2009年2月23日月曜日

2009年2月12日、大豆畑トラスト運動全国交流集会REPORT

田中正治

東京・三軒茶屋のキャロットタワーでの今年の全国集会波、追い風というか熱気というか勢いを感じました。




各地の報告は会員が増えだしていたり、消費者の関心が強く、生産者も元気でした。
世界的な金融恐慌で生活・食の不安がじや~と人々をとらえている感じです。


天笠さんの講演で気になったのは二つ。
一つは、韓国種子企業6社が、外国多国籍企業によって買収されてしまったこと。
次は日本の種子会社の買収かもしれません。遺伝子組み換え野菜の開発かもしれない、とのことでした。


もう一つは、オバマ政権に関することで、オバマ政権のバイオテクノロジー担当は元オハイオ州知事で、遺伝子組み換え推進派だとのことでした。オバマ人気に浮かれていると、真実が見えないということになりかねませんよね。きっと。

新庄からは、高橋保広さん、今田多一さん、佐藤あい子さんが参加しました。

2009年2月21日土曜日

2009年2月14日 フードハート パーティーREPORT

田中正治

トージバネットワーク主催のFOOD HEART PARTYに新庄の高橋さんと参加しました。



定員45名のところに75名が参加。断わられた申し込みの方も何人かおられたとか。



特に若い女性の農と食に対する何か熱気のようなものがガンガン伝わってきて、参加した15人の農家の周りを取り囲み、エネルギーの塊があちこちに出来上がっていて、時代を感じさせられました。



大失業時代の予感、生活はどうなって行くのか、生き方を真剣に摸索する若いエネルギーに乾杯!


2009年2月10日火曜日

中国 国土の40%近くが水と土壌を喪失

農業情報研究所(WAPIC)
09.1.26

   新中国の歴史上で最も包括的な水・土壌喪失と生態系退化に関する3年間の調査により、中国の646の県(county)、中国国土面積の40%近い357万平方キロメートル(3億5700万ヘクタール)が重大な水と土壌の喪失を蒙っていることが明らかにされた。

 これらの県の82.04%は揚子江と黄河の谷にあり、200万平方キロメートル近くの状況は極めて深刻、緊急の対策が必要だ。農地が損壊、沈泥で河川湖沼が埋まり、生態系が退化する危険がある。


 調査は水資源部、中国科学院、中国技術院が共同で行った。

 China's 646 counties suffer heavy water and soil losses,xinhua.net,1.25
 http://news.xinhuanet.com/english/2009-01/25/content_10717026.htm

 


水・土壌を失った黄土高原荒野(山西省):China Daily紙より
http://www.chinadaily.com.cn/china/2009-01/25/content_7428593.htm