2012年8月27日月曜日

【TPP】毎週火曜日、18時から首相官邸前でTPPに抗議



毎週火曜日、18時から首相官邸前でTPPに抗議する行動が行われています。


2012年8月18日土曜日

【TPP】STOP TPP!! 官邸前アクション

8月21日(火)18時~ストップTPP首相官邸前抗議行動が始まります。
原発同様に国民生活を根底から破壊する恐れのあるTPP。
TPPってなに?という方は、こちらの『サルでもわかるTPP』をご覧ください。
以下、拡散お願いします。


【転載・転送大歓迎!】

■■■
■ いよいよ始まる!
STOP TPP!! 官邸前アクション
【火曜】も官邸前にGO!みんなの声でTPPを止めよう!■
■■■

●開始日8/21(火)18:00~20:00
(以降、毎週火曜日の18:00~20:00)

●場所:首相官邸前(国会記者会館前)
※最寄駅:丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前」、有楽町線「桜田門」、有楽町線・半蔵門線「永田町」等

TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)は、農業・漁業、医療、保険、知的財産、食の安全、地域経済・・・と、私たちの暮らしの隅々にまで悪影響を与えます。
すでに国会議員や業界団体、労働組合、生協、NGO/NPO、市民など、多くの人びとが疑問の声を上げ、反対運動も広がっています。海外からのリーク情報からも、また北米自由貿易協定(NAFTA)や韓米FTA等の自由貿易協定が人びとの暮らしに与えた悪影響から考えても、TPP参加は、まさに主権と民主主義を破壊する、1%による暴力です。
にもかかわらず、政府と野田首相は、私たちの声を無視し、常に気にしているのは米国と財界の顔色ばかり――。

「野田首相、いい加減、私たちの声を聞いてくれませんか?(つーか、あなたもう首相じゃなくなるのよ!)」
「米国と日本の一部の大企業の利益のために、私たちの命と暮らしを犠牲にするつもり? 冗談じゃない!」
「いったい誰がどこで、TPPに参加することを決めるわけ?『国民的議論』っていうのはウソだったんだな!?」

こうした思いをぶつけ、なんとしてもTPP参加を止めるため、毎週火曜日に首相官邸前で「STOP TPP!!」を訴えるアクションを始めます。
すでに官邸前では、脱原発(金曜日)、消費税反対(水曜日)の行動が継続して行われています。TPP問題は、経済成長をひたすら求め、社会に貧困を増大させ、人びとから主権を奪うという意味で共通しています。また国内で「脱原発」政策が実現しても、TPPに参加すれば国内法の改正が迫られたり、大企業が国家を訴えられるISDS条項等により、私たちの意思で「脱原発」が実行できない危険性もあるのです。

原発・消費税・TPPは、次回総選挙の重要なイシューになることは決定的。その意味でも、これらの課題をつなげて考え、ほんとうに政策を変えるためのアクションです。

ここまでひどい政策が進むのはもうたくさん!
みんなでSTOP TPP!!を訴え、私たちの手に民主主義を取り戻しましょう!

STOP TPP!& HELLO!DEMOCRACY!

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【みんなで有意義なアクションにするために】
※小雨決行/荒天中止(実施状況はツイッターにて告知します)。
※当日の発言は「STOP TPP!」の内容に限ります。それ以外のテーマ、団体紹介や宣伝はお控えください。
※開催時間内でのチラシ配布や署名集めはお控えください。
※歩行者・車両などへの迷惑を避けるため、スタッフの指示に従ってください。
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★主催団体★STOP TPP!! 官邸前アクション実行委員会
★呼びかけ人★ 安部芳裕(プロジェクト99%)/内田聖子(アジア太平洋資料センター〈PARC〉)
こみねまいこ(プロジェクト99%)/坂口正明(全国食健連)/ふくしまゆみこ(プロジェクト99%)
まつだよしこ(TPPって何?)安田美絵(『サルでもわかるTPP』)
★Twitter★ @TPP_kantei


【映像】【種苗】知らない間にタネが大変な状況になってました



今世界のタネ市場はその大半が多国籍企業の資本下にある大手種苗会社によって支配されていて、世界のトップ3が全世界のタネの5割を支配するまでにグローバル化が進んでいる。

マル激トーク・オン・ディマンド 第589回(2012年07月28日)知らない間にタネが大変な状況になってました

ゲスト:野口勲氏(野口のタネ・野口種苗研究所代表)

