2012年7月25日水曜日

さわのはな生産者からのメッセージ 2012年6月15日

無農薬・無化学肥料の「さわのはな」を作っているお百姓さんたちのメッセージです。



【 今田 多一 】
● 田植えを終え、一息つきたいところだが雨の日は作業が出来ない。大豆、とうもろこし、雑穀の種まきなど、次から次と農作業に追われた。有機栽培の田んぼでは深水にしていると見えないのだが、浅水にしたとたん、小さな雑草でいっぱいになりつつあるので、今日14日、まず機械除草をやった。また、畦畔は代掻き前に草刈りを1回やったのだが2番草刈りの時期になりつつある。
6/13、朝仕事で農縁生産者皆んなで、大豆トラスト畑での豆の種まきを終えた。
春野。農作業は次から次とやってくる。


【 星川 公見 】
● ここ2~3日急に涼しくなる。朝方は寒いくらいだ。田んぼの水を深くして苗を保温する。水は布団のようなもので寒いときには深水にして苗を保護する。
田植え前に土と水のサンプルを送っていた放射能検査の結果が届く。農縁生産者の土壌からは17 bq / kg ~ 26 bq / kgほどのセシウムが検出されたが、それはフクシマ原発由来のものでないらしい。古い汚染の可能性(1960年代の核実験に因るものらしい)とのことだ。先日知人からのメールで四国の土壌から高い放射能が検出されて驚いていた。検査をすればどこでも多少なりとも検出されるのではないかと思う。やはり原発とはさよならをするべきだ。 


【 笹 輝美 】
● 新庄は今、百花咲き誇り、澄みきった青空には、まだ大量の残雪をまとった月山や鳥海山がその秀麗な姿を浮かべ、新緑が一段と映え、暑からず寒からず一年の中で一番良い季節の真っ只中です。が、無農薬栽培田では田植え直後から鳥が張り付いたまま、ということは鳥に草、苗が毎日踏まれていることであり、踏まれた苗は再起不能、為に欠株となり、あまり多いため一度補植を行う羽目となった。無農薬田から何が何でも離れようとしない鳥を見ていると、原発利権を絶対手放したくない為、何が何でも稼働させようとしている連中を連想してしまう。


【 遠藤 敏信 】
● 当然ながら、今年で2回目の東日本大震災復興支援「まけるまいプロジェクト」田植えツアーは6月2~3日に行われ、被災地・宮城県から50余名、首都圏から20余名の参加がありました。受け入れ側の新庄でもボランティアに加え、市の協力、とりわけ多くの職員の参加と協力を得ました。ワラビ園のご厚意もありました。その結果、移動を伴う盛りだくさんのスケジュールが見事に成功したものと実感しています。以下、参加された方からのお便りを紹介します。
「写真ありがとうございます。先日の田植え交流会に参加できましたこと、とても雄勝町です。思いがけない娘(嫁)の声がけで参加できました。雄勝には田んぼが無い訳ではないですが、生まれてこれ迄 田んぼに入った事はなく、まして田植えは初めての体験でしたが、見様見真似で何とか皆さんと歩調を合せられ良かったと思います。楽しかったです。これからの成長と実りの秋が楽しみです。
それにワラビ採り、広々としたワラビ畑、楽しく採らしていただきました。参加者の皆さんを大いに楽しませてくれました。関係者の方々の影のチカラは大変なことと拝察致します。新庄・最上ふるさとづくり、ネットワーク農縁、その他関係者の皆さんに、又、写真を送っていただいたことに心から感謝申し上げます。
「まけるまい」の励ましの言葉に答える上でも、一歩一歩前進し元気な宮城づくりに参加して行きます。本当にありがとうございました。6/9 宮城県利府町 永松 一彦こちらこそありがとうございました。 

6/12 寒い早朝 大豆畑トラスト圃場 豆の種まきを行いました。

6/2 被災地(者)支援「まけるまい田植え」 鳥越ブロックのスナップ
型転がし:これがなかなか難しい

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