシー)」
http://www.naganoaioiza.com/


■5
今週末の10/26(土)より群馬県高崎市「シネマテークたかさき」にて公開!
半券提示で特別コース料理が半額に!!

10/26(土)~11/8(金)の2週間、「シネマテークたかさき」にて
「よみがえりのレシピ」が公開となります。

この公開を記念し、「よみがえりのレシピ」×「アートマルシェ」のコラボレーション企画として、
群馬 × 山形 の食材を使った特別なコース料理を2週間限定でお召し上がりいただけます。

しかも!映画の半券を提示すると、3,800円のコース料理が『半額』に!!(要予約)
この特別企画、映画と一緒にぜひご堪能あれ!

■上映時間
10/26(土)~11/1(金)は2回上映
?12:40~ ?16:15~

※11月2日(土)以降の上映時間は劇場にお問い合わせください
http://takasaki-cc.jp/

アートマルシェとは…
アル・ケッチァーノの奥田シェフ監修のもと、
「もっと群馬を知ってほしい」をテーマに県産食材にこだわる高崎市役所内の展望レストランです。
http://artmarche-al.com/index.html


■6
渡辺智史より、「生命の種について考える2週間 in まちキネ」開催にかける想い

 食と農の未来がどうあるべきかを考えることは、現代の日本においては最大の課題だ。今回上映する2つの作品は対照的であるが、どちらの作品も作物のタネを守ることの重要性を伝えている。

 「世界が食べられなくなる日」は、遺伝子組み換え作物が人体に及ぼす影響を検証していく中で見えてきた、食の未来の危機を描く。そして作物のタネを生産者が中心となって守ることは、持続可能な農業を目指していく上で欠くことができないと訴える。
「よみがえりのレシピ」では、大量生産、大量流通を目指した時代の中で忘れ去られた作物が、奥田政行シェフや江頭宏昌先生の手によって新たな価値を秘めた『地域の文化財』として注目を集めていく様子を描いた。
行き過ぎた合理化によって引き起こされる食の安全性の危機を乗り越え、持続可能な農業を実現するには、文化としての農業の姿を再発見していくことも必要なのではないだろうか?そのためにも自家採種の大切さについてしっかりと語り合い、いのちのタネを次世代につなぐことの大切さを、この山形県から発信していきたい。

【原発アクション】3・11福島第一原発爆発で明らかになったこと


あべふみこ


福島第一原発によって、日本の原子力発電所相対が浮き彫りになった。

それは、1)実態を改めて確認させられたこと。2)自分達の姿にも、光を当てたことである。


1)実態を改めて確認させられた。

日本は地震国であること、その地域に48基の巨大な原発ががあり、さらに、核リサイクルシステムの“もんじゅ”と六ヶ所村再処理工場もある。すなわち、各原発から出る放射性廃棄物を再処理して、原料のウランを購入しなくても原子力発電所が稼動するシステムが目指された。

しかも巨大な原発の耐用年数が、わずか20年から長くても40年。日本の木造建築から見てあまりにも短い。設備の巨大さ、リスクの大きさから見てもあまりにもアンバランスだ。巨大だが、直接電気を創っているわけではなく、たかがお湯を沸かす装置であるという実態!実は、巨大設備そのもの、その運営が目的で、そこに群がる巨大な利権の構造=原子力村の存在も明らかになった。


2)利権に関係のない私達の姿にも光を当てた。

巧妙に作られた安全神話の中に安住させられていた私達生活者。現在の私達は、核の脅威の中で生きる存在としての社会的人間であること。そのことは、社会的存在としての大人の責任として、原子力=核の問題について行動することを要請している。

原発の運転を横目で見ながら、ノーテンキにオルタナティブな生活などを追及することは許されない。すべてを失いかねない事態なのである。村を挙げてオルタナティブなエネルギーや生活を実践していた飯館村の悲劇がそのことを教えている。

そして、次世代、次次世代の人達に、人としてのくらしを引き渡す責任を負っていることを忘れないようにしよう。即時廃炉で動くことは、私達の日常生活の欲求である。


「誰が、放射能をみたでしょう?

僕もあなたも見やしない

けれど、私達のDNAを切断して、

風は通り抜けていく・・・・・」

(アーサー・ビナード)

2013年10月14日月曜日

【原発アクション】福島第一原発4号機の燃料プールは人類生存にかかわる問題: 国際社会の至急の対応が必要

Enviro-News from Junko Edahiro
No. 2262 (2013.10.12)より転載

グローバルリサーチ
2013年9月20日 
ハーヴェイ・ワッサーマン

人類にとってキューバミサイル危機以来の最も深刻な危機が、これから2か月以内に起こる可能性がある。東京電力が、60日以内に、福島第一原発4号機の燃料プールから1,300本以上の使用済み燃料棒を取り出す作業を開始するからだ。

プールは地上約30メートルの高さに設置されているが、プールもそれが設置されている建屋も損傷が酷く、次に地震が発生すれば容易に崩壊する恐れがある。プール内にある約400トンの燃料から放射線が放出されれば、その量は広島原爆のときの1万5,000倍を超えるかもしれない。

ジルコニウム合金で被膜されている使用済み燃料棒は、空気に触れると発火する。被膜されていない燃料棒から放射線が放出されれば、近くで被爆した者はほぼ即死する。火災が起きれば原発から全員避難せざるを得ず、電子機器の運転ができなくなる。

4号機の燃料プールを空にする作業は技術的にも科学的にも非常に難しいものだが、100%完璧に行う必要がある。もし失敗すれば、燃料棒が空気に触れて発火し、恐ろしい量の放射線が大気中に放出される。プールが落下して崩壊すれば、プール内の燃料棒が核融合や爆発を起こし、さらには放射雲が発生して全人類の健康と安全を脅かすかもしれない。

