2013年3月30日土曜日

【遺伝子組み換え】消費者のための食品表示を!~EUと韓国の先進的な表示に学ぶ~

【転載】 食の安全・監視市民委員会

食の安全・監視市民委員会の設立10周年記念国際シンポジウムが開催されますの
でご案内いたします。
新食品表示法案が今国会に提出される予定になっていますが、
今後の取り組みに向けて、海外の表示についても勉強をしていきたいと思います。
ぜひ多数ご参加ください。

◆消費者のための食品表示を!~EUと韓国の先進的な表示に学ぶ~

日 時  2013年4月20日(土)13:00~17:00
会 場  連合会館 203会議室
最寄駅:地下鉄「新御茶ノ水」駅すぐ
参加費  会員500円/一般1000円

  • 「消費者法としての食品表示法の問題点」岩本諭さん(佐賀大学教授)
  • 「EUの新食品表示規則について」アキコ・フリッドさん(スウェーデン・ヘイドーGMO!)
  • 「韓国の食品表示について」ムン・ウンスクさん(韓国・食品安全情報局)
  • パネルディスカッション
    岩本諭さん、アキコ・フリッドさん、ムン・ウンスクさん


主催:食の安全・監視市民委員会
協力:食品表示を考える市民ネットワーク
日本消費者連盟
【お申込み・お問合わせ先】 食の安全・監視市民委員会事務局
Tel:03(5155)4765  Fax:03(5155)4767
Email:office@fswatch.org  http://www.fswatch.org

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食品表示を考える市民ネットワーク事務局
遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
西分千秋
〒169-0051東京都新宿区西早稲田1-9-19-207
TEL:03-5155-4756
FAX:03-5155-4767
Eメール:office@gmo-iranai.org
http://gmo-iranai.org
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【あべ文子のあっちこち】町に行く行商のみやげ

地元の新鮮な野菜や手作り加工食品などを売っている”みんなみの里”。そこに小さな展示室がある。
あるとき偶然に谷内六郎の個展に出会った。30点ほどの無料の小さな個展。
そこにおいてあった画集「四季・谷内六郎」を思わず手に入れてしまった。1300円。

めったに絵画の本は買わない。高価ということもあるが、そればかりではない。絵の傾向に一貫性がないと感じているからだ。

「四季・谷内六郎」の中に心引かれる1枚がある。「町に行く行商のみやげ」。

「もう遠い日のことです・・・・魚貝やひものの類を行商に行くお母さんの荷に、町へのみやげらしい桃の枝がそえてあるのを見ました。・・・
今でも魚貝やひものの類の行商は、むかしからの方法で行われています。東京にも古い顔なじみの家々をたずねて「今日はウニの上等なのがある」などと荷を開けています。
行商は漁村のお母さん達の重要な仕事のようです。」(「四季・谷内六郎」P28 )

本当に遠い日のこと、私の郷里の鹿児島でも、父や母と共に住んでいた家の玄関に、行商のおあばさんが干物を広げていたのを思い出す。東京でも九州の端っこの鹿児島でも、全国に行商のおばさんたちは展開していたんだ。

しかし、このなつかしい風習は廃れてしまって、心温かい行商のおばさんたちと共に、新鮮でうまい干物を食べる機会を私達は失ってしまったのではないだろうか。大切な生活文化のひとつを失ったのではないだろうか。

【TPP】TPP交渉参加表明に強く抗議する

【転載】遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン

本日、安倍総理あてTPP交渉参加表明に抗議するとともに撤回を求める声明を提
出しましたのでお知らせいたします。


内閣総理大臣 安倍 晋三 様
2013年3月19日
抗議声明 TPP交渉参加表明に強く抗議する

遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン 天笠啓祐

安倍総理が、多くの市民の反対を押し切ってTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉に参加表明したことに強く抗議するとともに撤回を求める。

  1. 遺伝子組み換え(GM)作物を用いた多国籍企業による種子支配、食料支配が進み、農業を破壊させ、食卓の危険性を増幅させ、食料主権を奪うTPPへの参加に反対する。

    進行するグローバル化の象徴が、GM作物である。そのグローバル化をさらに徹底的に推し進めるために企図されているのがTPPである。国際アグリバイオ事業(ISAAA)によると、2012年におけるGM作物の作付け実績は1億7030万haになり、世界の農地の10%を超えた。その大半がモンサント社であり、種子の独占化が進み、多国籍企業の食料支配が強まっている状況が示されたといえる。