2012年8月16日木曜日

さわのはな生産者からのメッセージ 2012年8月16日

無農薬・無化学肥料の「さわのはな」を作っているお百姓さんたちのメッセージです。



【 今田 多一 】
● 毎年のことながら、午後の日射しの強い中8/4、大豆畑トラスト圃場の草取り作業。参加者の皆様、どうもご苦労様でした。

 さかのぼって7/16、「さよなら原発10万人集会」(代々木公園)に三原さんとともに参加した。昔、農協青年部での米価要求運動に参加したことがあったが、その後、デモなどには加わることもないと思っていたのだが … 。

 収束することのない原発事故を起こしながら、“懲りない面々”原発利益共同体のオエラ方たちは停電の危機をあおり、すぐに再稼働を決定した。本当に頭に来る。関係者は俗に言うエリートといわれる人たちであるが彼らには反省の色がない。東京での大集会に主催者発表で17万人の人たちが一堂に集まったのは脱原発・再稼働反対の人たちばかりでなく、その枠を超え、格差社会での貧困層の拡大などのゆがんだ社会への異議申し立てでもあると思う。


【 星川 公見 】
● 今、新庄の田んぼの「さわのはな」や「ひとめぼれ」のイネの花が満開です。米の種類によって稲穂の出る時期が少しづつ違います。今年は雪解けが遅かった分だけ稲穂の出るのも4~5日遅かったようです。これから積算温度で約1000℃、9月下旬から10月初め頃に成熟して収穫を迎えると思います。

 大豆畑トラストの草取りは無事に終りました。草取りに参加していただいた会員の方々には新庄に着く早々に草取りを頑張っていただき、思ったより順調に終すことができありがとうございました。

 世界の穀物が大変なことになっているようです。アメリカ中西部の大干ばつでトウモロコシや大豆の価格が急騰しているようだ。日本は円高でまだ関心が薄いようだが中国は国家備蓄を取り崩し始めた。日本はトウモロコシを家畜のエサにしているので肉の価格などは上がってゆくだろうが、トウモロコシを食料にしている貧しい国は大変なことだと思う。 


【 笹 輝美 】
● 8/4、大豆畑の草取り、暑い中ご苦労様でした。心配した天気は2日間とも晴れ。5日の栗駒登山組と散策組に分かれてのレクリエーションも無事に終えての温泉は気持ちよかった。唯、前夜遅くまで私に付き合ってくれた中里さんが朝のアクシデントで登山できなくなってしまい、ゴメンナサイ。これに懲りずに是非新庄においで下さい。

さて稲の方は高温と日照が多いため随分と遅れを取り戻しており、穂揃いが進んでいるものの、問題は出穂後の天候である。登熟期に低温と日照不足が続くと穂イモチ病の大発生を招くし、登熟歩合の低下から品質や食味、収量の落ち込みにもつながる。

この時期、集落ごとの祭りが続くが、元々は自然への畏怖の念から豊饒を願ってのことのようである。天変地異の続く昨今、己への戒めが足りないのかも知れない。この24~26日の新庄まつりにも是非おいで下さい。


【 遠藤 敏信 】
● 11日夜、NHK・BSプレミアム「巨大戦艦 大和 ~ 乗組員たちが見つめた生と死 ~ 」という3時間のスペシャル番組を見た。  「生きることは、こんなにも苦しいのか。ひたすら考えた。絶対に沈まないといわれた巨大戦艦大和。9割以上の乗組員を道連れにし、今も水深350mの海底に眠る。なぜ大和は特攻作戦を命じられたのか。生還者の証言を通して全容を伝える。 中略。 兄弟で乗船し村の誉れといわれながら、自分だけ帰ってきた弟の負い目をドラマで再現。また特攻作戦へ進んだ海軍上層部の議論を、手記などをもとに朗読ドキュメントで伝える。映画やドラマの題材に良く使われる大和。だが、実際の乗組員の言葉は重い。なぜ生き残ってしまったのか。自責の念が今でも伝わってくる。 後略 。」( 江戸川夏樹・朝日新聞番組欄から )

 3000人を越える乗組員のうち生存者わずか276名。取材に応じた方々はすでに90歳前後。生きて帰れぬ「総員死ニ方用意」の覚悟を教え込まれて、「家の、村の誉れ」として米軍との沖縄決戦へと向かう。途中、巨艦は空爆により撃沈される。敗戦以来67年。生還して、「生き恥を晒してきた」という思いと、そしてまた「時代は変わった」という今の心境。この番組を最後まで見続けたのにはもう一つ理由がある。ネットワーク農縁東京世話人の藤岡ひかりさん(農縁米の発注書を作成、毎月新庄にメールで伝達してくれる方)が番組製作スタッフとして加わっているということからだ。

