2012年5月29日火曜日

【原発アクション】もう原発は動かさない!発信する女たち 6.2集会のご案内

【転載】脱原発をめざす女たちの会

「原発ゼロの日」を私たちはめざしています。それをさせまいとする政府、電力会社は再稼動に向け突き進んでいます。集会では行動する女たちが発信します。 また、「福島で生きる」あるいは「福島を離れる」選択をした若い世代の声を聞きます。原発の新規建設を絶対させない、再稼動を決して許さないと。脱原発へ のうねりをいっそう強くしていきましょう!


日時:6月2日(土)開場13時
開会:13時30分 閉会:16時
場所:日本教育会館(地下鉄神保町駅徒歩3分)
※手話通訳あります。
※託児あります。 (5月25日までにお子様の人数、年齢をお知らせ下さい)

プログラム
総合司会:橋本美香さん(制服向上委員会会長)
お話「脱原発と福島の現状」満田夏花さん(国際環境NGO FoE Japan)

発信する女たちパートⅠ
田中優子さん(法政大学教授)
神田香織さん(講談師)
渡辺一枝さん(作家)
坂田雅子さん(映画監督)
上野千鶴子さん(NPO法人ウィメンズアクションネットワーク理事長)

発信する女たちパートⅡ
コーディネーター:古今亭菊千代さん(落語家)
若い世代から「福島に生きる選択・福島を離れる選択」

参加費:1,000円
参加お申込みはホームページの「6.2集会専用申込みフォーム」よりお願いします。お申込は参加費1,000円の入金確認をもって受付となります。受付後「領収書」を返送します。領収書が入場券となりますので、当日ご持参ください。

参加費振込先
郵便振替 口座番号 00180-9-318934
銀行振込 ゆうちょ銀行 ゼロイチキュウ店 当座預金口座 0318934
※口座名はいずれも「脱原発をめざす女たちの会」
※お振込みの際は「6.2集会参加費」と明記してください。
※申込者と振込人名が違う場合は、必ずその旨をお知らせください。

主催:脱原発をめざす女たちの会
電話:080-3174-3584 FAX:03-6551-1111
※E-mailはこちらから

呼びかけ人

 吉武輝子(評論家=故人)小山内美江子(脚本家)山崎朋子(作家)田中優子(法政大学教授)香山リカ(精神科医)渡辺えり(劇作家・女優)雨宮処凛(作 家・活動家)浜矩子(同志社大学大学院教授)鎌仲ひとみ(映画監督)深澤真紀(コラムニスト)倉田真由美(漫画家)纐纈あや(映画監督)古今亭菊千代(噺 家)神田香織(講談師)大河原雅子(参議院議員)湯川れい子(音楽評論・作詞)藤波心(タレント)橋本美香(ミュージシャン)道浦母都子(歌人)中山千夏 (作家)福島みずほ(参議院議員)林佳恵(装丁家)高田敏江(女優)岩崎加根子(劇団俳優座・女優)綿貫礼子(環境問題研究家=故人)上原公子(元国立市 長)池田香代子(翻訳家)新谷のり子(歌手)渡辺一枝(作家)福士敬子(都議会議員)清水澄子(I女性会議共同代表・元参議院議員)川崎直美(オーガニッ クライフスタイル・Lepasmanis主宰)吉岡しげ美(音楽家)竹信三恵子(和光大教員)上野千鶴子(ウィメンズアクションネットワーク理事長)松本 侑子(作家・翻訳家・日本ペンクラブ常務理事)大石芳野(写真家)枝廣淳子(環境ジャーナリスト)辛淑玉(人材育成コンサルタント)石坂啓(漫画家)きっ こ(「きっこのブログ」)宇梶静江(アイヌ連絡会)松田美由紀(女優)いとうえみこ(絵本作家)羽田澄子(映画監督)朴慶南(作家)森田ゆり(エンパワメ ント・センター)加藤登紀子(シンガーソングライター)伊藤比呂美(詩人)

澤井正子(原子力資料情報室)大林ミカ(環境活動家)満田夏花(FoE Japan)平田仁子(気候ネットワーク)山口泰子(ふぇみん婦人民主クラブ)赤石千衣子(しんぐるまざあず・ふぉーらむ)アイリーン・美緒子・スミス (グリーン・アクション)鈴木かずえ(母・グリーンピースジャパン核・エネルギー担当)富山洋子(消費者運動)崎山比早子(高木学校)マエキタミヤコ(サ ステナ代表)

山口たか(福島の子どもたちを守る会・北海道)水野彰子(島根・弁護士)福武公子(もんじゅ・弁護士)小木曽美和子(原発反対福井県民会議)池島芙紀子 (ストップ・ざ・もんじゅ)兼松秀代(放射能のゴミはいらない!市民ネット・岐阜)佐野けい子(浜岡・静岡市議)芦原康江(島根原発増設反対運動)竹田と し子(大間原発訴訟の会代表)小笠原厚子(大間原発反対あさこはうすの会)石丸初美(玄海原発プルサーマル裁判の会)佐原若子(六ヶ所・歯科医師)高島美 登里(長島の自然を守る会・上関)武藤類子(ハイロアクション・福島)佐々木慶子(沈黙のアピール・福島)吉岡政子(釜ヶ崎「ふるさとの家」)菊川慶子 (花とハーブの里・六ヶ所)中村隆子(祝島婦人会会長・祝島島民の会運営委員)島田清子(美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会)鳥原良子(川内原発建 設反対連絡協議会)佐藤幸子(子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク)