東京電力にも日本政府にもこれに対応するための科学的・技術的・経済的資源がないことだけは確かだ。喫緊の課題は、4号機の燃料プールからできるだけ早く安全に燃料棒を取り出すことであり、そのためには全世界が協調して最高の科学者や技術者を動員しなくてはならない。

また、東京電力は原子炉への注水を続けており、数千トンもの高濃度放射能汚染水が発生している。汚染水は4号機の燃料プールを支える構造物をはじめ、福島原発に残っている構造物を蝕んでいる一方、太平洋にも流れ込んでいる。

汚染水の大半は現在、原発構内の急拵えの脆弱な巨大タンク約1,000基に保管されているが、すでに汚染水漏れを起こしているタンクも多い。次に地震が発生すれば、全てのタンクが壊れ、半減期の長い放射線物質を含んだ数千トンの水が太平洋に流れ込むだろう。

4号機からわずか50メートルのところにある脆弱な共用プールには、現在、プルトニウムを含む核燃料集合体が6,000本以上保管されている。福島原発には、1万1,000本超の核燃料集合体が散在し、セシウムの量はチェルノブイリの85倍以上になるとも言われる。

チェルノブイリの最初の放射性降下物は、10日以内にカリフォルニアに到達した。2011年の福島の事故の後は1週間もかからなかった。4号機で新たな燃料火災が起きれば、生物を死に至らしめる放射性物質が数世紀にわたって放出され続けるかもしれない。

これは世界中の環境と人類文明の破壊につながる、人類の生存にかかわる問題だ。そして、行動するための時間は2か月もない。

目下、私たちは、燃料棒を安全に取り出すために世界的な科学者・技術者を動員するよう、国連と米国のオバマ大統領に嘆願している。(嘆願は以下のサイトからも可能。
http://www.nukefree.org/crisis-fukushima-4-petition-un-us-global-response

もっと良い考えがあればそれでも構わない。とにかく、今、早急に何らかの行動を起こさなくてはならない。

<元記事>
http://www.globalresearch.ca/humankinds-most-dangerous-moment-fukushima-fuel-pool-at-unit-4/5350779

【遺伝子組み換え】ロールキャベツにGMパパイヤ 自主回収へ

≪ 遺伝子組み換え ≫
有機農業ニュースクリップより転載
http://organic-newsclip.info/log/2013/13100586-1.html

■ロールキャベツにGMパパイヤ 自主回収へ
  プリマハムは10月10日、同社のロールキャベツに、タイ産の未承認遺伝子組み換えパパイヤが使われているとして、自主回収を発表した。キャベツを巻くのに使用した帯状のパパイヤが、自主検査でGMパパイヤと判明したとしている。「産国タイ」と表示してある。タイで加工したものを輸入している模様だ。

 ・プリマハム, 2013-10-10
  お詫びと自主回収のお知らせ
   http://www.primaham.co.jp/press/20131010.pdf

  このタイ産の未承認遺伝子組み換えパパイヤは、欧州でも広く検出されている。日本では7月、ペットフード用として輸入されたGMパパイヤが食用として販売されていたことも判明している。

  こうした食品への混入もさることながら、一昨年より沖縄で根絶作業が続けられている、台湾から流入し、自生が確認されているGMパパイヤの方が、問題としては大きい。一度流出したら、その根絶はかなり難しい。

  関連記事
  No.566 2013-7-10
  タイ産未承認GMパパイヤ:ペットフード用を食用“転売”
   http://organic-newsclip.info/log/2013/13070566-1.html
  No.583 2013-10-5
  自生GMパパイヤ:今年は見つからなかったが
   http://organic-newsclip.info/log/2013/13100583-2.html

2013年10月3日木曜日

【あべふみこのあっちこち】猫“チビタン”

阿部文子

 12cmほどの丸々とした黒い塊が、“与三”と“大五”のエサ場にいる。人の気配がするとさっと消える。“何だろう?”と思っているうちに居座って“与三”と“大五”のエサを食べている。

全身真っ黒。目を閉じるとその存在がわからなくなる。目はまん丸でひげも短い。名前をつけた。チビタン・ハナコ。

ある夜、猫が道路で争っている。ギャアギャア。どこの猫かなと思って見に行くと“与三”と“大五”ではないか。チビタン・ハナコが来てからの現象。チビタン・ハナコは“与三”に寄り添い、“大五“は一人ぼっちで寂しそうにしている。

チビタン・ハナコは、親にはぐれて我が家にまよいこんだ。“与三”と“大五”は館山の海岸に捨てられていて、縁あって家へ来た。かぼそい8cm位の体で、2匹でお互いの腹を吸い合っていた。牛乳でやっと命をつないでともに大きくなった。

それに比べ、チビタン・ハナコは“与三”と“大五”のエサを横取りし、そのうちに堂々と台所に入りこんでは、“ここは私の家だ”と言わんばかりに走り回っている。夜遊びも覚えた。

夜になっても帰ってこない。そのうちに、近所の猫まで庭に入り込んででは、ギャアギャアと鳴いている。

アブナイ!メス猫をめぐって争いが起こっている。早く避妊しないとアブナイ!やっと捕まえて囲いに入れ、いつもの獣医に連れて行った。一晩預かってもらい手術を受けることになる。別れ際、聞いたこともない泣き声で私達を呼ぶ。

翌日、朝迎えにいった。「ハナコは男の子でした」。「エーッ!」おどろいたのなんのって。てっきり女の子とばかり思い込んでいたのでした。