証言取材は1月から行っていたそうだ。忙しさを割いての農縁の仕事に、改めてお礼を申し上げます。いつも ×2 ありがとう様。感謝。     8/15 










2012年8月12日日曜日

【遺伝子組み換え】有機農業ニュースクリップNo.539

【転載】



━ No.539 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

有機農業ニュースクリップ

2012.08.12
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≪ 今日の目次 ≫
■全国各地で試験栽培されるGM作物
■岩手県:全国初の雑穀ジーンバンクを整備
■広島県:ジーンバンク厳選「広島お宝野菜」
■有機種苗の現状を知るために

≪ 遺伝子組み換え ≫
■全国各地で試験栽培されるGM作物
まだ、日本国内での遺伝子組み換え作物は商業栽培されてはいないものの、全国各地で遺伝子組み換え作物の試験栽培が行われている。
2012年度、隔離圃場での遺伝子組み換え作物の試験栽培は9施設、延べ28品種。モンサントなど遺伝子組み換え企業4社の隔離ほ場と、国内3大学、2つ農水省系の研究所で実施されている。
しかし、試験栽培を実施しているのは宮城県、栃木県、茨城県、静岡県、福岡県、宮崎県の5県だけであり、北海道、新潟県など遺伝子組み換え作物の栽培規制条例を制定した道県では行われていない。
マップ: http://twitpic.com/ahyd9p

●日本モンサント
茨城県河内町の同社隔離ほ場で、遺伝子組み換えダイズ、ワタ、ナタネ、トウモロコシ各1品種を、栃木県那須塩原市の畜産草地研究所隔離ほ場で低リグニンGMアルファルファを試験栽培。
マップ: http://twitpic.com/ahyep4

●デュポン
宇都宮市清原工業団地の同社宇都宮事業所隔離ほ場で、遺伝子組み換えトウモロコシ4品種、GMナタネ2品種を栽培。
マップ: http://twitpic.com/ahyf87

●シンジェンタジャパン
静岡県島田市神座の同社中央研究所神座サイト隔離ほ場で、除草剤耐性遺伝子組み換え大豆2品種を試験栽培。
マップ: http://twitpic.com/ahyf2b

●ダウ・ケミカル
福岡県小郡市の同社小郡開発センター隔離ほ場で除草剤耐性遺伝子組み換えダイズ2品種とGMワタ1品種を栽培。
マップ: http://twitpic.com/ahyexo

●バイエルクロップサイエンス
宮崎県宮崎市の宮崎大学・遺伝子組換え植物隔離ほ場で遺伝子組み換えGMワタ2品種を試験栽培。5月31日までの予定で終了。
マップ: http://twitpic.com/ahyfdp
宮崎大学: http://isofield.brc.miyazaki-u.ac.jp/index.php

●農業生物資源研究所
茨城県つくば市の同研究所隔離ほ場で、遺伝子組み換え複合病害抵抗性イネ6品種と、遺伝子組み換えスギ花粉症緩和米1品種を試験栽培。
マップ: http://twitpic.com/ahye5f

●筑波大学
茨城県つくば市の同大学試験ほ場で、遺伝子組み換えの耐冷性ユーカリを試験栽培。
マップ: http://twitpic.com/ahyeay

●東北大学
宮城県大崎市鳴子温泉の同大学隔離圃場で、遺伝子組み換えの紫外線抵抗性イネと紫外線感受性イネ2品種を試験栽培。
マップ: http://twitpic.com/ahyegx


こうした隔離圃場の周辺には、どのような説明がなされているのか。
周辺でのアブラナ科の野菜やトウモロコシの自家採種は確認したほうがよいだろう。

農水省による隔離距離の設定は、「第1種使用規程承認組換え作物栽培実験指針」に規定されている。しかし、北海道などの栽培試験では、その隔離距離を超えての交雑が確認されている。このため、北海道の栽培規制条例では、北海道独自の隔離距離の設定している。京都府の栽培指針では、農水省の隔離距離に安全率2をかけて、農水省の倍の隔離距 離を設定している。また、2008年の指針の改正では、花粉の風による拡散対策として「開花期の平均風速が毎秒3mを超えない場所を選定して行うものとする」「台風等の特段の強風が想定される場合には、防風ネットによる抑風又は除雄を行うものとする」との交雑防止措置が追加されている。

