2010年11月14日日曜日

COP10報告会「生物多様性と先住民族」

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     COP10報告会「生物多様性と先住民族」
生物多様性条約名古屋会議(COP10)における先住民族の主張

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 2010年10月に名古屋市にて開催された生物多様性条約の第10回締約国会議(COP10)では白熱した議論が繰り広げられました。この名古屋会議では、遺伝資源へのアクセスと利益配分のルールを定めた「ABS名古屋議定書」や、生態系を保全するためのポスト2010年国際目標「愛知ターゲット」などが採択されました。議定書には、先住民族の伝統的知識も利益配分の対象にすることも盛り込まれました。また、先住民族・地域共同体の文化的知的遺産を尊敬するよう定めた倫理的行動規範も採択されました。

 COP10には、世界の7つの地域(アジア、太平洋、北米、中南米、アフリカ、ロシア、北極圏)から「生物多様性に関する国際先住民族フォーラム(IIFB)」の代表団が参加し、日本からはアイヌ民族や琉球・沖縄民族も参加しました。準備会議(10月15~17日)から本会議(10月18~29日)にかけて、180名ほどの先住民族が活発な議論、交渉、交流を行い、生物多様性保全のためのさまざまな取り決めの実施・評価にあたり、先住民族からの主張の重要性をアピールしました。

 名古屋会議では、特にIIFBの議論に立ち会うために有志による取材班が結成され、精力的な取材が行われました。先住民族の視点からみた生物多様性に関するホットな報告会を行います。奮ってご参加ください。



●日時:2010年11月26日(金)午後6時30分~8時30分

●会場:アイヌ文化交流センター
   東京都中央区八重洲2-4-13 アーバンスクエア八重洲3階
   東京駅八重洲南口より徒歩4分
   地図→ http://www.frpac.or.jp/prf/c_map.html

●報告者:青西靖夫、木村真希子、細川弘明(COP10先住民族ニュース取材班)

●資料代:500円
*予約不要。どなたでも参加できます。

■主催
先住民族の10年市民連絡会
明治学院大学国際平和研究所(PRIME)
COP10先住民族ニュース取材班

■連絡先
先住民族の10年市民連絡会 
Tel/Fax:03-5932-9515  
E-mail:postmaster@indy10.sakura.ne.jp

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