女たちの脱原発宣言

東日本大震災と津波に起因する福島第一原発事故によって、多くの人々が家を追われ、生活を壊され、思い描いた未来を奪われました。大都市部の電力需要をま かなうために、経済難にあえぐ地方に押しつけられた原発は、計画当初から事故の危険性を指摘されてきました。しかも、放射性廃棄物を処理する方法はありま せん。にもかかわらず、原発を推進するために政府と電力会社などは「安全神話」を流布し、市民を欺いてきました。その結果起きたのが福島原発事故なので す。

原発推進派の人々は言います、「原発がなければ日本の経済活動は成り立たない」と。しかしそうでしょうか。原発がなくても電力は足りるという試算がありま す。自然エネルギーを促進することによって、さらなる電力を生み出すことも可能です。この狭い地震国に17か所54基もの原発が乱立するのは危険です。こ の状況は、男性優位社会における利潤追求を最善とする価値観の象徴ともいえるでしょう。

被爆国日本で反核の街頭署名にたちあがり、日本と世界に核廃絶運動を広げる原動力となったのは女性たちでした。その女性たちの力で、今再び世界に新たな価値観を示し、原発に頼らない社会を実現したいと、私たちは願っています。

危険な土地、危険な水、危険な空気を次世代に残すことはできません。福島原発事故を人類最後の原子力災害とするために、私たちは今日ここに集いました。私たちは、放射能におびえる暮らしを未来に遺すことを断固拒否し、ここに宣言します。

原発はいらない。


2011年11月23日
11.23キックオフ!「脱原発をめざす女たちの会」参加者一同

2012年5月26日土曜日

2012年5月19日土曜日

【生命特許問題】生命に特許はいらない!キャンペーンニュースレターより

【転載】生命に特許はいらない!キャンペーンニュースレター 2012年5月

遺伝子組み換えバイオマス
これまで何世紀にもわたり、作物の収穫量を増やそうと交配が繰り返されてきましたが、その目的はつねに、食用の種子や実を増やすことでした。しかし、セルロース系バイオマス(雑植性バイオマス)の価値が高まりつつある現在、アグリビジネス業界は作物の茎や葉、殻、皮などのセルロース部分を増やそうと、研究開発に取り組んでいます。石油に代わる燃料としてのバイオマス(食用・繊維作物、草類、森林の木質残渣、植物油、藻類など)[編者注:太陽光、風力、波力、地熱などではない代替燃料] の利用が狙いです。推進派は、化石燃料ではなく、最先端バイオエンジニアリング技術によって燃料に変えられたバイオ原料がプラスチック類、化学薬品、燃料、医薬品、エネルギーなどの工業生産を支える、未来のポスト石油時代を構想しています。世界トップクラスの企業や有力な数々の国家政府が、バイオマスを高価値製品に変えるゲノム研究、ナノテクノロジー、合成生物学などの最新技術を積極的に推進しています。たとえばBASF社は、トウモロコシなどの作物の遺伝子を組み換えてバイオマス収穫量を増やす手法を開発しており、これについて一連の特許を申請しています。これらの特許には、トウモロコシ、大豆、綿、キャノーラ(菜種)、稲、小麦、サトウキビから得られるバイオマスそのものの所有権も含まれています。
(合成生物学は「究極の遺伝子組み換え」です。合成生物学では、遺伝子を切ったり貼ったりするのみならず、まったく新しい遺伝子、遺伝的形質、生命体を創るために遺伝子コードを書くなどもします。
出典: www.geneethics.org/enews/display/65

この地球上には、バイオ燃料を基盤とする経済に切り替えられるだけの、必要な量のバイオマスは存在するのでしょうか? 答えは明らかに「ノー」です。地球は危うい「オーバーシュート(定常値を超えた)状態」にあり、地球生態系の急激な悪化と、壊滅的危機への限界点が切迫している現状を見れば、いまバイオマス生産量の「許容レベル」を定めようとするのは、出血している患者に献血を強要するようなもので、不適切であることがわかるでしょう。その生命を懸命に維持しようとしている地球には、バイオマスを供給する余力などありません。産業文明が現在の「エコロジカル・フットプリント(訳注:自然資源の需要と地球の生態学的許容量および資源再生能力を対比させて算出する、人間の活動が地球の生態系に与える負荷を示す数値)を大幅に縮小しない限り、私たちは「バイオマス銀行」から借り越している危険な状態で、このまま「エコロジカル破産」へと突き進み、崩壊する恐れがあります。そうなればもう、いかなる救済措置も効きません。

地球上における陸生および水生バイオマスの最大の宝庫はグローバル・サウス(アフリカ、中南米、アジアの一部)にあり、その土地で農業、畜産業、漁業を営む人々や、森林で生活する人々が、それによって生計を維持し、守っています。ETCグループは、バイオ経済は企業集中化に拍車をかけ、この500年以上で最大規模の資源強奪につながる、と警告しています。企業の「バイオマスター(BioMasster)」たちは、かつてない規模で自然を商品化しようと目論んでおり、生物多様性を破壊し、辺境の人々を住み慣れた土地から追い立てようとしています。
出典: 'The New Biomassters', ETC Group, http://www.etcgroup.org/en/node/5232 (2010); 'Who will control the Green Economy?' ETC Group, http://www.etcgroup.org/en/node/5296 (2011)