農水省による隔離距離 ( )内は北海道の条例規制距離
----------------------------------------------------
トウモロコシ  600m(1200m)
ナタネ     600m(1200m)
ダイズ      10m(20m)
イネ       30m(300m)
テンサイ   1000m(2000m)
----------------------------------------------------
※第1種使用規程承認組換え作物栽培実験指針
http://www.s.affrc.go.jp/docs/anzenka/action/pdf/sisin.pdf


≪ 種苗 ≫
■岩手県:全国初の雑穀ジーンバンクを整備
岩手県は8月9日、県内の農家が守り続けてきたヒエ、アワ、キビ、モロコシ(タカキビ)の在来系統の雑穀約230種の種子の保存するとともに、栽培や特性等のデータを「岩手県雑穀遺伝資源データベース」として整備したと発表した。データの公開は県内研究機関と関連機関に限定されている。

・岩手県, 2012-8-9
「全国で初めての雑穀遺伝資源のデータベースを作成」
http://www.pref.iwate.jp/view.rbz?nd=2974&of=1&ik=1&pnp=2974&cd=40658

■広島県:ジーンバンク厳選「広島お宝野菜」
広島県の(財)広島県農林振興センターの運営する農業ジーンバンクでは、保存している約5千品種の中から、味や食べ方で選んだ品種を「広島お宝野菜」として生産者に種子を提供している。提供先は県内の行政関係や生産者団体などに限定しているが、一部がカタログとして公開され、流通業者などへも紹介している。

・(財)広島県農林振興センター
「広島お宝野菜」
http://www.kosya.org/genebank/index.html
「お宝野菜カタログ」 お宝菜15種、候補156種
http://www.kosya.org/genebank/catalog/index.html

■有機種苗の現状を知るために
日本の有機農業のアキレス腱の一つが有機のタネの入手の困難さ。
サカタのタネやタキイ種苗をはじめとして、種苗メーカーによる供給は拒絶されているのが現状である。一部には、日本有機農業研究会・種苗ネットワークが会員向けの自家採種の種の頒布や、自然農法研究開発センターによる自家採種を前提とした少量パックの頒布も行われている。また、輸入の有機種子もあるが、少量であったり、原産国がイスラエルであったりと、問題は大きい。

こうした状況の中、この8月24日にIFOAM JAPANが主催の「有機種苗セミナー」(主催:、憲政記念館講堂)が開催される。種子の現状、有機種子・有機種苗の重要性、自家採種のメリット・デメリットなどをテーマとして、有機種苗の現状を知るための講演とパネルディスカッションが予定されている。締切すぎているが、問合せを。

・全有協 「IFOAM JAPAN有機種苗セミナーのご案内」
http://www.zenyukyo.or.jp/info/224.html


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2012年8月5日日曜日

【遺伝子組み換え】DNA問題研究会のこと

2012年8月5日 阿部文子

2011年は、東日本大震災、東京電力福島第一発電所の原発事故などで、支援に動くことが多く、文章を書くことが全く出来なかったことを深く反省。今回はもう何年も係わっている組織のひとつDNA問題研究会のことについてお知らせしたい。

DNA研究会は1980年の発足以来、市民の立場から一貫してバイオテクノロジーに「否」を唱えてきている。物質を基礎に発展してきた工業社会が次なる技術と物質資源を求めて、生命の世界に踏み込むことを危険なものと感じた市民によって続けられてきた。
ここが取り上げる問題意識は、新聞やテレビでは決して取り上げられない。DNA問題研究会は、科学の名の下に,科学の発展は善であり、経済の発展は必要だと思っている人達の手で進められている「踏み込んではならない世界・遺伝子、核、ナノテクノロジー研究開発」について問題にしている。

いかにも素人の私達には、生活に関係ないね、という領域のように思える。しかし、そうではない。「東電原発の破綻・暴走によって、私達は人間には原子核エネルギーを制御する力はないということ、したがって、そこに踏み込んではならなかったのだということを、いまさらながらのように思い知らされている。それでもなお、利に走る者たちに引き下がる気はないようだが、結果は破滅的であり、そのために払った代償と、これから払わなければならない代償は、途方もなく大きい」(「DNA通信」NO123号p11)