    現在、世界で販売されている種子の74%を、わずか10の多国籍企業が支配するという寡占化が起きている(2009年)。しかも、トップ企業の米国モンサント社は27%を占め、米国デュポン社、スイスのシンジェンタ社のGM種子開発企業が上位を占め、その3社で53%を支配している。

    種子を支配し、食料を支配するためのGM作物開発であることが、いっそう明瞭になってきたといえる。それを後押ししているのが、米国の食料戦略であり、その有力な武器が貿易自由化圧力である。

    日本の農業はTPPによって、コメ、サトウキビなどの生産が破壊され、農業が支えてきた日本の原風景も無惨な姿に変えられることは必至である。その上、食卓も世界中から入ってくるGM食品によって支配されてしまう。
  2. GM食品表示制度の撤廃やGM食品の安全性評価、生物多様性への影響評価など、基準や制度の緩和・撤廃を推し進めるTPPへの参加に反対する

    ニュージーランド紙は、米国政府の2011年度年次報告の中で、米国がTPPに参加し、食料輸出を推し進める際の最大の障壁が、他国の食品表示制度にあると指摘し、GM食品表示制度の撤廃圧力が強まっていることを伝えている。日本政府がTPP交渉に参加することは、GM食品表示の撤廃など、消費者の知る権利を奪う圧力が加わることを意味する。

    さらに、GM食品の安全性評価や生物多様性への影響評価の緩和または撤廃への圧力が加わることになる。すでに牛肉に関しては輸入条件が緩和され、BSE対策がほとんど行われていない米国産牛肉の大量流入が始まっている。食品添加物に関しては、米国で承認されているものが、次々と日本で承認されている。農薬の残留基準もまた、日本の厳しい基準を緩和して、緩やかな米国の基準に合わせることが求められている。さらに成長ホルモン剤や放射線照射食品の容認圧力、GM動物食品の容認圧力などが加わることも必至である。

    食の自給や安全が脅かされ、環境が悪化するだけでなく、米国産や遺伝子組み換えの表示もなくなるため、消費者は知ることも、選ぶこともできない状況に追い込まれることになる。このようにTPPによって、GM作物を通した多国籍企業による食料支配がさらに進み、私たちにとっては食の自給が奪われ、安全が脅かされ、環境が破壊される。

    私たちは、このようなTPPに反対し、安倍政権による交渉参加の発表に強く抗議する。

    以上

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  遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
 西分千秋
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【映画】『世界が食べられなくなる日』

フランスで極秘に行われた研究。
遺伝子組み換え食品を食べ続けるとどうなるのか!?果たしてその結果は?


2009年、フランスである実験が極秘に進められていた。遺伝子組み換えトウモロコシを2年間にわたり、ラットに与えた場合、体にどんな影響が起こるのか?カーン大学のセラリーニ博士が行ったこの実験は、フランス、EUだけでなく世界中に大きな波紋を投げかけた。
現在、市場を流通している遺伝子組み換え食品の安全基準は、3か月以内のラットによる研究結果をもとにしている。ラットの寿命である2年という、長い期間、遺伝子組み換え食品を食べた場合の影響については触れられていない。本作は、分子生物学者・セラリーニ博士によるこの「世界的に重要な実験」に密着し、その研究結果を発表している。

原発と遺伝子組み換えの意外な共通点。
あなたは次の世代にどんな世界を残したいですか?


そして、同時に描かれる『原発のこと』、日本で起こった福島原発事故以降世界がどのような影響を受けたのか、そこに住む人々と有機農家の姿をカメラは捉える。世界第2位の原発保有国であるフランス人監督が描く映画という警告は、私たちに何を突きつけるのだろうか?