気候条件に適応できる作物
世界の上位6社の農薬および種子会社が、植物ゲノム配列の独占支配を目指して、対象が広範におよぶ、複数の遺伝子が絡む特許を申請しています。乾燥、高温、低温、洪水、塩類土壌などさまざまな環境負荷に耐えられるよう遺伝子を組み換えた作物が市販されており、こうした流れは、世界の植物バイオマス――食用、飼料、繊維、燃料、プラスチック類など、その用途にかかわらず――の支配につながる可能性があります。これらの企業は、気候変動に対処する特効薬的な、「気候条件に適応できる(climate-ready)」作物の
研究開発の名を借りて、知的財産権史上もっとも対象が広く、潜在的にもっとも危険な特許を認めるよう、政府に圧力をかけています。しかし、こうして特許を取得した、対症療法的な種子は、小規模農家が気候変動に対処するために必要としている適応策を、はたして提供できるのでしょうか? これらの特許技術は、むしろ逆に、企業の力を集中し、コストを引き上げ、独立研究を抑制し、農家が種子を採取・保管・交換する権利を削ごうとするものです。巨大バイオ企業の目標は「バイオマス支配(biomasstery)」すなわち、世界のバイオマスによる利益獲得なのです。

2008年6月から2010年6月までに公表された対応特許のうち、少なくとも261件が、植物に対する特定の「非生物ストレス耐性」(乾燥、高温、低温、洪水、塩類)に関するものでした。一種類の遺伝子組み換え品種だけではなく、類似する遺伝子配列を持つすべての遺伝子組み換え食用作物が対象になっており、多くの場合、その産物である食品や飼料にまで特許が適用されています。たった6社の巨大バイオ企業(デュポン、BASF、モンサント、シンジェンタ、バイエル、ダウ)と、その提携企業(メンデル・バイオテクノロジー、エヴォジーン)が、261件の対応特許(交付済みのものと申請中の特許)の77%に相当する201件の特許を握っています。

グローバル・サウスの農村コミュニティ、つまり、地球規模の温室効果ガス排出にもっとも荷担していない人々が、いま、気候変動の脅威にもっともさらされています。いわゆる「気候条件に適応できる」形質をめぐる熾烈な特許争奪戦のせいで、気候変動に対処し、乗り切るために農家が本当に必要としている、手頃な対策に費やせる資金と資源が奪われています。企業は、気候条件適応作物の特許を取得することによって、世界の食料安全保障のみならず、いまだ商品化されていない世界のバイオマスをも支配しようと企てているのです。巨大バイオ企業各社は、気候変動の混乱に乗じて、遺伝子組み換え作物を支持する世論を広げ、特許の取得を容易にしたいと考えており、「気候条件に適応できる遺伝子を組み込めば、収穫量が増え、世界の人口を養うことができる」、「痩せた土地、少ない降雨量や肥料でも生育できるよう遺伝子を組み換えた作物は、もっとも貧しい農民にとって、飢えるか生き延びるかの重大な差を生む」など、相も変わらぬテーマに新手のひねりを加えて、働きかけを強めています。そして、倫理的な正当性を得るために、ビル・ゲイツやウォーレン・バフェットなど慈善活動に熱心な露出度の高い資産家や、米国・英国など大国の政府、国際農業研究協議グループ(CGIAR)などの大規模育種組織と組んで、とくに資源の乏しいアフリカのサハラ以南の貧しい農家に、ライセンス料フリーの遺伝子や技術を無償提供しています。ただし当然、その見返りとして、グローバル・サウスの諸国政府は、組み換え作物の商用化の妨げとなる規制の緩和に応じ、バイオテクノロジーに好意的な知的財産法を受け容れざるを得なくなっています。

「干ばつ耐性」品種として市販されているトウモロコシの世界市場は、およそ27億ドル規模と推定されていますが、バイオ技術による化学薬品およびプラスチック類の世界市場は、それだけで2025年までに年間5,000億ドルに達すると、米国農務省(USDA)は予測しています。

気候条件に適応できるよう遺伝子を組み換えた、人工的に作られた生物やバイオ燃料作物が、少数の強力な巨大企業の手に握られ、工業生産されれば、気候変動にも食品安全保障にも深刻な影響がおよぶことになります。もし、遺伝的に同じ組み換え品種だけが広範な農地に――とりわけ、太陽光が強い熱帯および亜熱帯地域で――栽培されれば、間違いなく遺伝的浸食が進み、生態系が変わってしまう恐れがあります。なにより、これまで工業的農業生産と無縁だった地域(湿地、泥炭地、森林地帯など)が農地化されれば、生物多様性やそこに住む人々の暮らしが脅かされます。気候条件に適応させるために組み込まれた形質が、異種交配や土壌中の遺伝子水平移動によって野生品種に移るなどすれば、生態系が大きく変わっていく可能性があります。組み換え品種が特殊な農薬の散布を必要とする場合、農薬使用量の増加が、地域の固有動植物や農民、消費者に害をおよぼす可能性もあります。