「だが、制御できない、踏み込んではならない世界は、何も原子核の中だけではないのであって、次々に高効率の技術ネタを求める経済社会は、そうしたものにいくつも手をつけてしまっている。例えば、バイオテクノロジーによる機械や素材の開発も始まっている。・・・これらは五感で捉えることが出来ない世界に踏み込んでの営為なのであって、人間のコントロール能力をはるかに超えているという点で、核物質の利用と同列のものである。当然だが、これらもまた、生命と生命の場を破壊するはずであり、バイオテクノロジーでは破壊はすでに始まっているのである。」(同、p11)

巨大企業・モンサントによる遺伝子組み換え大豆、とうもろこしの支配は、アメリカでは牛のえさとして、日本では輸入大豆のほとんどであり、私達の生活の中でその加工品の占める割合はきわめて高い。しかも、その人体に対する影響についてはわかっていないし、研究もされていない。命を健康に保つために、国内の良心的な農家とつながり、顔の見える関係を作っていくことに更に努力したい。そうした、地道な行動こそに、巨大な支配を削ぐ力があると思う。


2012年8月4日土曜日

【重要】2012年放射能測定検査報告書(土壌と用水)

2012年5月の「土壌」と「用水」
測定検査機関 NPO法人有害化学物質削減ネットワーク(Tウオッチ)(日本消費者連盟の紹介)
中地重晴(環境計量士 環4749)

●新庄市十日町(谷地小屋地区 野中地区)
【 高橋 保廣 】
放射能測定検査結果報告書(PDF)

【 今田 多一 】
放射能測定検査結果報告書(PDF)

●新庄市飛田
【 佐藤 恵一 】
放射能測定検査結果報告書(PDF)

●新庄市萩野(仁田山地区)
【 笹 輝美 】
放射能測定検査結果報告書(PDF)

【 星川 公見 】
放射能測定検査結果報告書(PDF)

【 星川 吉和 】
放射能測定検査結果報告書(PDF)

●新庄市鳥越
【 吉野 昭男 】
放射能測定検査結果報告書(PDF)

【 遠藤 敏信 】
放射能測定検査結果報告書(PDF)

12年度神室山系泉田川水系からの『用水』

●新庄市萩野(仁田山地区)
【 笹 輝美 】(代表で取水してもらいました)
『用水』放射能測定検査結果報告書(PDF)


放射能測定検査結果報告書の読み方について

■ 2012年5月の測定結果への測定検査機関からのコメント:
昨年度.本年度と測定検査の指揮を執っていただいた井上啓(ひらく)さんより

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ネットワーク農縁、新庄水田トラスト、新庄大豆畑トラスト会員の皆さんへ

2012年度土壌放射能測定結果報告について補足説明です

田中まさはる


すでに、ネットワーク農縁、新庄水田トラスト、新庄大豆畑トラストのホームページで2012年度土壌放射能測定結果についてご報告しております。
少し補足をしたいと思います。

2012年6月4日に行われた新庄ネットワーク農縁関係の土壌放射能測定結果報告について、測定依頼した「NPO法人有害化学物質削減ネットワーク」の測定者・中地さんに電話で内容説明を聞いてみました。

ヨウ素131は半減期が短いためか検出されていません。
セシウム(CS)ですが、福島原発事故直後、CS134とCS137の検出比率は1:1でした。

2012年6月現在ではその比率は0.6:1.0とのことです。CS134の半減期が137に比べて短いので。

例えば土壌4(遠藤、添付ファイル参照)の場合、CS134は6(ベクレル)、CS137は21(ベクレル)です。
CS134-0.6:CS137- 1.0の比率からいえば、21(ベクレル)のうち10(ベクレル)は福島原発事故のCS(セシウム)ということになります。残りの11(ベクレル)福島原発事故以前に蓄積されたものと考えられます。
例えば戦後の米、ソ、中、仏核実験、チェルノブイリ原発事故のCSではないかと測定者は言っていました。

測定者の中地は最近土壌測定したうちでは、もっとも数値が低い方だったといっていました。
埼玉、千葉、栃木など相当高いところがあったとのことです。

2011年政府が決めた作付け基準は5000ベクレル/kgで、収穫された米の出荷基準は500ベクレル以下でした。500ベクレル以上の米は出荷停止になりましたが、それ未満なら出荷してよいということでした。

その後100ベクレルに再設定されました。現在、500ベクレル未満ー100ベクレル以上の田んぼは作付けしてもよいが、放射性物質を減らす対策をとるようにとのことのようです。