『世界が食べられなくなる日』(2012年/フランス/118分/原題:Tous Cobayes?)
監督:ジャン=ポール・ジョー
製作:ベアトリス・カミュラ・ジョー
ナレーション:フィリップ・トレトン
パーカッション:ドゥドゥ・ニジャエ・ローズ

◆監督・プロデューサープロフィール
ジャン=ポール・ジョー  Jean-Paul Jaud
国立ルイ・リュミエール大学卒業後、1979年より監督として多くのテレビ番組の制作を行う。1984年のCanal+(フランスの大手ケーブル放送局)の設立当初より、主なスポーツ番組の制作と中継を担当し、スポーツ映像に革命をもたらす。
92 年には自身の制作会社J+B Sequencesを設立。
2004年自らが結腸ガンを患ったことを機会に、「食」という生きるための必須行為を取り巻く様々な事象を振り返り、『未来の食卓』を製作。
フランスでドキュメンタリーとしては異例のヒット作となる。

2013年6月1日公開 渋谷アップリンク

公式サイト
http://www.uplink.co.jp/sekatabe/

2013年3月16日土曜日

【TPP】米国パブリックシチズン貿易担当[非営利消費者擁護団体]のロリ・ワラック女史の講演

「TPP」についての講演の動画
米国パブリックシチズン貿易担当[非営利消費者擁護団体]のロリ・ワラック女史の講演動画です。

「さわのはな」生産者の高橋保広さんのご紹介

【転載】ジュマ・ネット
都市の若い世代の消費者から強い支持を受ける在来の米「さわのはな」。私たちの食・安全、そして未来について、生産者と消費者がつながり、一緒に考えよう


文章:高橋保広

 私は山形県は新庄市で百姓をしております、高橋保広といいます。ジュマ・ネットの皆さん方には農薬・化学肥料など使用しない自然農法栽培の米「さわのはな」をお届けさせてもらいお世話になっております。
 昭和21年生まれです。中学校を卒業後、家業である農業に従事、親爺のもとで百姓一筋です。還暦を過ぎてますが、想いと行動は30代のつもりです。家族全員で百姓をやる専業農家です。親爺の代から主に有機資材による栽培方法で主な生産物は米、大豆、一般野菜です。農協や商業者にあまり頼ることなく、全量生産物は地元や都市への個人直接販売をしております。

 新庄市は人口約4万人、四方を山に囲まれた盆地です。西に出羽冨士といわれます鳥海山、南に月山、羽黒山、葉山、北東に我々の命の源、神室山系の山並みです。盆地と言っても人口比率当たりは、北海道よりも一人当たりの面積は大きいのです。そんなところで百姓を営んでおります。
 我が家では、自分がもの心ついた以前から、地場産直(直接販売)をしておりました。家族全員で夜なべ仕事で品揃えをした野菜と朝取りをした野菜を祖母が引き売りするリヤカーに積み、幼かった自分の子守りも一緒だったのでしょう、自分も乗っけられ一緒に家々を回り、皆さん方にかわいがられた幼い頃の思い出があります。祖母が体が弱り、その頃には自分がリヤカーを引っ張り、販売する近くまで送り届ける役目でした。

 その当時の小中学校は家の手伝いで学校に少々の遅刻をしても何も言われませんでした。農繁期(田植えや稲刈期)には、農家は田植え休み、稲刈り休みがありました。農産物を通して人と直につながることで、より人に喜んでもらえる安心安全な農産物の生産と百姓として人としての本来の役割を祖母から教え伝えてもらえたことに深く感謝しております。今でもお互いを支えあって出来てくる、生まれてくる当時のあの環境を常に目標とし行動する時の自分の歩みの元になっております。

 私たちは14年目になりますが、平成7年にネットワーク農縁を立ち上げました。産直で多くの皆さん方と深く知り合うことにより、自分の中にある意識の高揚を自分だけのものにするには余りにももったいない、そんな思いで都市の仲間と話し相談をして会が出来たのです。
初めは時代とともに自閉していく農村の活性化だったのですが、今では仲間も増えて都市との交流も田の草取り、大豆畑の草取り等々で大変ですが楽しい会です。

 その中の大豆畑トラストは平成9年に立ち上げ一気に全国に広がり平成11年に新庄で発祥の地として第1回目の全国交流会が開催されました。2月の猛吹雪で電車が止まるような中、車、バスを乗り継ぎ全国から駆け付けてくれた皆さんとの開催でした。あれから11年、今年2月に開催地の東京であの吹雪をもう1回体験したいとの希望で12回目の開催は新庄に決まったのです。来年の2月20日になります。
 大豆畑トラストはあまりにも低すぎる米と並ぶ国の根幹作物である大豆が国外依存度95%輸入され、その内の80%が遺伝子組み換えされた大豆といわれる ①国産大豆の自給率の向上、②組み替え大豆を日本に入れない、③GMO作物を作らない、売らない、食べない、フリーゾーン運動など反GMO運動を高める、ための大豆畑トラストの立ち上げでした。
※GMO...genetically modified organism(遺伝子組み換え技術を用いた遺伝的性質の改変によって品種改良等が行われた生物)