政府が6社の企業に食品の独占を許せば、社会的な利点はありません。もっともらしい理由のもとに「気候条件に適応した」遺伝子が導入されれば、農家は遺伝子組み換え(GM)作物への依存度を高め、生物多様性は損なわれ、世界の食料主権が脅かされることになります。政府は、気候変動に関連する遺伝子および形質に関するすべての特許の許諾を延期すべきです。まだ実証されていない、これらの新しい品種が、社会・環境におよぼす影響を含め、徹底的な調査を行う必要があります。ETCグループは、緊急事態にある世界の現状に鑑み、制限的な種子法、知的財産制度、伝統的な品種改良や種子の保管・交換を妨げる契約・貿易協定などを特定し、排除するよう、政府間機関に強く求めています。急速に変動する気候に対処しようと苦労している農民にとって、遺伝資源へのアクセス制限は、余計な困難以外のなにものでもありません。気候変動に適応し、生き延びるための、農民主導の対応策を認め、強化し、守ってゆく必要があります。
出典: References: 'Capturing "Climate Genes"', ETC Group,
http://www.criticalcollective.org/?publication=capturing-climate-genes (2011); 'Geopiracy', ETC Group, http://www.etcgroup.org/en/node/5217 (2010)

米国における遺伝子特許の法的問題
乳癌および卵巣癌の素因である「BRCA1」および「BRCA2」遺伝子の特許をめぐり、米国で現在係争中の訴訟について、米国司法省は、ゲノムDNAは自然の産物であるため、たとえ生物から分離されたとしても、ゲノムDNAに対する特許は認められるべきではない、との見解を示しました。ただし、組み換えDNA(遺伝子組み換え生物(GMO)を作るための新たなDNAの組み合わせ)や、遺伝子治療、「合成(人工)生命体」は、引き続き、特許の対象に成り得るとのことです。
米国では2010年現在、推定2,000種類のヒト遺伝子、または約20%のヒトゲノムに関する約4万件の特許が存在しており、分離された遺伝子、分離遺伝子を使用する方法、遺伝子と病気との関連に基づく病気の診断法に対して特許が認められています。
出典: www.i-sis.org.uk/isisnews/sis49.php (2011)

インド政府が「バイオパイラシー」でモンサントを起訴
遺伝子を組み換えし直して特許品種を開発するために、インド固有の植物種を盗んだとして、インド政府がモンサントを「生物学的海賊行為(バイオパイラシー)」で起訴することを決めています。
出典:blog.p2pfoundation.net/indian-government-files-biopiracy-lawsuit-against-monsanto/2011/12/31

米国が提案する環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の知的財産に関する章について、法学者たちが批判的な見解を示す
学者たちは、「米国の提案は、もし採択されれば・・・これまで締結されたあらゆる自由貿易協定のなかで、もっとも高い水準の知的財産保護および施行基準を実現するものだ」と結論しており、おそらく「多くのTTP加盟国で、価格の上昇と、幅広い消費製品――医薬品から教科書、インターネット上の情報まで――がより入手しにくくなる状態」を招き、「革新、創造、地域経済の活性という意味では、加盟国にもたらす利益は皆無に等しい」だろう、と予測しています。

このレポートは次のように述べています。「TTP提案は、その検討プロセスに国民をほとんど参加させないまま、国内規則に関する国際基準を、大幅かつ重大な内容で転換させようとしており、その一方で、一部の限定された商業的利害関係者のあいだに高度で建設的な関係を構築しようとしている。これでは、TTP交渉担当者は、公開フォーラムにおける慎重jな討議でやりとりされるような、さまざまな視点・見解・分析などを、十分に知ることができない。このようなやり方ではなく、米国のTTP提案は丸ごと拒否し、知的財産、インターネット、医薬品に関する規則はすべて、透明で多角的な公開プロセスを経て採用された既存の基準に譲るべきである。」

アメリカン大学ワシントン法科大学の情報公正・知的財産プログラム(PIJIP)の副主任で、このレポートをまとめたショーン・フリン(Sean Flynn)は、次
のように述べています。
「その検討プロセスに国民を参加させないまま協定の交渉が進められているにもかかわらず、米国の提案は、すべてのTPP加盟国に法律の改変を迫る内容になっている、とこのレポートは結論している。リークされた秘密文書でしか、公共政策に関するこうした詳しい分析ができないのは、驚きである。」
出典:blog.p2pfoundation.net/legal-scholars-release-critical-analysis-of-u-s-proposals-for-intellectual-property-and-pharmaceutical-chapters-of-the-trans-pacific-partnership/2011/12/18

知的財産に関するノーム・チョムスキー(Noam Chomsky)の見解
「米国は(実は)自由貿易に強く反対しているのだ。横暴な民間企業に価格を独占的に操作する力を保証する権利というのが、知的財産権の実態だ。」
出典: http://blog.p2pfoundation.net/noam-chomsky-on-intellectual-property/2011/12/25

ミリアド・ジェネティクス社がシドニーで起訴される
DNA分子の所有権をめぐる初の訴訟で、オーストラリアの裁判所が、被告であるミリアド・ジェネティクス社(MYGN)などバイオテクノロジー企業各社に、ヒトの遺伝子素材を特許の対象にすることによって治療法を独占することを禁じる判決を下しました。2010年に、乳癌および卵巣癌のリスクを高める遺伝子突然変異に対する特許をめぐり、癌患者を代表する全国組織「Cancer Voices Australia」と、ブリスベン
在住で乳癌と診断されているイヴォンヌ・ダーシー
(Yvonne D’Arcy)が、特許を取得していた
ミリアド・ジェネティクス社およびジェネティック・テクノロジース社(GTG)を相手取り、訴訟を起こしていたものです。
出典: http://www.bloomberg.com/news/2012-02-19/myriad-genetics-australian-cancer-gene-patents-go-on-trial-in-sydney.html