■ ネットワーク農縁生産者の見解:
報告書の読み方説明と、生産者としてのコメントです(2011年見解)

■ 測定機関 Tウオッチの紹介:
NPO法人有害化学物質削減ネットワーク(Tウオッチ)

※秋の収穫時には、昨年同様に農産物そのもの(お米、大豆、枝豆等)を改めて測定します。

2012年度報告
【重要】2012年放射能測定検査報告書(お米)

2012年8月3日金曜日

【原発アクション】弁護士グループが声明発表>原子力規制委員会人事案は違法

転載です
田中まさはる
【転載】国際環境NGO FoE Japan

みなさま(拡散希望!)

本日、脱原発弁護団全国連絡会(共同代表:河合弘之弁護士、海渡雄一弁護士)は、現在、国会に提示されている原子力規制委員会の委員候補のうち、更田豊志氏・

中村佳代子氏は、原子力規制委員会設置法第7条7項の、原子力事業者が委員に就任することを禁じた規定に違反し、田中俊一氏に関しては、同条項に基づく欠格要件に該当するとして、別添のような緊急要請を提出しました。

声明案をつくってくださった弁護士のみなさま(福田弁護士、、只野護士、海渡弁護士)、お疲れ様でした! みなさま、ぜひ、国会議員にもお伝えください!

脱原発弁護団全国連絡会の共同代表の海渡雄一弁護士は、「あまりに公然とこの人事案が提案されているため、今まで、こんなに明らかな違法状態が見過ごさ
れてきたことは驚きだ。国会議員は、この事実をしっかりと踏まえ、人事案撤回を求めてほしい」と述べています。

要請書は下記の内容となっています。(詳細は別添)

原子力規制委員会設置法第7条7項では、規制委員会の委員長及び委員の欠格事由について、以下のとおり定めています。

「三 原子力に係る製錬、加工、貯蔵、再処理若しくは廃棄の事業を行う者、原子炉を設置する者、・・・又はこれらの者が法人であるときはその役員(いかなる名称によるかを問わず、これと同等以上の職権又は支配力を有する者を含む。)
若しくはこれらの者の使用人その他の従業者

四 前号に掲げる者の団体の役員(いかなる名称によるかを問わず、これと同等以上の職権又は支配力を有する者を含む。)又は使用人その他の従業者」

また、政府は、7月3日付要件において、委員長及び委員について、上記法律上の欠格要件に加えて、以下の欠格要件を加えています。

「①就任前直近3年間に、原子力事業者等及びその団体の役員、従業者等であった者、②就任前直近3年間に、同一の原子力事業者等から、個人として、一定額以上の報酬等を受領していた者」

しかし、委員候補の更田豊志氏は、現在、独立行政法人日本原子力研究開発機構の副部門長です。同機構は、高速増殖炉もんじゅを設置し使用済み核燃料の再処理を行う原子力事業者でであり、要請書では、「更同氏が上記の政府の欠格要件に該当することは明らかである」としています。

また、委員候補の中村佳代子氏は、公益社団法人日本アイソトープ協会のプロジェクトチーム主査であり、同協会は、研究系・医療系の放射性廃棄物の集荷・貯蔵・処理を行っているため、「原子力に係る貯蔵・廃棄」の事業を行う者であること指摘。同様に、欠格要件に該当するとしています。

さらに、委員長候補の田中俊一氏については、日本における原子力発電研究の拠点であった日本原子力研究所の副理事長まで務め、その後も上記日本原子力研究
開発機構の特別顧問、高度情報科学技術研究機構(旧(財)原子力データセンター)の会長、顧問を歴任し、原子力発電の推進に一貫して関わり、2007年から2009年まで、原子力委員会委員長代理を務めたことを指摘。「同機構は、高速増殖炉もんじゅを設置し使用済み核燃料の再処理を行う原子力事業者であるため、田中氏についても、欠格要件に該当する」としています。

同要請書については、下記にお問い合わせください:

脱原発弁護団全国連絡会
(東京共同法律事務所 03-3341-3133)
弁護士海渡雄一、弁護士只野靖





2012年8月2日木曜日

【遺伝子組み換え】遺伝子組み換え関連情報

【転載】有機農業ニュースクリップ

■遺伝子組み換え関連情報
7月にtwitterで発信した遺伝子組み換え関連情報を、PDFにまとめまし
た。添付ファイルを参照ください。

「遺伝子組み換え関連情報 2012年7月」