 水田トラストは平成12年、各地区にある在来種を再確認してもらいたいとの想いで立ち上げました。「さわのはな」は、山形が生んだ美味しい米「亀の尾」の系譜をひく、伝説の米です。1960年に元農水省東北農業試験場(山形県尾花沢、現在はなくなりました)で、品種改良され、山形県の奨励品種にもなりました。

 自分は、親爺の代から引き続き、栽培していますからわかるのですが、他の品種と違う大きな特徴は根の強さです。根腐れに強く、土の中のミネラル分をいっぱい吸収することで耐冷性、耐病性に優れてくるのです。化学肥料や農薬で育つ慣行の稲よりは、収穫量が少なめですが自然農法をやっている自分には素晴らしきパートナーです。

 環境にも人間の体にもやさしく、安全性を選ぶなら、自ら育つ力強さを持つ、ミネラル分いっぱいの「さわのはな」です。自分の産道の活用者の中には、過敏症の方が多く、口伝いに広がっています。現在、農協や政府にお米を買ってもらうには、等級検査を受けなければなりません。1等、2等、3等、等外と等級によって価格が安くなってくるのです。

「さわのはな」は、1等級になれない特徴があるのです。他の品種より、玄米は浅黒く、花白(米粒の中のにごり)になりやすく、お店で売る時の見た目の悪さから等級は上がらず、お金にならない米として、今では栽培する農家はいないのです。自分は「さわのはな」の特性を知ってもらう為に行動し、理解をもらっていますが、本来はその地にあった在来種の再評価をしてもらいたいのです。

 今は、流通業者を通し、誰が食するかわからない状況の中で、安全よりも見映え重視の多くの品物が求められ、化学肥料農薬を多く吸収した生命力のない農産物がお店に並んでおります。
 本来ならば、生産する農家(もう慢性化しているのかな)自体、食べたくないものなんだけどな。一緒に考えようよ、一緒に行動しようよ、そんな思いで水田トラストもしているのですよ。
 こんな風に自分達のことを文字で表すこと自体、すごく気恥ずかしく、多いに照れているのですが・・・それでも現にやって来たことだからなぁ。ネットワーク農縁を知りたい方は、インターネットで見てやって下さい。水質検査、バイオマス、水田トラスト、大豆畑トラストなど、紹介されています。素晴らしき仲間達です。


【参考リンク】
ネットワーク農縁...http://www004.upp.so-net.ne.jp/net-nouen/
新庄大豆畑トラスト...http://www.h6.dion.ne.jp/~trust/
新庄水田トラスト...http://www.nurs.or.jp/~suiden/

2013年3月9日土曜日

【映画】モンサントの不自然なたべもの

私たちに身近な食品、豆腐や納豆、ポテトチップなどのラベルにかならずある「遺伝子組み換えでない」という表記。当たり前のように食卓にのぼる遺伝子組み換え作物、「不自然な食べの」。果たしてそれはどこから来るのだろうか?
http://www.uplink.co.jp/monsanto/about.php

2013年3月8日金曜日

【TPP】「全ての関税撤廃を前提としない」安倍首相とオバマ大統領

【紹介】日々雑感

【TPP】安倍首相とオバマ大統領「全ての関税撤廃を前提としない」とする共同声明を発表 農業のことばかり報道されるけどそれだけじゃないよ


2013年3月6日水曜日

【TPP】TPP反対!岩上安身 米韓FTAは完全に不平等条約

TPPの本質を突いている
田中まさはる

<拡散>TPP反対!岩上安身 米韓FTAは完全に不平等条約

http://www.youtube.com/watch?v=VH3B3x2Xtek

【遺伝子組み換え】名古屋港潮見埠頭の自主調査

 【転載】

名古屋港潮見埠頭の自主調査
 http://www.kit.hi-ho.ne.jp/sa-to/130209-meiko.htm

 今回の調査では、伊勢湾岸道高架下の群生と、
中電名古屋火力付近で計10本のセイヨウナタネを確認。検査紙による検査の結果、3検体が除草剤ラウンドアップ耐性(RR)セイヨウナネであることが判明しました。