モンサントの殺虫成分生産細菌DNAが、いまや北米の80%以上の女性の血中から検出されている
米国の消費者団体「Organic Consumers
Association」は、次のように報告しています。「モンサントの殺虫成分を生産する細菌のDNAが、体内に入っても消化されず、北米の80%以上の女性と、その胎児の血中から検出されている。GMO作物を飼料として与えられた動物に由来する食品など、ごく一般的な食品から摂取されたものだろう、と科学者たちは見ている。遺伝子組み換えBt遺伝子に曝露した場合の長期的な健康影響は不明だが、モンサントの自社実験では、GM作物を与えたラットの肝臓と腎臓に損傷が見られた。」
出典: Scientists Seek EPA Action on Monsanto Crop Failure
http://www.organicconsumers.org/bytes/ob320.htm (2012)

GM大豆と先天性異常・発癌との関連を認める新たな研究報告
モンサントの遺伝子組み換え(GM)品種「ラウンドアップ・レディ」の栽培に使われる同社の除草剤「ラウンドアップ」と、ヒト細胞死、先天性異常、発癌、流産との関連を示す研究報告が、科学者の国際組織によって欧州議会に報告されています。
出典: www.geneethics.org/enews/display/32 (2010)

癌関連分子に対する特許取得を拒否
ハーバード大学のジェイ・ブラドナー(Jay Bradner)の研究室は、癌細胞が癌細胞であることをどのようにして知るか説明できるかもしれない分子、「JQ1」を突き止め、さらにこの分子を使って、発病する前に癌を抑制できないか研究しています。ブラドナーの微生物学研究室は、「JQ1」の特許取得を断り、逆に研究データを公開し、40カ所の研究室に送り、その後の研究の進捗状況も公表しています。この事例から、二つのことがわかります。一つは、競争ではなく協力が科学の発展をもたらすこと。そしてもう一つは、金銭的利益で動く人もいるが、純粋な目的と熱意で動く人もいるということです。
出典: blog.p2pfoundation.net/essay-of-the-day-is-there-such-a-thing-as-ethical-capitalism/
2012/03/10

(書籍)ハリエット・ワシントン著、『Deadly Monopolies: The Shocking Corporate Takeover of Life Itself ― And the Consequences for Your Health and Our Medical Future
(命に関わる独占――生命そのものを乗っ取る企業と、私たちの健康および今後の医療への影響)』
ある米国企業が、一回の治療サイクルの投薬に400ドルかかる医薬品について、7年間の独占的特許を認められ、その価格をを3万ドルに引き上げました。「エフロルニチン(Eflornithine)」は睡眠病に対する効果が認められた薬です。この会社は当初、発展途上国でこの薬を発売しましたが、もうからなかったため、すぐに発売を中止してしまいました。そしてその後、新たな用途を見つけました。いま、この薬は西欧諸国で、女性の顔の毛を除去するために「ヴァニカ(Vaniqa)」の商品名で販売されています。西欧の女性たちは顔の毛を除去するために毎月50ドルを払えますが、アフリカで睡眠病に苦しむ人たちは、命を救う薬を買うことができないのです。
出典: http://www.democracynow.org/2011/10/31/deadly_monopolies_medical_ethicist_harriet_washington
http://democracynow.jp/dailynews/11/10/31/1
http://blogs.yahoo.co.jp/tessai2005/64905350.html

以上の情報をメールでお送りしてもよろしければ(当方の時間と経費の削減になりますので)、メール・アドレスをお知らせ下さいますよう、お願い申し上げます。 P. マッカーティン
メール:nopatentsonlife@gmail.com
〒 250 - 0121 神奈川県南足柄市広町 51

【原発アクション】【AVAAZ】爆発で壊れかかった福島第一原発4号機の使用済み燃料プール

【転載】AVAAZ.ORG

危険なセシウムが含まれる巨大な使用済み燃料プールは今なおむき出しの状態で、チェルノブイリ事故で放出された量の10倍にあたる有毒な放射性物資をいつまき散らされてもおかしくない状況にあると、専門家たちは警告しています。政府は私たちの安全を守れずにいます。今こそ国際社会に支援協力を要請しましょう。

爆発で壊れかかった福島第一原発4号機の使用済み燃料プールは、次の地震や津波に耐えられないかもしれません。プールから冷却水が流出するのは時間の問題です。そうなれば核燃料火災を引き起こす恐れがあり、首都圏に住む3,500万人も避難を余儀なくされます!現在、72の団体や専門家が警報を鳴らし、国連主導の独立したアセスメントチームを設置する緊急対策を呼び掛けています。日本は危機的な状況にありますが、今私たち皆が声を上げれば、国連を説得し大惨事を防ぐことができます。

第二の福島原発事故を阻止できるかどうかは、私たちにかかっているのです。国連の潘基文(バン・キムン)事務総長に、直ちにこの危機的な状況に取り組むよう要請しましょう。以下のリンクをクリックして嘆願書に署名し、お知り合いの皆さまにも転送してください。5万人分の署名が集まりましたら、Avaazスタッフがニューヨークの国連本部に直接届けます:

http://www.avaaz.org/jp/cesium_red_alert/?tta

日本で再び原子力災害が起きてしまったら、私たちの生活は一体どうなってしまうのでしょうか。数百万もの人が避難を余儀なくされるだけでなく、経済的な打撃によって国は疲弊し、今後幾世代にもわたり環境や健康に恐ろしい結果がもたらされることになります。福島第一原発4号機の現状はまさに、いつ爆発するかわからない時限爆弾のようなものです。

福島第一原発事故を早く過去のものにしましょう。国連の潘基文事務総長に独立した評価のできる専門家チームを派遣するよう要請し、この途方もなく危険な存在に決着をつけましょう。今すぐ嘆願書に署名し、お知り合いの皆さまへの転送もお願いします。署名はニューヨークの国連本部に直接届けられます。

野田総理に信頼できる原子力規制庁を一日も早く作るよう求めましょう。署名が2万人に達した時点で皆様の署名を野田総理に届けます。


http://www.avaaz.org/jp/cesium_red_alert/?tta

福島第一原発事故の脅威にさらされ続ける中、恐怖におびえ、くじけそうになってしまいます。けれど私たちは一人でありません。共に力を合わせれば、私たち皆が望む安全で豊かな未来を実現できることを、このグローバルコミュニティーは繰り返し証明してきたのです。

希望と決意を込めて

ジェイミー、路、キア、エミリー、ミシェル、リッケン、ジュエ  Avaazチーム一同

詳細情報 (日本語&英語):

朝日新聞:4号機:工事ミスに救われた震災時の福島第一原発 (日本語)
http://digital.asahi.com/articles/TKY201203070856.html

グリーン・アクション:野田総理と潘基文・国連事務総長に要請を!(英語)
http://www.greenaction-japan.org/modules/wordpress0/index.php?p=96

朝日新聞: 福島第一原発4号機の最終シナリオ(英語)
http://ajw.asahi.com/article/behind_news/social_affairs/AJ201205100051

ベロナ:危機迫る福島原発の燃料棒(英語)
http://www.bellona.org/articles/articles_2012/fukushima_spentfuel

AVAAZについて

Avaaz.orgは世界の人々の声や価値観が政策決定に反映されるよう世界規模でキャンペーンを行う非営利団体です(Avaazは様々な言語で「声」を意味します)。Avaazは政府や企業から一切資金援助を受けず、ロンドン、リオデジャネイロ、ニューヨーク、パリ、ワシントンDC、そしてジュネーブを拠点とするスタッフにより運営されています。 +1 888 922 8229

【TPP】市民と政府の意見交換会~TPPを考えよう~

【転載】政府と市民の意見交換会~TPPを考えよう~

2012年5月22日(火)18:20~21:00
文京シビックセンター 2階 小ホール(定員300人)

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

情報公開を求める全国の100以上の団体や市民の呼びかけに政府が応じ、このたび市民主催の意見交換会を初めて開催することになりました。
TPP協議についての理解を深め、広く市民による議論を促進するための、誰もが参加
可能な機会です。
ぜひご参加ください。

【と き】 2012年5月22日(火)18:20 - 21:00(18:00 開場)

【ところ】 文京シビックセンター 2階 小ホール (東京都文京区春日1-16-11)
東京メトロ・丸の内線/南北線『後楽園駅』5番出口から徒歩1分
都営地下鉄三田線/大江戸線『春日駅』文京シビックセンター連絡口から徒歩1分
JR総武線『水道橋駅』東口から徒歩9分
地図:
http://www.b-academy.jp/b-civichall/access/access.html

【出席者】

< 市民有識者 >
・色平哲郎さん(JA長野厚生連佐久総合病院・医師)
・鈴木宣弘さん(東京大学大学院農学生命科学研究科教授)
・安田節子さん(食政策センター・ビジョン21)

< 政府側 >
・内閣官房、外務省、経済産業省、農林水産省などから政務三役または協議担当者

※出席者は決まり次第、以下ブログにてお知らせします。
http://tpp-dialogue.blogspot.jp/

【プログラム】
第1部 18:20-19:00 有識者によるTPP概略説明
第2部 19:00-19:50 政府によるTPP概略説明、有識者と政府協議担当者の対話
第3部 20:00-21:00 会場参加者・有識者と政務三役・政府協議担当者の対話

【資料代】
500円 (当日受付にてお支払いください。参加申込は不要です。)

【主 催】
市民と政府のTPP意見交換会・東京実行委員会

【問い合わせ先】
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
アジア太平洋資料センター(PARC)気付
TEL:03-5209-3455 / FAX:03-5209-3453

2012年5月13日日曜日

3・11 東日本震災 悲しみ、教訓、語り継ぐ

東日本大震災で津波被害に遭った仙台市若林区の被災者2人が11日、東京都内で開かれた「語り継ぐ会」で、津波の体験や教訓を語った。新庄市の農家グループ「ネットワ-ク農縁」が風化を防ごうと企画し、被災者が農縁などの招きで昨年、新庄市の水田で田植えしたコメ「まけるまい!」の売上金を運営に充てた。

東京都目黒区の「アサンテサーナカフェ」であった会には、約50人が出席。若林区の若林日辺グラウンド仮設住宅で暮らす建築業相沢竹浩さん(51)は震災当日、仲間と協力しながら、津波に流されて孤立した人をアルミボートで救助した体験を紹介した。
「寒さと暗さの中で無我夢中だったが、20年以上の消防団経験も役立った。災害はいつどこに来るかが分からず、津波はとにかく高い所に逃げるしかない」と訴えた。

同じ仮簡住宅で生活するパートの兼業農家大内修子さん(55)は「次の世代がつらい思いをしないよう、要望も含め、地域の安全を皆で真剣に考えることが大事だ。いつか再び、自分の田んぼにコメを植えたいと思っている」と話した。
参加した横浜市西区の会社員佐々木慶子さん(32)は「自然体で話す姿が心に響いた。体験した人だからこそ伝えられる言葉に耳を傾けていきたい」と感想を述べた。

ネットワーク農縁が、被災地の現状を広く伝える目的で、交流のあったカフェを会場に語り継ぐ会を企画。被災者の田植えで実ったあきたこまち「まけるまい!」(450g入りの標準袋500円)の収益を生かした。 語り継ぐ会は、3月に東京都小金井市内で、4月に同国分寺市内でそれぞれ予定する。連絡先はネットワーク農縁090(1060)1392。





2月29日 仙台市若林区日辺仮設住宅訪問 
3月6日 仙台市若林区卸町仮設住宅訪問 
3月10日 東京都小金井市前原町3-40-20-106 broom & bloom にて 語り継ぐ会


仙台市若林区卸町仮設住宅から体験を話す


まける米の話

3月10日 新庄市民プラザにて『共歩の集い』開催 主催;新庄市
3月14日 東松島市大曲字堰の内仮設住宅訪問

外はまだそのままです。

仮設住宅の集会所で


4月14日 東京都国分寺市東元町2-20-10 カフェスローにて語り継ぐ会






3・11 東日本震災復興支援

ネットワーク農縁

生活必需品などを準備して訪問しました。
3月12日 宮城県亘理郡山元町訪問
3月21日 宮城県南三陸町入谷地区訪問
3月23日 陸前高田市訪問
3月25日 石巻市訪問


生活必需品に炊き出し、支援物資などの搬入、廃材や泥等の除去作業。
4月4日 気仙沼市浜見山紫会館訪問
4月11日 石巻市恵愛病院訪問
4月11日 石巻市役所訪問
4月19日 仙台市若林区六郷地区訪問


支援物資や炊き出し・野菜の苗や堆肥など畑作業用道具・山菜等の搬入・田植体験ツアー企画。
5月14日 石巻市恵愛病院訪問
6月4・5日 仙台市若林区の被災者を招待
6月10日 宮城県南三陸町歌津馬場中山センター訪問
7月1日 福島県南相馬の農家仲間を招待
8月1日 宮城県東松島の野蒜町訪問



新庄祭り招待・炊き出し(餅つき)・野菜の苗や堆肥など畑作業用道具の搬入
8月24・25日 福島市内の小中学生徒を招待
8月28日 気仙沼市浜見山紫会館訪問
8月30日 宮城県南三陸町歌津馬場中山センター訪問
9月10日 仙台市若林区六郷地区訪問
10月29日 東松島市新東名4丁目訪問
11月6日・7日 仙台市若林区の被災者を新庄そばまつり(山屋セミナーハウス)に招待


皆様からの東日本震災復興基金のご協力(9月30日までの合計3,241,486円)を感謝いたします。これからも被災地元気にネットワーク農縁で出来る事を続けていきたいと考えています。

12月20日 気仙沼市紫会館訪問
12月20日 仙台市若林区日辺仮設住宅訪問
12月24日 気仙沼市仮設店舗開店出店協力
      ここの関係から次のプロジェクトがスタートすることとなった。



「東日本大震災発生以降、父が代表を務める団体「ネットワーク農緑」の一員として支援活動をしてきました。そこで同じく支援活動に取り組んでいた、青山学院大学の黒石教授と知り合いました。そして、教授が気仙沼で被災地では働く場所が少ないという話を聞いたことが発端となり、三陸の海の幸と山形・新庄の米などの農産品を組み合わせた弁当を開発し、それを切り口とした雇用の創出を目指すプロジェクトが始まりました」そう話す高橋さんは「ネットワーク農緑」の若手グループ「のらくら」のメンバ-です。
 プロジェクトでは、青学の学生たちが仮設住宅を回って、気仙沼の郷土料理の聞き取りと試食を行い、その結果をもとに、高橋さんたち「のらくら」のメンバー5人と知り合いのシェフが、メニューの研究を重ねました。そして先日、試作品がついに完成。気仙沼でよく食べられている「メカジキ」を使った2品を考案しました。1つはカレー弁当、もう1つはみそ照り焼きをメインにした幕の内弁当です。3月半ばに、気仙沼で150食程を振る舞う予定です。
「弁当に対する反応も楽しみですが、最終目的は被災地での雇用創出です。気仙沼に弁当工場があり、コンビニを通じて首都圏に出荷するなどということができれば理想ですね。被災地の復興はまだまだこれからで、現地で新たな雇用を生み出そうとする動きもまだ大きくはありません。新庄と気仙沼がつながるような人脈を作りながら、復興に協力していきたいです。「のらくら」は各方面で活躍している素晴らしい人材ばかりが集まっていると自負しています。このメンバーと活動できて良かったといつも思います。プロジェクトも仲間たちとともにぜひ成功させたいです」と意欲を見せていました。

また、12月5日 市民プラザで 災害復興と市民活動 ~連帯と継続を考える座談会~ が開催され、これを機会にまける米プロジェクトも発足する。
1月20日 仙台市若林区日辺仮設住宅訪問
1月22日 気仙沼市大島仮設住宅訪問 炊き出し・餅つき
2月 9日 仙台市若林区日辺仮設住宅訪問 まける米プロジェクト
2月11日 まける米プロジェクト 東京都目黒区三田2-7-10-102 アサンテサーナ・カフェにて
地図を示しながら津波の恐ろしさを語った相沢さん(左)と大内さん
河北新報 平成24年(2012年)2月12日(日曜日)
津波、無我夢中で救助へ
仙台の被災者東京で講演
新庄で田植え「まけるまい!」売上金活用


東日本大震災復興支援基金報告

あれから1年になります。

2012年2月末、基金の合計は3,474,385円になりました。
主な使用をグラフにしました。


新庄最上有機農業者協会は石巻市にあった恵愛病院で長期にわたって泊り込みで活動しました。
消耗品はいろいろな品物、食べ物から洗剤やおむつなどです。
車両費はガソリン代や高速道路料金です。
(有)トランスオーシャンツーリスト は仙台市若林区の方々が新庄を訪問した時のバスの費用などです。
賃貸料は炊出しなどで使用したプロパンガスなどの費用です。
福利厚生費は参加した協力者の食事代などです。
通信費は連絡などの費用です。
山屋セミナーハウスは被災者の方々を新庄そば祭りに招待した時の宿泊費用の一部です。
接待交際費は被災者や農縁以外の方との打ち合わせなどの時の飲食代です。
生涯スポーツ課は被災者の方々を新庄そば祭りに招待した時の費用の一部です。
荷造り運賃費は新庄から被災地まで品物を運送業者にお願いして運んでもらった時の費用です。
不明は何に使ったのか、わからなくなったレシートの3,800円です。

皆様方のご協力に感謝いたします。
もう少し残金がありますので引き続き活動していこうと思っております。

ネットワーク農縁代表   髙橋 保広

2012年5月12日土曜日

【TPP】寸劇「T­PPでは生きられない」

私達の友人・上林さんからのお知らせです。上林さんも出演しています。 寸劇「TPPでは生きられない」(Youtube)ご覧ください。 田中正治

2012年5月3日木曜日

【イベント】映画『フード・インク』の監督が来日、記念講演会を開催


【転載】食と農から生物多様性を考える市民ネットワーク

急速に失われつつある生物の多様性について考えるために、国連が定めた「生物多様性の日」。その5月22日には毎年、生物多様性に関するイベントが世界各地で開かれています。
「食農市民ネット」では、生物多様性を食べものと農業の視点から考えようと、映画 『フード・インク』の監督で、食と農の問題に精力的に取り組んでいるロバート・ケナーさんをアメリカからお迎えして生物多様性の日の記念イベントを開催し ます。『フード・インク』はアメリカの食品産業の闇に迫った衝撃的なドキュメンタリー。この中で監督は、私たちがどのような食べものをどのように食べる か、1日3回食事のときに考えることで、大量生産・大量消費のフードシステムは変えることができるという、力強いメッセージも発信しています。『フード・インク』の上映とあわせて、監督からアメリカにおける食と農の現状や、いまアメリカで盛り上がっている遺伝子組み換え表示を求める動きについてお話しいた だきます。
さらに、生物多様性と遺伝子組み換え生物について考え、遺伝子組み換え生物に関する国際ルール「名古屋・クアラルンプール補足議定書」の重要性をみなさんと共有します。ぜひご参加ください。

◆東京シンポジウム

【と き】 2012年5月19日(土)13:30~18:00 (開場13:00)

【ところ】 東京ウィメンズプラザ ホール 会場へのアクセス

参加費 1000円

内容/映画『フード・インク』上映、ロバート・ケナー監督講演、トークショー「生物多様性と遺伝子組み換え生物について」、意見交換

●詳しくはチラシ(PDF版)をご覧ください→チラシ表チラシ裏


◆院内学習会

【と き】 2012年5月21日(月)14:00~16:00 ※13:30からロビーで入館証を配布

【ところ】 衆議院第二議員会館 多目的会議室(1階) 会場へのアクセス

参加費 無料

内容/映画『フード・インク』ダイジェスト版上映、ロバート・ケナー監督講演、意見交換

●詳しくはチラシ(PDF版)をご覧ください


◆大阪シンポジウム

【と き】 2012年5月22日(火)13:30~17:30 (開場13:00)

【ところ】 大阪国際交流センター 小ホール 会場へのアクセス

参加費 1000円

内容/映画『フード・インク』上映、ロバート・ケナー監督講演、報告「生物多様性と遺伝子組み換え生物について」、意見交換

●詳しくはチラシ(PDF版)をご覧ください→チラシ表チラシ裏

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※上記イベントへの参加は定員になり次第、お断りする場合もあります。予めご了承ください。